イベント【特別展 昆虫MANIAC】記念メダル

特別展 昆虫MANIAC記念メダル コガネムシ
特別展 昆虫MANIAC記念メダル コノハギス
特別展 昆虫MANIAC記念メダル オオナガトゲグモ

【販売場所】
@特別展出口直後のショップレジ横
備考:これ↑をマニアの間では「いつものところ」と呼ぶ。

クモは昆虫ではないのでは?

特別展の看板って、毎回映えるの何気にすごいよね!

 【特別展 昆虫MANIAC】は7月13日(土)〜10月14日(月)の期間に、我らが【国立科学博物館】(@東京)にて開催された特別展である。ちなみに2025年夏には大阪展が予定されているらしいので関西圏で行きそびれた方々は震えて眠れ……って大阪でもメダル販売があるかどうかは神と主催者のみが知る、ですが。

 最近では月1で神奈川の実家に帰省するようにしている、かつ、”ぷらっとこだま”の降車駅縛りがある関係で必然的に東京駅まで行くので、カハクの特別展はほぼ皆勤するようになった。東京駅で新幹線から降りJRでひと駅隣の上野まで行き、公園口から出て義務感に突き動かされるようにほぼ脳死で自動的に向かうようになっている。

このポスター前でパンダと記念撮影すると記念メダルスイッチが入るようになっている。

 私と”昆虫”の関係性を述べると、「幼少期はバッタやカブトムシを捕まえるのに何の抵抗もなかったのに、今では触るのさえリ〜ム〜」である。カブトムシやクワガタなんてかつては発見するだけでテンションMAXであったのに、今では私の中ではゴキちゃんと大して変わらない嫌悪感を抱いている。

 なぜ大人になると虫が苦手になるのか。節足動物の足ウネウネがダメになるのか。

 人はつまらないものを学び積み重ねながら大人になってゆき、そして虫も触れぬつまらない人間へと成れ果ててしまうのかもしれない。

 そんなことを考えながら入場した(嘘)。

この中の虫でさえ素手で触れるものは1匹たりとていません
みんな大好き”変態”。
『ポケモン』でピカチュウがライチュウになることを”進化”って呼んでるんだけど、一世代の中で姿形が変容しているのならそれは進化ではなくここにあるように”変態”なのではないかと高校生の頃からずっと思っている。そんな私はもちろんド変態。
擬態が真価を発揮せず人間に捕まってしまい亡骸を晒される運命となった虫ケラたち
せっかくここまで似せたんならあともうちょっとだけ似せたいよね〜と思わせる臨界点な擬態者たち

虫、苦手やわ
(´;ω;`)

 私の生存本能が、昆虫達を拒絶する。

こんなん目の前に現れたら絶対ムリ! だけど、現れる可能性は是レ在。
家の中で見たときほど心理的な嫌悪感が増すことと、ムシのことやなぜムシが苦手なのかを知ることは全然別のことだと思うんですがね。それでなぜ嫌悪感を少しだけ和らげることができるかもしれないという発想になるのか謎である。家の中で見る酔っ払いと、外で見る酔っ払いとであっても、家の中で見た方が心理的な嫌悪感は増すだろう。自分ごと度が増すのだから。

 なんかまあ、難しいね虫!

 ”擬態”とか”進化”とかそういう現象は面白いんだけど、いかんせん、虫が苦手なので、興味深い現象以前に、目の前にいる存在自体を受け入れることが難しい。

 大人になるとムシが苦手になる人は多いと思うが、それはイコール、世界の興味深い存在・現象に正面から向かい合うことができなくなるという悲しい現実をも意味しているのかもしれない。

ビックリするほどつまらないツッコミをするピョン吉
こういう歴史に名を残す発見をしてみたい

デカい模型

ハチ、キライ
野菜を育てるようになって、キャベツにはらぺこあおむしを産みつけてゆくモンシロチョウに殺意を抱くようになりました。
クモもキライなのだが、家の中に発生するクモは心理的に始末しにくい日本の伝統があるよね
たとえ綺麗な色に輝こうと、ムシはきらい
入り口付近に参集した5人衆
出口付近でお見送りをする5人衆

記念メダルについて

ラインナップ

 記念メダルは過去最高傑作クラスのデザインだ! 異論は認めないぜ。

 デザインはもちろんオークコーポレーションだ! たぶん!

これほどまでに美しいデザインをメダル上に表現できるのはオークコーポレーション以外に存在しない

 プリントと金型デザインをミックスさせて仕上げるセンスは、現状ではオークコーポレーションのメダルデザイナーしか有していないと言っても過言ではない。原価率が上がろうがデザインを優先させるその心意気からは職人魂をビンビンに感じる。デザイナーさんにはもっと表舞台に出てきて名を上げてほしいところである

 当ブログにて何度も主張してきたことであるが、一枚絵の一部分を円形に切り抜いてメダルに貼り付けたようなデザインよりも、初めから”記念メダルのデザイン”として興したメダルの方が美しいというのは絶対的にある事実である。以前よくあったパターンとしては、観光地の風景(お城の外観とか)を写真に撮って円形に切り抜いた描写を多少デフォルメして円形内に収める、みたいな感じである。また最近よくあるパターンとして、契約と権利でガチガチに固められたアニメキャラクター等の立ち絵などを組み合わせたり配置を弄ったりしてこれまた円形に切り抜いてメダルにプリントする、といった感じのやつである(マク◯ス⁉︎

 その点、オークコーポレーションデザインのメダルは、メダルは円形であるという特性を最大限に生かしたデザインが施されている。”円形を生かしたデザイン”と簡単に言ってしまっているが、これが実際にデザインしようと思うと非常に難しい。一枚絵を描いて◯を当てながら「どの辺を切り抜こうかな〜」とやってる方がよほど楽なのである。その煩わしさから逃げずに、記念メダルという存在と真摯に向かい合っているオークコーポレーションという存在はまことにビバである。デザイナーさんとお話ししてみたい。ひこにゃんの作者よりメダルにサインして欲しい。

このデザインセンスはもう誰も到達できない神の領域に達しているのかもしれない
メダルとは関係ないけど、ショップで販売されていたこの図録は超かっこいい。
いつの日かこういう製本で『記念メダル図鑑』を出版できたら、この収集活動から引退しようと思っております。
POPがしょぼいのが「ん? ほんとにオーク?」と一抹の疑念を抱かせるのだが……




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