愛知県【清州城】 記念メダル

 ここ愛知県は【清州城】は、典型的な「再建したものの、用途がない」という現代の城の特徴を余すことなく詰め込んだ鉄筋コンクリート製の城であった。用途としては「近所の公園」みたいなもので、定期的に地元の「朝市」が開かれていたり(楽市楽座!?)、お金のない高校生カップルが帰宅途中におしゃべりするために寄る程度の活用具合であった。中も、再建された鉄筋コンクリート製の城のいかにもな典型で、当時を再現したミニチュアやら武器・防具やらの展示で、事実上の博物館なのである。歴史がものすごく好きな人なら勉強になるかもしれないが、現存天守閣が残る城のように、歴史の情緒を体感するような楽しみは全くないところが、再建された鉄筋コンクリ―ト製の城の難しいところである。

 しかし、一昔前に三谷幸喜監督・脚本で『清州会議』という映画が公開され、それに棚ボタ人気をあやかり、一時的に来場者が増えた。実は記念メダルはその時期に作られたので、販売のタイミングとしては非常に賢いといえる。が、その人気も今は昔で、現在ではすっかり「記念メダルが売られるようなB級スポット」となってしまった。

 私は城は天守閣が現存しているところにしか興味がないので、このような城にはメダル購入のためだけに行くのだが、いつか「また行きたくなる鉄筋コンクリート製の城」に巡り合ってみたいものである。




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