【販売場所】
@入場してすぐのミュージアムショップ内(2019.8現在)
備考:受付のお姉さんにじっと見つめられる位置
所沢って埼玉県だったのねというレベルの人間が航空発祥の地へ行く話
自慢ではないが、私は地理が超が付くほど苦手である(本当に自慢じゃないという)。私の人生において「日本地図」をきちんと勉強をする機会が何故か皆無だったので、世界地図どころか日本の県の配置すらあやふやなまま生きてきた。そんなもんなので、県庁所在地などもってのほか、こまごました有名な地名も一体どこにあるのかわかっていない場合が多い。私の地理ダメぶりを表すエピソードを敢えて恥を晒すように披露すると、高校生のときに兄に「名古屋って、愛知に近い?」と質問したことがある。兄は「めちゃくちゃ近い」と返答した。そして、めちゃくちゃ近かった。それはもう。
記念メダルを収集するようになって一番学んでいることは、日本の地理であるといえる。ついこの間、九州記念メダル制覇の旅を敢行したのだが(2019年3月)、実は出発するまで、九州の県の並びをほとんど把握していなかったのはここだけの話である(そしてネットで世界へ発信)。大阪から【さんふらわあ】の南九州航路に乗船したわけだが、この航路が「大阪〜志布志」となっていて、「志布志ってどこ? っていうか、なんて読むの?」とずっと悶々としていた。実は重い腰を上げてグーグル様にお訊きしたのは、当日の朝、SAでマックを食べているときであった(何か不安になった)。この時初めて、九州の最南端は鹿児島県であることを知ったのであった。ちなみに「志布志」は「しぶし」と読みますよ! そのまんまだった!
このように、私は「記念メダルを購入するために実際に自分が行ってみて、初めて地理を知る」を繰り返し、30半ばを過ぎてようやく日本の全体像を把握し始めたのである。記念メダルがなければ、私はこの歳になっても熊本が九州最南端であると思っていたことだろう(←やばい)。熊本と宮崎が最南端で隣り合っていると思っていたことだろう(←やばい×2)。ビバ、記念メダル。
そんなわけなので、「所沢」と聞いても一体何県にあるのかさっぱりなのであった。つまり、この施設の名前は記念メダルの情報をそれとなく収集しながら過ごす中で知ってはいたのだが、何県にあるのかはさっぱり覚えられていなかったのである。絶対に茶平公式HPの「販売場所リスト」で何度も目にしたはずなのだが、さっぱり記憶になかった。というか、埼玉県がどのあたりに位置しているのかすら、実はこの日の最初に訪れた【忍野八海】で初めて知ったくらいである(実話)。詳細は省いてしまうが、実は関東遠征の初日は千葉県に行く予定であった。が、急遽【忍野八海】に立ち寄ることになったため、「ここから一番近い県はどこだ?」とグーグル様に日本地図を出していただいたら、「山梨の隣って、埼玉だったのね!」という目視による確認で埼玉行きを決定した次第である。
行ってみたら、所沢があったんですよ、はい。長い前置き終わり。
飛行機にあまり興味がなくて……夏
飛行機関連の記念メダルスポットは実は多い。恐らくクルマ関連よりも多いのではなかろうか。青森県【三沢航空科学館】石川県【航空プラザ】岐阜県【岐阜かかみがはら航空宇宙博物館】愛知県【あいち航空ミュージアム】等々。フェリー好きな方が実は記念メダルを結構所有しているように、飛行機好きな方ももしかしたら記念メダルをそれなりに所有しているかもしれない。
ただ、私、飛行機興味がないのよね……
鉄道もそうなのだが、基本的に乗り物関連はあまり食指が動くことがなく、ふ〜んと流していってしまうことが多い。彼氏の趣味に付き合って「○◯展」とかに連れてこられた女子の気持ちときっと同じである(そうなの?)。
飛行機好きな方にとっては「始まりの地」としてきっとすごく勉強になるんだろうな〜とまるで他人事のように思いながら、そそくさと見て回ったのであった。
記念メダルについて
写真うつりが悪くなってしまったが、金メダルと銀メダルがある(茶平公式HPには金メダルのみ掲載)。ここは恐らくメダル復活組の施設の一つで、販売終了リストにも名を連ねている(メダルも異なる)。
なかなか渋くて良いデザインだなぁ〜と感じる。「会式一号機」と銘打たれた旧式の飛行機の造形はかなり細かく、金型職人の腕がいかんなく発揮されている。これ、彫るの大変じゃね〜?
関東記念メダル巡り旅と題して後日東京の各所を回ることになるのだが、やはりキャラクターイベント限定のキャラものメダルを手に入れるよりも、こういった施設のこういったメダルを手に入れる方が喜びもひとしおだな〜としみじみ思うことになる。記念メダルの原点はやはり旅であり観光であるのかなぁ〜
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