神奈川県【横浜・八景島シーパラダイス】 記念メダル

八景島シーパラダイス 記念メダル ジンベエザメ
八景島シーパラダイス 記念メダル ベルーガ二匹
八景島シーパラダイス 記念メダル ベルーガ
八景島シーパラダイス 記念メダル ベルーガ
八景島シーパラダイス 記念メダル アザラシ
八景島シーパラダイス 記念メダル シー太

【販売場所①】
@ベイマーケットD棟1階「BIG WAVE」①
備考:同じ店に謎に販売機が2台ある。あとロゴがなぜかピンク。

【販売場所②】
@ベイマーケットD棟1階「BIG WAVE」②
備考:刻印機の下の台に入って遊ぼうとしたやんちゃ坊主いた模様

【販売場所③】
@センターハウス3階「AQUA BLUE」
備考:普通に水族館を回ればここでメダルと遭遇する確率が最も高いと思われ。出口から出てすぐにあるから。

【販売場所④】
@ベイマーケットC棟1階「FRESH LOOSE」
備考:ここで購入する人は八景島に来た目的が水族館ではなくバーベキューとかだと思う。

恋する遊び島とは?

なんかスパイなファミリーがいた

 私は元神奈川県民なので、かつては朝の時間にバンバンCMが流れていた【八景島シーパラダイス】のかつての栄光を知っている。そのCMを見て「わ〜、八景島シーパラダイス行ってみた〜い」と思ったことは一度としてないのだが、そのCMのフレーズや曲はウン十年年以上の時を経た今でも記憶の片隅にこびりついているので、テレビCMの効果や影響といったものはかくも根深いものであることよ。

「恋する遊び島 横浜・八景島シーパラダイス🎵」というフレーズをなんかすごく覚えていますわ

 そんなわけで昔はCMがバンバン流れていたこともあってこの水族館の存在は知ってはいたものの、記念メダルを収集し始めるまでついぞ訪れることはなかった。小学校や中学校の遠足の定番スポットではあったのだが、私は遠足にあんまり行かないタイプの幼少期だったので(後悔してるけど)、なんやかんやご縁がなかった次第である。

 ちなみに、記念メダルの刻印を見ると2015年に一度訪れていることになる。が、そのときはたぶん入場してない気がする。あまりにも記憶にないし、入場せずともメダルが購入できるし、何より入場料が超高いからだ。

 水族館といえども入館料3500円は頭ひとつ飛び抜けて高い。

「アクアミュージアム」ってのがいわゆる水族館で、他にも3つの施設に入れて「なんかお得〜」みたいな雰囲気を醸し出しているが、別にお得ではない。水族館として一つの施設として見なして良い内容だったし、なんなら行かなくても良いくらいのものだった。

【海遊館】(2700円。でも変動性なんだけどね)とか【名古屋港水族館】(2030円)とかメジャーな水族館と比べてもちょっと高いどころか遥かに高いので、先に結論を言ってしまうと水族館としてのレベルは「まあ普通」って感じなんだけど、この値段から算定する費用対効果としてはぶっちゃけかなり評価は低い。もうジンベイザメもいないし

そんな暴言を吐く私を冷たい眼差しで見つめるシーパラシー太氏

 この島には水族館の他にも遊園地やバーベキュー場やら「恋する遊び島」の名に相応しいレジャーがいろいろと用意されているのだが「この島で遊べる民は貴族か何かか?」と正直思った。水族館や遊園地として見た場合、実は飲食店も超充実していて確かに気合いの入ったデートには良いのかもねなどと思ったりもしたのだが、例えば4人家族のファミリーで来た際の金のかかり方には戦慄を覚えざるを得ない。しかし現実にはこの島にはそんなファミリー層がたくさん上陸していたので、実は自分が経済的には実は底辺層に生きているんだということをまざまざと見せつけられた思いであった。この不満は私が貧乏だから抱く卑屈さから湧き出ているのだ。

水族館に入場して遊園地で遊んでってどんだけ金持ってるねん(卑屈)
独り身は楽しめない屋内アミューズメント(卑屈の極み)
しかし島を訪れる民の多くはファミリーなのだった

 記念メダルコレクターとしては、まずは一にも二にも記念メダルであろう。この施設は、入館することなくメダルが購入できる上に販売場所が複数箇所あるので(いずれも入館不要)、全ての販売機を回ろうものならそれだけでもうお腹いっぱいになること請け合いである。何が言いたいのかというと、水族館に入場したことのある記念メダルコレクターというのは実は少ないのではなかろうか、という話である。入館料高いし(まだ言う)。

 しかし私は今回、入館した。それが結果的に「まあ入らんでもいいんじゃね?」という気持ちをますます呼び起こす内容になろうと、正直な感想を述べられるのは、きちんとお金を払って体験したものの特権である。

 というわけで、中へGO。

正直にいえば、ここで入ろうか入るまいかかなり迷いました。はい。

ジンベイザメ亡きいま

意外とどこの水族館でも見られるイワシトルネード

 先にも述べたが、水族館としての印象は「まあ、普通」って感じである。規模感とか、展示されている海洋生物の種類とか、全てがスタンダードというか、「普通( ・∇・)」という感想。ここ【八景島シーパラダイス】には、かつてはジンベエザメがいたのでそれがいわゆる”ウリ”であったのだが、いまはもういない。ジンベエザメの死亡と共に、記念メダルのラインナップからもジンベエザメメダルが消え去った。

2015年はまだご存命だった。ただここにジンベエザメがやってきたのも2010年頃の話で、元々のさらに元をたどれば、決してジンベエザメを”ウリ”にして営業してきたわけではない。
ジンベエさんがいた名残はこんなところに

 うーん……🤔

 なんとか良いところを挙げたいと思っているのだが、ほんとにこれといって特徴がないのよね、水族館としての。

 そりゃ私のように、水族館マニアでも海洋生物好きでもないのに全国津々浦々の水族館を巡っている人間というのはレアケースで”ズブの素人に他所の水族館と比較される”なんてことは実は稀な現象であろう。しかしそんな人間だからこそ思うのだが、なんの特徴もないというか「平凡」という二文字以外が浮かばない水族館というのも実は珍しい。良きにしろ悪きにしろ何かしら思うことが多い。が、この水族館に関しては「値段が高い以外の感想がない」というか、これといった悪いところが見当たらない分だけ値段の高さがますます気になるというかなんというか、はい。

ペンギン系は水族館にも動物園にもいるので、記念メダルコレクターは遭遇率が高い生き物である
タラバガニはカニではない、ヤドカリ類だ! という説明がなされてました。
シロクマダイブが見られるそうなんですが、この日は労働意欲がないご様子でした。
クラゲの良さが今もってわからんです
イワシって感じで書くと「魚」に「弱」なわけですが、よく考えてみるとすげーひでー命名ですよね
ペリカンはキリンも丸呑みしようとするらしい
↑参考資料
ウミガメは好き
出番が来たVIP
メダルの要素が詰まったフォトスポット

 まあ「普通」であることが悪いわけではないし、入館料が他と比べて割高であってもお客さんはたくさんいたということはみんなそれで納得しているわけなので、何も誰も一つも悪くないということである。

 記念メダルコレクターの戯言など、いちいち相手にしてはいけないのである。

せめてジンベエザメがいたらな〜

うみファーム

 3500円する入場券には、実は4つの施設名が書かれている。つまり、4つの施設の入場券でもあるわけだ。

 「3500円だけど、4つの施設を巡れるならなっとく〜」ってなるわけではない

 水族館以外別に行かなくても良いというか、最初に全部繋げて建造してくれたらよかっただけじゃな? と思ったので、3500円の元を取ろうと猛暑が身を焼き尽くす真夏日に汗でびしょびしょになりながら八景島を駆け巡った加齢臭するおっさんの記録をここに残す。

 最初は「うみファーム」である。

スパイなファミリーが汗一つかかずに遊んでおられた
湘南の海にはクラゲが出ます。水族館のクラゲが死んでもすぐに調達できます。

 「うみファーム」は、言うなれば”釣り堀”であった。入場しようとするとまず「釣りをするのか? しないのか? どっちなんだい⁉︎」という選択を迫られることになる。ここで「しない」と言うと、迷宮へと案内されることになる。文字通りの。

この道をゆけばどうなるものか
なぜ私は歩き、歩かされているのか
行き着いた先

いや、暑いからね今日⁉︎
(゚o゚;;

 これは一体何の時間だったんだろう……と限られた人生の中の大切な時間の意義を強制的に考えさせられる至高の迷宮——それが「うみファーム」。しかし、暑すぎて頭は働かない。

ふれあいラグーン

 触れるのは良いが、触れ合うのは嫌な動物の方が多い私である。動物に接触するなら、私が一方的に触れるだけが良い。犬と猫以外。

 そんな私が足を踏み入れた「ふれあいラグーン」なので、いかに動物たちから身を守るかを考えていた私を嘲笑うかのように、そこに生息する動物たちは、全然触れてきてはくれなかった。なんなら、触れることすら禁じられていた。

 「ふれあい」の意味を哲学的に思考する施設——それが「ふれあいラグーン」。

さわんじゃねえという注意書きのあるフクロウさん
目がイっちゃってるヤンキー
出入り口に鎮座していた巨大な亀
こっちに視線ください
イルカについてお姉さんが丁寧に解説してくれていた。ただここまで来るのに水族館から結構な距離があるのがネックで、解説の存在を聞かずに帰ってしまう人も多数いると思われ。

 いろいろな事情がきっとあるんだろうけれども、水族館とくっつけて造ってくれたら良かったんじゃない? などと思うなどした。ちなみに、他の施設もそうなのだが、この施設単体で入場することもできる(つまりこの施設のみの入場券が販売されている)。イルカの解説だけが聞きたくてしょうがな〜い! という方がもしいらっしゃれば、3500円も払う必要はないのでぜひご検討いただければ幸いである。

バブルの遺産のような外観をしたオフィシャルホテルが隣にあった

ドルフィンファンタジー

小魚が行き交う水槽

 イルカどこにおんねん? と思ったら、帰りがけに頭上を通って行った。

おったわ。

 なんでこれ、水族館とは別棟に造ったんですかね? 全然くっつけちゃって良かったんじゃないかな?

 この「ドルフィンファンタジー」で特筆すべきは、「じゃない方メダル」がコンプリートされている点である。茶平メダルは入場しなくても購入できるのに、ここのメダリーフとメダルタイパーは入場料を払わなくては購入できない仕様となっている。シーパラは「茶平<タイトー」である。

こんなにも綺麗に並べられているなんて

記念メダルについて

BIG WAVE①のラインナップ
BIG WAVE②のラインナップ
AQUA BLUEのラインナップ
FRESH LOOSEのラインナップ

 この水族館はメダル販売場所がめっちゃあるのにラインナップが全て同じという非常に変わったアイデンティティをお持ちである。しかもいずれも水族館への入館が不要なので、まるで「入館を早まるな!」という内なる警告を何度も受けているような気分となる(勘違い)。

 以下の4ヶ所(3店舗)どこへ行っても内容は同じなので、お好きなところへ行けば良いかと。水族館へ入館する正規ルートで辿るなら、水族館出口にある「AQUA BLUE」で遭遇できる(もしくは駐車場から来ると出迎えてくれるように鎮座している)。

電車ルートで来るとこの「BIG WAVE」が一番近い。が、水族館を巡る正規ルートだと遭遇しない可能性もある。
一つの店に同じラインナップの販売機が2台離れて並んでいるのは、実はめずらしいというか、たぶんこの店だけなのでは🤔
水族館出口で遭遇するお店。もしくは左に見える橋は駐車場に繋がっているので、車で来た記念メダルコレクターはここでメダル買ってそのまま引き返すパターンが多いと見た!
この店だけ、実は探し回ってようやく発見した。メダルだけが目的だとたどり着かない可能性が高いっす!

 実は他にもあったっぽい。昔はよう売れたんかね、ここの記念メダルも。

 青い箱を発見するだけでテンションがぶち上がる記念メダルジャンキーの人にとっては”発見する喜び”に満ち溢れた施設ではある。が、ただ言うてラインナップが全て同じなので、だから何だという徒労感もまた是レ在。

 この水族館がコレクターの間でプチ脚光を浴びたのは、記念メダルがしょぼくなって再販されたからである。こんなにもメダル販売機で溢れている当施設であるが、実はこのまま消えゆく運命にあるのでは……と危ぶまれていたほど、一時期は販売機の廃れ方がひどかった。まあ今だって結構雑な扱いな印象ではあるが。

 それが一転して復活の狼煙をコレクターたちに知らしめたのが、メダルの再製造であった。なぜ再製造されたと分かったのかというと、前述のとおりメダルがしょぼくなったことに気がついたコレクターがいたからである。

 よく気がついたな∑(゚Д゚) とコレクターの探究心にびっくりした次第。私そういうの、絶対気づかんわ。

そういえば「ベルーガなんておったっけ?」ってこのメダルを改めて見て今更思った。いたんでしょうけど。
「Beluga」部分は金型なので、ついでにベルーガ本体の縁取りも金型で表現すれば良かったのに、と思うのは素人考えなんでしょうかね?
シー太くんのしょぼさは目を見張るものがあるね!

 しょぼくなろうがリメイクだろうが、極論メダルに変化があればそれで良いのが記念メダルコレクター。

 おかげでもう一度シーパラまで足を運ぶ機会を提供していただけたので、私は満足である。

 これからも末長くメダルの販売を続けて欲しいものである。

中に入った奴がいたんか⁉︎
1993年って何して生きてたっけな
割と細く親切丁寧な刻印説明書

(過去記事)駐車禁止解除は大規模な駐車場

 私は地元が神奈川県なので、ここ「シーパラダイス」はなじみ深い場所である。中高生の割とお手軽な、それでいてちょっと冒険なデートスポットとして丁度よく、小中学校の遠足スポットしても定番である。

 しかしながら、私はこの島に上陸したのは、実はこのときが初めてであった。

 私は、遠足等の学校行事は「めんどくさい」となんて言っちゃって、めんどくさい理由で休むめんどくさい人間であったのである。また、中学時代はいわずもがな、高校時代も女子との楽しい接点などなきに等しいわびしい青春を送って学生生活をこじらせるこれまためんどくさい人間だったのである。ただ、遠くからこの島を見たことはある。それがどうした?

 そんなわけでこの島に初上陸したわけだが、休日ともなると凄まじい人の数、凄まじい車の数で、駐車場に入れる余地が全くなかった。周辺のコインパーキングも軒並み満車状態で、右往左往した結果、少し離れたところにある会社・工場地帯が「土曜・日曜・祝日は除く」と書かれた駐車禁止解除エリアだったので、そこに停めて歩いていった次第。停めたときは私のほかに全く停まっていなかったが、帰りには周辺道路が青空駐車の満車状態であった。恐るべし、大都会横浜。

 なぜこんなことをわざわざ書いたかというと、肝心の施設内のことがあまり記憶にないからである。とにかく人・人・人で、ロクにお魚さん達が見られなかった。私は「ベルーガ(シロイルカ)」と「ジンベイザメ」が大好きなので、これらがいる水族館は軒並み高評価なのだが(「海遊館」はクソだと思っているが)、ここは良いも悪いも「そんなのいたっけ?」というくらい印象にない。メダルの絵柄を見て「あー、いたっけ?」となったくらいである。

 「ズーラシア」もそうだが、大都会横浜げに恐るべし。

 こんな混んでいるところに記念メダルが置いてあるなんて、一体どうして販売機を設置したんでしょうね。




2 件のコメント

  • まさか同じ日に同じ場所に来ているとは思いませんでした。もしかしてニアミスしてたかもしれませんね。

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