邪道【上越新幹線開業記念】 記念メダル

上越新幹線開業 記念メダル
上越新幹線開業 記念メダル 外箱
上越新幹線開業 記念メダル ケース

上越新幹線に乗ってみて、初めて上越って新潟方面のことなんだなと知るアラフォーの男

 私には一生縁がないと考えていた【上越新幹線】——しかし、「渋川でイニDマンホールメダル発売!」という数奇な運命の巡り合わせにより、乗る機会が巡ってきた! まあ在来線でも全然行けないことはなかったのだが、せっかく開業記念メダルも所有していることなので、この機会に乗ってみることにしたのだった。というわけで、鉄道興味無い勢日本代表・非てっちゃんの私が全力でその魅力を伝えてみようと思う次第。

 まず顔がカッコイイ↑‼︎

 というか、【東海道新幹線】(N700系?)がダントツで古臭いだけかもしれない。もしくはただ単に私が乗り飽きている&見飽きているだけかもしれない。とにかくいろいろ新鮮であった。

「とき」って名前が、もう新鮮。新幹線には「こだま」か「のぞみ」か「ひかり」しかないと思ってました(実話)
なんかちょっとダサい色使いが逆に良い⁉︎

 「ぷらっとこだま」的な格安プラン等があったかもしれないのだが、何もわからないのでとりあえず東京駅の券売機で普通に指定席券を購入。このとき、なんかちょっと不安だったので「みどりの窓口」で対面販売で購入したいなぁ〜という想いが脳裏を駆け巡ったのだが、東京の人口密度の高さがみどりの窓口にも反映されていたため、慣れない券売機で購入することにした。これが悲劇を生んだ

券売機でわざわざ指定席を買ったのに、間違えて3列席の真ん中(B席)を敢えて購入してしまうという愚行を冒してしまいまして……
しかも両隣、しっかりゴツいお兄さん方が着座しておりました。そのため、後発のわたくし、責任とっておとなしく自由席に行きました(そして指定席券なんざ買う必要のないくらいガラガラだった)。

 慣れないことをすると人は失敗する——そんな当たり前の現実を改めて突きつけられた出来事であった。ただ単に記念メダル1枚分程度の金を無駄に払って自由席に座るパンダが1匹。

2列×3列の構成で安心するパンダ(【東北新幹線】は2×2でビビった)
どの席になってもコンセントが使えるのは【東海道新幹線】にはない良さよね!
私の魂のiPhoneSE3をタッチしても何も起こりませんでした。
車内雑誌に我らが【福井県立恐竜博物館】特集が!

 乗ってみた感想としては

まあ普通(*´∇`*)

 なのだが、そりゃそうだろうというツッコミはみなまで言われずとも己でいたします。

 ただやっぱり、所変われば雰囲気が違うというか、路線が変われば新幹線も違うといったところで、いつもと違うシートの色に、グリーン車でもないのに前網に雑誌が挟まれていること、さらには超当然ながら窓から見える景色の違いといったことなど、新鮮な刺激になんとなく前頭葉が刺激されていることを感じて、少しだけウキウキしている自分がいた。

 なんかちょっとずつ未経験の電車に乗るのが好きになりつつある自分に、男友達に囲まれて育ってきた恋なんて知らないヒロインがふとしたきっかけで幼馴染の男の子にドキドキし始める——そんなシチュエーションを重ねるのであった。なんだそりゃ。

大宮駅通過時「あっ! さいたまスーパーアリーナだ‼︎」と思った時には通り過ぎていた図。かつて記念メダルが販売されていました。

駅弁の是非

このボリューム感に胸を膨らませて見れば……

 私は「駅弁」という文化がはっきり言って嫌いであるのだが、新幹線にまつわる記事を書く時には車内で駅弁を食すると決めているので、ホームのお弁当屋さんで購入してきた。「あったか! アツアツ」の文言に惹かれ、乗車した駅も向かう駅も仙台とは縁もゆかりもないのに牛たん弁当をチョイス。それはすなわち、【東北新幹線】に乗ったときと同じ過ちを犯してしまったことを意味するのだった。

 私が駅弁が嫌いな理由は主に2つある——「冷たい」と「少ない」である。

 今回購入した牛たん弁当(1300円 高っ!)は、前者は「あったか! アツアツ!」の売り文句によりクリアしていることが宣言され、後者はこのボリューム感溢れる外装からきっとOKだろうと踏んでのチョイスであった。

 が。しかし。が、が、しかし。

 無知に無知を重ねる存在——そう私は、駅弁の洗礼たるものを甘く見ていたのであった。駅弁に、コンビニ弁当の常識は通じないのである。

「なんじゃこりゃっ⁉︎」と、マジでクソみたいな肉のスカスカ具合に素で超びっくりしました。
ただ気を取り直して、お弁当箱のボリュームから「タダでは終わらないぞ!」という意気込みを感じていたら……
セブンイレブンもびっくりな底上げ具合でございました。

 お弁当箱の底を陣取って嵩上げしていたのは、お弁当を温める装置である。写真にはまったく写らなかったのだが、火災報知器が鳴るんじゃないかと心配になるくらい猛烈な勢いで蒸気が発生した。

 別にこんな装置を仕込まなくてもレンジでチンすりゃ済む話じゃね? と正直思ったし、実際そうして欲しかった。そしてこの装置のコスト分をぜひ値引きして欲しい

 いや、「駅弁とはそういう物だ。文句言うなら買うな」という声が今にも聞こえてきそうである。が、敢えて言おう。

コスパ悪い

と。

 考え方によっては、コンビニ弁当が偉大すぎるだけとも言えるのかもしれない。同じ金額でコンビニのチキン南蛮弁当に500ml缶のハイボール2本と唐揚げくんまで買える計算ですからな……

新幹線恒例の「磔の刑」

(過去記事)もはや語ることはない私と上越新幹線との関係性

さよ〜なら〜

 上越新幹線の開業に関しては、【上越新幹線開業初乗り記念】という記事で既に私にとっての限界値に達するまで詳細を述べているので、もはや語ることは何もない。私は鉄道にはまったく興味がないので、本当にもう何もない。せめて上越新幹線に一度でも乗ったことがあれば、誰も興味がないであろうその辺の思い出を語ってお茶を濁すこともできただろうが、残念ながら乗る気も今後の予定もない(※乗りました!)。そもそも私の生活圏から新潟に行くのに新幹線を乗ること自体がまあないであろう。東北新幹線の方がまだ乗る可能性はある、という誰も興味がないであろう個人的事情を述べたところで、この項は終了である。ヤヴァイくらい何も言うことがない。

 ……なんて数年前に書いたのに、新幹線移動にすっかり魅了されてわざわざ上越新幹線に乗車する日がやってきたのだから、人生なんてわからないものですな( ´∀`)ウソツキ

「世界で初めて豪雪地帯を走る弾丸列車」とのことで(外箱の表記より)

 シベリア鉄道は豪雪地帯は走らないんすかね? シベリア超特急は。

「超特急」は弾丸ではないってことなんすかね? 『シベリア超特急』、観たことないのに話しておりますが。

 ちなみに、私が「豪雪地帯」「列車」と聞いて思い浮かぶのは『スノー・ピアサー』という映画である。

 まあそんなに大作というわけではないが、「世界の縮図」を表した列車内で繰り広げられるストーリーは暇な時に鑑賞する分には面白いですよ〜(褒めてるのか?)。

 まあ、私の鉄道に対する興味といったらこんなところのものです、という特に意味のない項目。まじで何も思い付かん!

記念メダルについて

 このメダルは、私が現在「茶平工業製記念メダル」として把握しているものの中で最大サイズである「45ミリ」メダルである。45ミリメダルは他に【歴代内閣総理大臣】メダル【ヨハネ・パウロⅡ世】メダル、【改元記念 平成】メダル等がある。メジャーとはいかないまでも、過去にはそれなりの種類が製造されたサイズなのではないかと予想される。

記念メダルのサイズ的序列
45ミリメダルのものさしとして使われる【ヨハネ・パウロⅡ世】。

 これは完全に余談となるが、個人的には実は35ミリというサイズのメダルも製造されていたのではないかと予想している。どうみても茶平メダルっぽい造りの35ミリメダルを数枚所有していて、茶平工業に2度目の訪問をしたとき、過去資料の中から重点的に探そうと思っていたのだが、興奮しすぎてその目的はどこかへ飛んでしまった。当初の目的を見失うのは凡人あるあるといえる(ダメさをもっともらしく語る図)。

 さて、上越新幹線系には、既に述べたように「初乗り記念」なるメダルも存在する。

 上越新幹線の開業にはいろいろと困難がともなったので、開業にまでこぎつけた喜びが記念メダルに表れているかのようである(適当な感想)。

 図柄的には野暮ったいというのが率直な感想である。なんやねん、この鳥。

 しかしこれもどれもが全てはそういう時代だったで片付けられる、便利な昭和終盤バブル前夜の時代観。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)