@入場してすぐ左にあるショップ
備考:「販売場所リスト」未掲載。ショップ内を撮影するには撮影申請をして許可を得る必要があるのが自衛隊式!
自動小銃を持つ人たちが隣にいる施設
【陸上自衛隊広報センター】は埼玉県を巡る旅で訪れたが、ギリギリ東京都である。ちなみに地理的には【西武園ゆうえんち】も東京と埼玉の境目にあるが、こちらは埼玉県である。
ここの特徴は何と言っても「自衛隊が運営している」という点にある。本物の自衛官が受け付けにいて、本物の自衛官が解説してくれる。みんなゴツい。なんなら怖い。
隣には朝霞駐屯地(あさかちゅうとんち)があり、自衛隊ナンバーのホンダ「オデッセイ」とかがどんどん入ってきてなんだか不思議な感覚となる。そして自動小銃を持った自衛官の検問を受けて、中に入っていく。何かにつけて、「うわっ! 本物だ‼︎」と思うこと請け合いである。本物の敬礼だ! 敬礼ってほんとにするんだ‼︎ と。
しかしながら基地内は撮影不可であったため、この感動をみなさんと共有できないのは真に残念である。ぜひその目で見に行っていただきたい。いやほんと、自動小銃持った人が式典以外で日本で歩いているところを見るのは新鮮であった。自動小銃持ちながら談笑してるんだよ⁉︎ すげーってならない?(伝わりにくい例を挙げる)
出入り口から入場すると、ヒヨコ隊員が出迎えてくれる。「ひよっこと掛けてるのかな?」と思ったのだが、受付の人が怖くてそんなことはとても訊けなかった。相手はなんたって自衛官である。ふざけたこと言ったら腕立てである(自衛官に対する偏見)。
中はそれほど広くはないが、自衛隊が運営しているだけあって、いろいろな物がなんだか生々しいのである。特に訓練映像が延々と流されていたのだが、ずーーっと見入ってしまった。サバゲーとは明らかに違うリアルさがそこにはあった。こんな爆発、スーパー戦隊モノでしか見たことないよというくらい何かと岩肌が爆発していた。これはマジですごかった(語彙力のなさ)。
その他の物も、いわゆる「博物館」等で見る物とは明らかに迫力が違うというか、真に迫るリアルさがあり、興奮しっぱなしであった。ただしたぶん女子には理解されにくい興奮なので、カップルで行く場合はその辺注意である(´∀`)ヤクソクダゾ
自衛隊と私
私の人生で自衛隊が深く関わったのは、実は高校時代である。部活の公式戦の相手が、自衛隊だったのである。事情はよく知らないのだが、その高校はいわゆる「通信制」の学校で、若くして(というか15歳で)自衛隊に入隊した人たちが高卒資格を得るために通う(所属する?)学校なのであった。
「通信制高校」という言葉にすっかり惑わされていた私のチームは、「どんな色白坊や達が来るんだ〜♪(´ε` )」などとすっかり油断ムード満載であった。が、試合当日、ムキムキの連中が目の前に現れて、早くも戦意を喪失した。なんか知らないけど、準備体操で筋トレをしていた。しかもその筋トレは「回数」ではなく、「時間」で行なっていた。「腕立て伏せ、5分!」とか言っていた。筋トレを回数ではなく時間で行う文化というのに初めて触れ、「時間でやるなよ、時間で」という普通のツッコミしかできないいと小さき己が悲しかった。何もかもが異次元であった。
試合の方はびびった割には善戦して、負けはしたが「ムキムキだけど、競技を専門的に練習しているわけではない」という感じが如実に出ていたので、気圧されずにやればもうちょっと頑張れたかもな〜とも思ったがそれは所詮負け犬の遠吠えであろう。それよりも15歳で自衛隊に入隊したというその志の高さ——「人間力の差」には大きな開きがあり、この点でも間違いなく負けていた。若くして国を守ろうという志はどのような人生を歩めば湧き出るものなのだろう。尊敬しかない。
記念メダル
ここは茶平工業公式HP「販売場所リスト」に未掲載の隠れ記念メダルスポットである。なぜ未掲載なのかは不明である(オークコーポレーションの一覧にも未掲載。刻印機がないからかもしれないが)。このように、茶平にもオークにも未掲載の場所は以前からわずかながらに存在し、なぜ未掲載なのかその理由は判然としない(【手塚治虫記念館】とか)。誰か訊いてきて(人任せ)。
ここのメダルはやはりなんといっても「戦車」であろう。「りっくん」と「あさかちゃん」は、どうでもいい。「戦車」である。なんと美しいことだろう。キャタピラの細部にいたるまで記念メダル上に再現したその金型職人の腕には感無量である。飛行機、鉄道、車、バイク等の乗り物系記念メダルの中で、私はこの戦車が最も好きだと断言する。
からの〜、戦車再び!
う〜ん、美しい。何が良いって語りつくせぬ魅力があるが、まず「ひとまるしき」というふりがなが実に無骨で良い。また、おもて面に漢字の使用も実は結構珍しい部類に入る。日本人は何かとむやみやたらに英語にしたがるものである。
からの、戦車! キャタピラの一つ一つに至るまで忠実に再現しており、職人のこだわりが表れている。神は細部に宿るのである。
昨今流行りの「背景に凝る」というオーク系のデザイナーメダルとは方向性の違った良さがこの一枚にはあると思うのである。図柄の構成としてはスマローオリジナルメダルとほぼ同じなのに、乗り物の魅力と、デザインした者の腕の差が如実に表れているといえよう。
重ねがさね、ちょっとやり直したいのよねー、メダルデザイン。
また、ここには割と珍しいキーホルダー一体型のメダルも売られている。このメダルを集めるかどうかは記念メダラー達の間で分かれるところだろうが、私は一応収集している。ちなみに私と同じタイプのコインアルバムを使用している場合は頑張れば収納できなくもない。
このタイプのメダルをみなさんがどうしているのか等、ちょっと気になるところである。このタイプも収集するとなると、広島県の【比治山神社】という難所が記念メダルスポットの一つとして浮上することになる。さあ、どうする⁉︎
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