邪道【特別展 化石ハンター展】 記念メダル

【販売場所】
@東京会場
備考:大阪会場、名古屋会場(写真)と巡回したが、初手の東京会場でしかメダルは販売されなかった。。。ただオンラインショップが開設され、通販で入手可能ではあった。

メダルハンターとの親和性

 【化石ハンター展】は、2022年7月16日〜10月10日の期間に、我らが【国立科学博物館】(@TOKYO)の特別展として開催されたイベントである。その後、大阪、名古屋、新潟と巡回したのだが、いずれも記念メダルの販売はされず、記念メダラー的には東京展のみが価値ある会場となった。

 ちなみに私が足を運んだのは名古屋展なので、無味無臭の食べ物を食すような気持ちで会場内を歩いたのであった。メダルの有無のみがテンションを左右する呪縛にがんじがらめになっているのが記念メダラー。

 そんなわけでパンダが身に付けているメダルは、もちろん邪道な手段で入手した物となる。

”はちたま”のようなこの球体にも見飽きてきたぜ……
ちなみにここのプラネタリウムもちゃんと入場したことがありますが、意外と面白くないのよね……(座り心地のよいソファーだったので寝た)

 事前情報”化石”しか知らずに足を運んだのだが、どうやら「ロイ・チャップマン」という化石ハンターの軌跡を展示する特別展らしいということを知る。私は残念ながら化石とは特別縁深くは生きてこなかった。ただ、なんとなくそこにロマンを感じる気持ちはわかる気がする。宝探しはいつの時代にも人間のロマンである。糸井重里が徳川埋蔵金を探し求めて『MOTHER』の開発遅らせちゃうYO!

「我々はそれを、『素晴らしい穴』と呼んだ!」というナレーションに吹いた

 ロイ・チャップマン氏も、無事に化石を見つけられたから良かったものの、一歩間違えば糸井重里のように一生「無いものを探し続ける人」の代名詞としてネタにされ続ける人生を歩んでしまう危険性があった。

 それがロマンを求める人間が背負う業であることよ。

”生まれながらの探検家”ってのは、周囲の人間からしてみればロクでも無い奴だった可能性、是レ有

 「化石」と聞くと”ロマンの塊”であるとイメージする。我々は記念メダルハンターであるわけだが、基本的にはあるとわかってて現地に向かう。一方で化石ハンターは”あるかもしれない”という可能性に賭けて、隊列を組んで砂漠に向かう。マジ尊敬である

 「販売場所リスト」にない施設なんか行かないとか言っちゃってる我々とは、面構えが違うぜ……

日本人でもしたことがないような格好をするほど日本通なアンドリュー

 そんなわけで入場だ!

 入場すると、そこには様々な化石が並べられていた(当たり前すぎる解説)。

骨を見ても別に何も感じない人間で生まれてしまったことが悲しい
ひしゃげた姿が晒される人生とは
アンドリュゥウゥゥゥゥゥッゥ‼︎
頭のバランス悪くて可愛くない
あるいは恐竜用のベンザブロックSの化石かもしれない
なんで撮ったかもはや覚えていない一枚。たぶん義務感でとりあえず撮っておいたものと思われますな。

 人類が滅亡した後に異星人が地球に訪れるときが来たら、異星の特別展で人類の化石がこんな風に晒されるんだろうなぁと思うなどした。人類が既にやっていることなのだから、他の誰かにやられたとしても文句を言えない。因果応報なのである。

 その他、ちょっと気になった物たち。

なぜこんな挑発的な表情に復元してしまうのか
「アルガリ」という名前に惹かれて。ツノが渦になっていると悪魔的なものを感じてしまうね!
手足が長めのカピバラさん
骨盤に悪そうな寝転がり方
ラクダに生まれると、人間に重い荷物を積まれて砂漠中を歩きまわされるという過酷な人生が待っていることが決定済みだと思うと、辛いよね。
体に雪を擦り付けて遊んでいる子供、それを優しく見守るお母さん、お父さんは今にも襲いかかってきそう、みたいな解説が添えられてて「ほんとか?」と思った記憶
なんでこの写真を撮ったのかまったく覚えておりません。
私のハートにビビッとくるものがあったのかもしれません。恋かもしれません。

記念メダルについて

いつもの場所に販売機がない光景。悲しひ。

 前述のように、名古屋展には記念メダルの販売はなかった。ただまあ、このデザインだと販売したとしてもそんなに売れなかったんじゃね? とつい本気で思ってしまうので、東京で売り尽くしてあとはやめておくというのは英断だったかもしれない。【特別展 毒】とは違って。

このつまらぬ裏面デザインを見よ!

 【国立科学博物館】特別展の記念メダルといえば70%くらいの確率でオークコーポレーションが担当するので、デザインの期待度が自ずと高くなってしまうのが歴戦の記念メダラーたち。しかし今回のメダルはパッと見でオーク担当ではないことが見て取れてちょっと残念也。

 まあ極論、記念メダルであればデザインはどんなでも良いというのが記念メダラーたちの深層心理なのだが。

 何もデザインされていないメダルが通販で販売され、それがマニアたちによく売れる世界観なのだから。

これに似た物が茶平工業の公式通販で販売されております
これ、寝袋だそうで。お値段10万円也。
あばれる君は最近少し注目している。不老不死を会得したんじゃないかというくらい歳を取らない。




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