イベント【地球のお宝集合! 博物マニア2025】 記念メダル

地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル ウシマンボウ和名15周年
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル ウシマンボウ
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル カクレマンボウ
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル ヤリマンボウ
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル マンボウ
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル クサビフグ
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル マンボウ稚魚
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル ヤリマンボウ稚魚
地球のお宝集合! 博物マニア 記念メダル クサビフグ稚魚

【販売場所】
@ブース25
備考:記念メダルコレクターは徐々にマンボウにも詳しくなっていきます。

我が青春の吹上

 【博物マニア2025】とは、2025年6月7日、8日の期間で名古屋の「吹上ホール」にて開催された科学関連に特化した即売会イベントである。門外漢すぎて”開催概要”読んでも全然わからなかったのだが、要するにコミケの科学版というか、頒布するものが同人誌ではなく科学関連グッズだよ! っていう理解でOKかしら🤔

↓いつまで生きているかはわからない公式HP

 私にとって、会場となった吹上ホールといえば”「昭和スポーツセンター」のお隣”である。昭和スポーツセンターといえば、私がフットサルの県リーグで戦っていたときのメイン会場となったりよく参加したエンジョイフットサルの会場となったりと、一時期はそれこそ毎週のように通っていた場所である。昭和スポーツセンターの駐車場は1回300円なんだけど収容台数が超限られていて、満車になったらお隣の吹上ホールに停めるしかなくなるんだけど30分ごとに200円加算の時間制になるという地獄が待っていた。そのため愛知県のフットサラー達が血眼になって開門前から昭和スポーツセンターの駐車場前に列をなすという現象が起こっていたのだった。逆にいうと、吹上ホールに行くために昭和スポーツセンターの駐車場に停めていた輩も絶対にいると思う。まあ今回は出張帰りに電車で行ったんだけどね〜

 あれだけ情熱と時間を注いで己を磨き、それこそ自分の青春の大半を捧げてきたサッカー・フットサルなのだが、今やまったくやりたいと思わなくなったのだから、人間の老いとは実に恐ろしい。適度な運動ならランニングだけでいい。怪我のリスクほぼゼロだし、何より、サッカー・フットサルだと会場に行くまでにクルマで小一時間は掛かるところを、ランニングだとその時間で家の近くを5、6キロ走ってきてシャワーまで終えられるコスパの良さである。

 私の人生、趣味に関してそういった「興味がなくなったらとことん興味ない」みたいなところがあって、大学時代はバイク屋でバイトするほどにバイクにのめり込み、一時期は給料の全てをバイク関連のことに注ぎ込むほどにのめり込んでいたのだが、今やバイクに乗りたくない。普通に考えて、危ないやん。コケたら死ぬやん。

 でも乗ったらたぶんヒャッハーな私になる。

 同じようにクルマにものめり込んで(そしてキャンピングカーだったためそれこそが記念メダル旅を始めるきっかけにもなったのだが)寝ても覚めてもクルマのカスタムやら車中泊やらにのめり込んでいたのだが、今や「人も荷物もたくさん載せられる安い軽のバンを新車で買って長く乗るのが最もコスパが良い」という考えのもと、ゴーンさんが国外逃亡した際に諸費用コミコミの100万円ポッキリ未使用車で投げ売りされていたエブリィのOEM車「日産クリッパーバン」にお安く乗り続ける日々である。かつては車載コンピュータを改造して鬼加速となったスポーツカーとかお決まりのドイツ車とかもマイカーとして所有し乗り回していた若かりし頃もありましたが、クルマ的な満足度ははっきり言って現在の軽バンが一番高いですな。人も荷物もたくさんのせられるのに税金は年5000円で軽専用の駐車スペースにも停められるというね! まあ隣に女の子を乗せるなら、大学生や20代前半までのサラリーマンならまだしも、それなりの歳になったらきちっとしたクルマの方が変なマイナス点にならないとは思いますが。職場の同僚があなたの仕事ぶりや人柄を見て好きになったパターン以外、社会人のおデートなら、女の子を迎えに行くクルマは思いのほか重要である。人は見かけで判断します。あなたが人を見かけで判断するのと同じように。

 残クレでレクサス買え。

いや、絶対買うな。

 そして何より、遠出をするなら新幹線や飛行機が一番良いという極論にも達してしまった。クルマの運転は、移動中に何もできないという時間のロスと人を轢き殺す可能性があるというリスクばかりを背負う行為でもあるという真理。

 何が言いたかったかというと、きっといつか、記念メダルに対してもそういう心境になる日が来るんだろうな〜ということである。自分の人生を振り返って鑑みると。いつかパタっと興味がなくなる日が来る気がしている。数々のレジェンド達が一線を退いていったのと同じように。

 なんかすっかり話が逸れましたが( ・∇・)

 そんな青春時代の悲喜交々を思い返している内に、地下鉄「吹上駅」から会場の吹上ホールへと到着。

 会場到着後、まずイベントを間違えた

どちらかといえばこちらの方が趣味嗜好には合うのだが

 まさか同一会場で二つのイベントが大々的に開催されているとは思わず、危うく日本酒でへべれけになって帰るところだった。人の流れの大半はこちらに向かっており、「今日じゃなかったか⁉︎ 来週だったか⁉︎」という焦りを抱きつつパニくりながらスマホを操作すること数分——まさか2階で開催されているとは思わなかったよ【博物マニア】。何事も下調べというものが必要であることよ。

 ちなみに、出張帰りの午後にふらっと寄ったので、パンダも何もかもを忘れた。なんなら帰りに寄ろうと思っていたことすら忘れていて、帰りの電車の中でギリ思い出した。出張、疲れた。社会人、お疲れ様俺様。

チケット売り場は会場の左端、入り口は会場の右端という特殊な設営だった。

 【文具マーケット】とか【アメイジング商店街】とか即売会系のイベントに行くたびに「自分は場違いな人間や〜( ;∀;)」とその場を支配する熱気に気圧されてしまう——ということがその2つの記事にきちんと書かれていて、全然変わっていない自分に驚いたというね。要するに苦手なんでしょうな、こういうイベント。

 昔はヴィレヴァン等で売っている”面白小物”がすごく好きで、かわいい〜と思ったものは躊躇なく買ってしまうタイプの可愛い小物大好きな女子力高めのおじさん(キモッ)だったのだが、今ではすっかり物を買うこと自体が基本的に嫌という真逆の体質にメタモフフォーゼしてしまった。すべて「こんまりメソッド」のせいである。彼女が私を変えたのだ!

↓私の人生を変えたといっても過言ではない一冊。しかしそんなこんまり先生も「第3子が生まれてから、片付けをすることを少し諦めた」という発言がアメリカで物議を醸したそうな。社会って怖い!

 最近ではもはや「記念メダルも実物いらないんじゃないか⁉︎ ブログのための画像データさえあれば……」という極論すら脳裏をチラチラと掠め始める末期症状なのだが、流石にその一線はまだ越えていない。ギリで

 実物のメダルを購入せずとも、販売機の見本メダルを接写して撮影してくれば記念メダルブログを執筆する上では正直コト足りるので「購入代金が掛からない上に、売切れかどうかにメンタルを左右されることもないじゃん! 物も増えないし! 名案過ぎねっ⁉︎」という想いを心の奥底に抱いていないこともないのだが、まだその一線は越えてはいない。ギリで

特に深い意味はございません。

 小物への物欲がない人間にとっては「いるだけで失礼」ともいえる会場内を、いるだけで失礼なヤツ(私)がぐるぐる回る。ブースの場所を下調べしてこなかった上に、楽天モバイルの電波がすこぶる悪く、 𝕏で確認しようにも全然ネットワークが繋がらない会場内。広くはないけど魔境すぎてどうしてよいかわからず右往左往する門外漢な私。アウェーの洗礼とはこのことか⁉︎

記念メダルを入手するまでは何にも目に入ってこないのよね……

 ぐるぐるぐるぐる回って、結局最後に辿り着いたエリアが目的地だったというあるあるを発動させながら、そこにウシマンボウ博士はいらっしゃったのであった。

掲載許可取得済み也

 ウシマンボウ博士は、ホームページでお見受けしたとおりのご尊顔であった(当たり前)。

 私は科学者的な人にとても興味があって、研究のこととか、経歴のこととか、お聞きしてみたいことはたくさんあったのだが、午前中の出張で力尽きていて話は全然弾まなかった。出張が非常に有意義なものであっただけに、当時の私は燃え尽き症候群に見舞われていた。語弊があることを承知でいえば、午前中の出張の内容で頭がいっぱいで、今はちょっと記念メダルとかどうでも良いみたいな思考回路であったかもしれない。

 せめてお昼ご飯を食べてから来れば良かったなぁと思いながらも、会場横にあったCoCo壱はすでに完売であった。食べられないとなると余計食べたくなるのが人類のSA・GA。

食べられないとなると「すげー食べたかったのに‼︎(´;Д;`)」と記憶が改竄されがちな人体の不思議

 早く行かないとメダル売り切れちゃうかも! という記念メダルコレクターが常に抱える”メダルを入手するまで落ち着いて行動できない症候群”もあったし。豊かな会話もCoCo壱のカレーも得られず、人生がままなら過ぎて草。

 また、記念メダルコレクターとして最も気になるところは、裏面が茶平仕様の廉価版プリントオリジナルメダルがどれほどの費用で製作できるのかという点であろう。せめてそこだけは聞きたかったところなのだが、科学イベントで科学者・研究者の方にご自身の研究以外のことを変な熱量で根掘り葉掘り聞くことはなんだか憚られたので、結局何も聞けなかった。

 結果、会話は何も弾まなかった

 これは修行をしなおした方がよいという神からの啓示であるかもしれない。私は楽しい会話をするには「共通の話題」を事前学習しておくのが最も手っ取り早いと考えているので、次はマンボウのことをもう少し勉強してからお話を聞きに行こうと思う。私はマンボウについて「赤マンボウは実はマンボウじゃない」というくらいしか知らない。

回転寿司のマグロは実は赤マンボウが使われているという都市伝説があるのだ

 ということで、なんとなく「話すことがない雰囲気」に包まれ若干気まずい様相を見せながらも、ブースの撮影をさせてもらう。

「はじめてのヤリマン本」とか超読んでみたいと思いながらも、こういうのって立ち読みして良いものなんですかね? っとためらわれ、何も手にできず。写真で振り返ると先頭の本は手にとって良かったったぽい雰囲気が。。。
ウシマンボウ博士が記念メダルを製作しなければウシマンボウという魚自体を一生知らなかった可能性大

 こんな硬派なコピー本を他に見たことはない。マンボウへの愛が溢れている。

 茶平工業製記念メダルも学術研究の対象になるような文化であったなら、あるいは私も似たような道を歩んでいたのかもしれない。ただ、現在の私の記念メダルに対するモチベーションから考えると、その道を選ばなくて本当に良かったと思うので、情熱の衰えを知らない人に尊敬の念を抱かずにはいられない。好きの情熱を保ち、しかもそれで食っていくというのは、運動部と文化部の違いはあれど、プロサッカー選手等と同等の凄みがある。私は結局、サッカーへの情熱もほぼ失ってしまったし、記念メダルへの想いも落ち着いてしまった。

 一つのことを同じ熱量でずっと好きでいられるというのには、才能が必要である。

これほしーなーと思ったのだが、もうエコバッグ持ってるしなーとなり、結局何も買えないこんまり信者

その他の気になったもの

栄えあるブースNo.1は「木製ミニチュア銃」の販売で「これは博物なのか?」と思うなどした。
三葉虫を3Dプリンターで印刷していて「そういう使い方があったか∑(゚Д゚)」と思うなどした。
左の司会のお姉さんが全然興味なさそうながらもちゃんと最初から最後までずっと発表者のことを見ているし話の区切りごとに頷いていて「これがプロの営業スマイルっ∑(゚Д゚)」などと思うなどした。

記念メダルについて

新作「牛乳瓶のフタ」ラインナップ

 このイベントにおける新作メダルは「牛乳瓶のフタ」がコンセプトであるらしい。確かに私が想像する牛乳瓶のフタの様相である。

 が。

 私のような中年でも、学校給食の牛乳はパックで出されていた。牛乳の瓶に縁ないどころか、そのフタになどお目にかかることはほぼほぼなかった。強いていえば日帰り温泉施設に行ったときにコーヒー牛乳が瓶で売られていたが、その時のフタはこのような”厚紙を圧で押し込めてフタをする”といった蓋ではなく、プラスチック製でプルタグのように簡単に開けられるお手軽な瓶であった。

 何が言いたいかというと、私は人生において”牛乳瓶のフタ”なるものの実物をこの目で見たことがないかもしれない、ということである。そもそも牛乳嫌いだし。

 そうなると、この牛乳瓶のフタメダルが、私にとっての初の牛乳瓶のフタ(みたいなもの)ということになる、のかもしれない。私にとっての初体験の相手である。そう思うと、実に感慨深い。牛乳を飲まなくても入手できるところが尚更良い

 私が購入したら、残りが1セットになった(ような気がする)

トレーの上が私が購入したメダル。ウシマンボウ博士の前に置かれているのが在庫のメダル。

 成魚セットと稚魚セットが等しく捌かれているところから考えると、お買い上げは全て「記念メダルに7000円一括で払っても良いと考える人種」すなわち記念メダルコレクターな気がする——が、もちろん真相はわからない。

 ちなみにウシマンボウ和名15周年なるメダルも販売されていた。確か【マンボウ祭り】的なイベントで販売されたもので、そのイベント時には2種類あったのだが、本イベントではそのうちの1種類が販売されていた。当然購入した。

もう1種もいつか再販するのかしら🤔

 そんなこんなで、出張帰りにフラッと寄ったイベントの割にメダルを大量購入した日となった。記念メダルを購入するのに7900円を費やしたことにすっかり何も感じなくなってしまった己が怖い

 合計で1万円以内に収まるなら、1枚あたりの価格がいくらだろうが何種類に渡ろうがコレクターは全部買ってくんじゃない? って気がしているので、最もコスパ良く利益を上げるなら、注文可能となる最低ロットの枚数で注文しつつ可能な限り種類を増やして(もちろんプリントメダルで)1種類あたりの生産枚数を抑え気味にしながら、記念メダルと見れば脳死で全種買っていくコレクターにまとめて売り捌いちゃうというのが吉な戦略な気がしている。種類を少なくして利益を早い段階で出すために1枚あたりの値段を上げながら在庫リスクを抱えるより、種類が多くても1枚あたりの値段を抑え気味にして複数種を売り抜ける戦略の方が1枚あたりのメダルの値段が安い分、仮に結果的に同じ支払い金額になるにしても印象良いし完売させられる(在庫を抱えるリスクが低くなる)可能性が高くなると踏んでいる。

 そういう意味で、非常に販売戦略に長けた生産&販売方法だな、と思ったりした。同時生産する種類を多くすればするほど、最低ロット内で生産しなければならない1種類あたりの枚数を少なくできるので「記念メダルと聞けばとりあえず全種買っていくコアな見込み客」の必要な見込み数も少なくすることができるという理屈になる。(1種類のメダルを100枚売るよりも、10種類のメダルを10枚ずつ売る方が、確実に全種まとめ買いしていく客が存在することを考えれば楽だよね、という話。前者は100人の客が必要だが、後者はコアな客が10人いれば済むので)。

 こういう点にも、研究者になれる人の地頭の良さを感じる次第である。

お品書き




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