

【販売場所】
@会場出口のグッズ売り場
備考:いつものところ❤️
何処かで失くしたあいつのアイツ

【古代DNA-日本人のきた道-】は、2025年3月15日〜6月15日の期間に【国立科学博物館】で開催された特別展である。ちなみに【名古屋市科学館】にも巡回されるのだが、記念メダルの販売もされるかは現時点(※25年6月)では不明。昨今では巡回先ではメダルの販売をしないことも多いので、もしかしたら無いかもね〜。
そんなことより。
「DNA」といえば、桂和正である。異論は認める。
↓マンガ版は10ヶ月で打ち切りになったのに、その後なぜか即TVアニメ化・OVA化・舞台化とメディアミックス展開がされた謎の作品 ↓アニメ版はアマプラで観られます。ちなみにOPは売れる前のL’Arc〜en〜Ciel、EDは売れる前のシャ乱Qなのだ!(でもED曲の『シングルベッド』はアニメとは関係なく大ヒットし、シャ乱Qブレイクのきっかけとなった)少年ジャンプ世代の私としては「DNA」という言葉を聞くだけでこのマンガが自動的に脳裏に浮かぶようになっている。わずか5巻完結ながら、そのエロエロ具合が心健やかな小学生少年たちの清き心を大いにかき乱したのだ。私がおしり派になった影響は桂和正のせいかもしれない。
そんな「これが俺たちのDNAだぁぁっ!」に思いを馳せているうちに、会場に到着。何度足を運んだかもはやわからない特別展の専用入り口——もはや上野駅から寝てても来られるのが記念メダルコレクター。

今回の特別展は、いつもに比べて客入りがおとなしい印象。時間帯別入場券制ではなかったが、展示がまともに見られる程度の混雑具合だった。人類はまだ個々の個体がDNAに興味をもつほど進化はしていないらしい。
内容としてはざっくり言うと「遺跡から出土した人骨からDNAを採取してヒトゲノムを解析し日本人のルーツを探る」である。つまり、現代の日本人がどこからやってきたのか系である。ひとくちに”大陸から渡ってきた”とは言うけれど、DNAを紐解けばもっと複雑な交配の様子が見られるので「いろんなところから来てね?」みたいな話である(ざっくり)。
客入りがそこまでだったおかげで、【国立科学博物館】の特別展としては実に久しぶりにじっくりと鑑賞することができた。が、いかんせん、私はあんまり好きじゃなかったね。って、なんかいつもこんなことを言っているような気もするので、もしかしたら私は特別展自体が好きじゃないのかもしれない( ´∀`)メイワクキャク
何がそんなにいまいちだったかといえば、やはり私は、基本的に死体を展示する系のイベントはダメなようである。


死体の展示ってどの時代の人まで許されるものなんですかね?
例えば極端な話、昨日死んだ人をこんな感じで展示することは絶対許されないと思うわけですよ、どんな有名人であろうとさすがに。では昭和の偉人等は? というと、やはりダメだと思うんですよね。たとえ東條英機とかでも。
では大正・明治の人は? というと、この辺から微妙になっていく。それこそかつてここ【国立科学博物館】の特別展では夏目漱石のホルマリン漬けの脳みそが展示されたのだが、この令和の時代に同じことをやって無批判でいけるかどうかはかなり怪しいところなのではないだろうか? だって、夏目漱石の脳みその展示だぜ?
江戸時代も幕末の頃になると写真技術があったり、近年では当時の写真をカラーに復元するコンピュータ技術が発達したりする中で、江戸末期もかなり近現代感が増してきているので、そろそろ怪しくなってきているんじゃないかと個人的には踏んでいるのだが、さてどうだろう。
要するに、家康の骨の展示は許されても慶喜の骨は許されないんじゃないかな、ということである。

時代が進むにつれて科学技術が進歩するのと並行するように、現代人に課せられる倫理観もまた厳しいものになっていっている。そのうちしゃれこうべやらミイラやらを”特別展”という名目で衆目に晒して金を得ること自体に批判が集まる時代がやってくるかもしれない。展示するかどうかは別として、研究自体はされ続けるとは思うが。
とりあえず私は、たとえ1000年後であろうが自分の家族が亡骸を掘り返されていろいろといじくり回されるのは嫌だなと思った——という、科学研究に対する冒涜的な意見を述べた話でございました。その方面の人たちから非難を受けそうな感想なのは百も承知である。豚が惨殺されるところは見たくないが豚しゃぶは大好物ですよというのと同じような話だね!
その他の展示(出土品系)



古来の日本には宇宙人が飛来した説とかに使われそう。







記念メダルについて

このイベントでのメダル販売は、開催当初はまったく話題にのぼっておらず、ふらっと訪れた記念メダルコレクターの横浜茶平会さんが発見した。余談だが、この発見の2時間くらい前に、【よう実】イベントでの刻印機の前でたまたま横浜茶平会さんとお会いしていたりする。発見の報が上がったのは私が【よう実】のメダルを回収してさっさと新幹線で帰ってしまったところだったので、改めて世の記念メダルコレクターたちの貪欲な気持ちに感心した次第である。こういう熱い気持ちをもった人たちがまだ見ぬ新メダルを発掘するのでしょう。
デザインとしては、おもて面は公式ポスターの左寄り(右側の男性顔を削除)といった感じで、思い出に残すにはわかりやすいが特に面白みのないデザインである。私はやはり、メダルの造形を考慮したメダル専用のデザインが好きだな!
一方裏面は、ロゴをあしらっただけのいつも通りなデザインといえばそうなのだが、なんか今回好きだわ。
文字だけではあるが、字体とか配置とか各大きさとか、その辺のバランスがすげーなー私にはできねーなーと思った次第。最近仕事で似たような文字ロゴを作ろうとしてうまくいかなかった経験があったので、改めてセンスと修練が必要な世界だなと実感した。私にはできん。
実は何気ないロゴ一つとっても「プロの仕事なんだな(*´ω`*)」とまざまざと見せつけられた。
ポスターに描かれたロゴはカラフルでその配色等のセンスもあるとは思うのだが、カラーを廃したメダル裏面で同じようなおしゃれさをほぼバランスと字体だけで実現しているところがすごい。「A」がいいね、「A」が!





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