@『北斗の拳』マンホールカード特設配布会場のお隣
備考:2日間限定で、通販でしか手に入らないマンホールメダルも現地で入手できる数少ないチャンスだったYO! 現地で入手→マンホール巡りという旅の王道パターンをすることが可能だった。
マンホールメダルが現地販売される——それは特別な日
※この記事では通販で購入できる【蓋ノ屋マンホールメダル 北斗の拳】に関して取り扱っていますが、私は実際には蓋ノ屋さんから現地で直接購入しており、そのときの模様および「北斗の拳マンホール」の実地調査に関して記事にしております。
私は独立行政法人IPAが主催する「情報処理技術者試験」という国家資格の試験を受験することをライフワークの一つとしているのだが、その年2回の試験日前日である令和3年10月9日に関する下記のツイートが突然TL上に現れた。
行かねばならぬ
( ・∇・)
試験前日に長野行きを強行したグタグダっとしたいきさつは【Cosmos Cafe】の記事に譲るとして、とにかく決して近くはない長野県の(私の居住地方面からすると)奥深くへとやってきました。それもこれも
蓋ノ屋さんにご挨拶するため
( ´ ▽ ` )
でございます。この千載一遇のチャンスを逃したら、あの日あの時、すれ違いに終わった我々の邂逅を取り戻すチャンスはもうないかもしれない——そんな想いに駆られ、日の出前の高速道路を(法定速度で)爆走した10月中旬の朝。
そんなこんなで真っ先にやってきた「佐久市下水道管理センター」。
こうして冒頭のマンホールカード配布場所&マンホールメダル販売場所へと到着した。もちろん正規ルートは「マンホールカード配布テント→マンホールメダル販売テント」である。しかし記念メダラーである私はマンホールメダル販売テント直行からの直帰である。カード配布の係の方々からしたら「あいつ、何者だ……( ゚д゚)アヤシイ」となったに違いない。
お会いして訊いてみたいことが実はたくさんあったのだが、「お客さん結構来るし∑(゚Д゚)」という「マンホールカードを貰う→隣のテントにやってくる→ビジネスチャンス‼︎」の流れをあまり堰き止めるわけにもいかず、後ろ髪を引かれるように退散させていただいた。私のような人間にも丁寧に話をしてくださり、またマンホールメダルにかける熱い想いも直にお聞きすることができて、「これだけでも佐久市まで来た甲斐があったなぁ……♪( ´▽`)」というお昼休みもウキウキウォッチングな気分で、次の目的地【Cosmos Cafe】へと向かったのであった——
毎度毎度書いてしまうが、このような機会がなければ長野県佐久市という場所に来ることは生涯なかったであろう。記念メダルとはまこと旅人たちの道標であることよ。
にわかマンホーラーとして
北斗の拳のデザインマンホールは「JR佐久平駅」の前に設置されている。北斗七星の形で配置されているわけだが、そもそも論としてよく北斗七星の形でマンホールが作られていたなという大前提がある。蓋を変えただけでしょうから。
地図には星に順番が設けられていたのでその順番通りに歩いてみようと思ったのだが、他にも撮影している人がいたので、結局は空いているマンホールから順番に回った。実は何気に、マンホールを撮影している人とかち合ったのはこれが初めての体験である。過去にも「長野県マンホール巡り」と「岡崎市 内藤ルネマンホール巡り」の2度ほどマンホール巡りをしているのだが、マンホーラーの方々と遭遇したことは実は一度もない。まあ記念メダラーの方と刻印機の前で遭遇することだって稀であるので、そんなものかもしれないが。つまり遭遇率を表すと「マンホーラー<記念メダラー<<<<<<<北斗の拳愛好家」ということになる。
そんなわけで、マンホールを巡る。ちなみに以下コメントは「実は『北斗の拳』は未読で全然知らない人間がテキトーに述べる戯れ言」として広い心で読んでいただけると幸いである( ´∀`)ニワカ
ラオウ
ケンシロウの宿敵・ラオウさんである。強そうである(驚くほど中身のないコメント)。
溢れ出すラスボス感はさすがの一言である。主人公を圧倒的な力でボコボコにするけれど、瀕死の主人公が放つ起死回生の最終奥義によってやられる未来がマンホールから溢れ出している。完全にテキトーに書いてますが、この方がやれるときはそんな感じであってますかね?
トキ
全然存じ上げないのにこんなことを申し上げるのは大変失礼ではありますが、登場した瞬間からいつか死ぬことが予見できるような見目であらせられる。重要な人物でありながらも、きっと主人公もしくはラスボスを諭しながら死んでゆくのではないでしょうか。もしくはラスボス撃破に後一歩まで迫るもラスボスの真の力によって粉砕される役回りとか。つまり、すごいんだけど色々あって死ぬ役回りであると予想するのだが、どうなのか。
いつか原作を読んで確認いたします。
ユリア
まったく存じ上げないにも関わらずこんなことを申し上げるのはまことに失礼かと存じますが、関わるとロクなことにならなそうな雰囲気がこれでもかと滲み出ている女性である( ´ ▽ ` )ヘンケン
いや、わたくし「薄幸の美少女」的なポジションの方がとても苦手なのである。大抵、周りの人間たちもその不幸に巻き込まれていくことになる。自己犠牲の精神で行動を起こす→その自己犠牲を阻止せんがために周囲(の男たち)が行動を起こす→結果みんな不幸になる、というのが王道パターンである。
いや、めっちゃハッピーエンドを迎えていたらごめんなさい。
サウザー
偉そうだ。
そして、実際偉いのだ。なぜなら「聖帝」だからだ!
こんな私でも見聞きしたことがある「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」という名言は、受け取り方次第では、某国が戦争をするときの態度と通じるものがあり、現代的な目線で見ると一国の王としてはいかがなものかという態度のように感じる。
という、浅はかな知識を披露して終了。
ケンシロウ
この方、ヌンチャクなんてお持ちでしたっけ?
「お前はもう、死んでいる」の名言で有名な主人公であらせられるケンシロウさんである。現在ではパチスロの方面でも大活躍であらせられる。
これだけ長年愛され続ける「男気キャラクター」も実は珍しいのではなかろうか。可愛い系のキャラなら多数存在するが。
女子ウケがほとんど望めないのにここまで長寿なキャラというのも稀有な存在である。
レイ
この方に関してはマジで何も知らないので、なんならケンシロウと間違えそうな風体だなという印象である。今のところ「服を着てる=レイ」「路上でおっぱい丸見え=ケンシロウ」というのが私の中の図式である。
ジャギ
この方は現在、主人公ケンシロウに続いてマンホールカードにもなっていて、なんでも原作者の武論尊氏がもっとも愛しているキャラクターであるとのことで佐久市の色々なところで売り込まれていた。確かに溢れ出す愛すべきザコキャラ感を、『北斗の拳』を何も知らない私であってもその風体から余すことなく感じ取れる非常にキャラが立った存在である。きっとしょうもない最期を迎えるのだと容易に想像されるが、そこにしびれるあこがれる〜である(適当な発言)。
なんの前提知識もない私がマンホールとなった7キャラクターを横に並べてみたとき、やはり一番心惹かれるのはこの「ジャギ」である。キャラ立ちが別格である。これほどまでに見るからに悪そうな格好をするお方には、きっと自らが悪人である自覚も十分に備わっていることだろう。
余談だが、「マンホール巡り」という行為は実は意外と移動距離が多く、想像したより結構大変であった(実際「長野県マンホール巡り」は1日で終わらなかった)。しかしこの「北斗の拳マンホール」は、その全てが駅前一箇所に集められているという点で、非常にお手軽な「巡り」となっており、マンホーラーの入門編として優れているといえる。
記念メダラーの皆様方におかれましては、現地販売がされているいま、ぜひ実際に足をお運びいただき、その目でマンホールの実物をご覧いただきたい所存でございます——とマンホール関連イベントに出演を控える現在マンホール寄りの発言をする私(令和3年10月現在)。
記念メダルについて
デザインに関しては、北斗の拳デザインマンホール自体がプリント処理されているものであるので、再現度でいったらほぼ100%である。実物マンホールをそのまま小さくしたものが、マンホールメダルである。
ただ、この北斗の拳シリーズにおいて懸念材料があるとすれば、「北斗の拳マンホールピンバッジ」と「北斗の拳マンホール缶バッジ」なるものが存在する点である。商品コンセプトがかなり被っている点は正直否めない。
ここはいっちょ「刻印機の設置」や「キーホルダーの販売」もして差別化を測りたいところであるが、それが容易ではないことはすでに【プラザ佐久】の記事内にて述べた。ただ最近の【ガンダムマンホールメダル】の大成功を目にすると、やはりライバルの存在は大きい気がしてならない。
ライバル不在の地へ降り立てば、「マンホール愛好家×キャラクター愛好家×記念メダル愛好家」の掛け算により、記念メダルが往年の売り上げを取り戻す。
人気作品のデザインマンホールで有名どころといえば、静岡の『ちびまる子ちゃん』、群馬の『頭文字D』、鳥取の『名探偵コナン』あたりが次なる狙いどころであろうか。この辺は版権問題がかなり難しいと思うのだが、『北斗の拳』、『ガンダム』という巨頭を攻略した蓋ノ屋さんの手腕に期待大である。
ガンダムの成功例のように、マンホールカードを貰いに来た人がその流れでメダルも購入できるような形が最も望ましいといえる。が、そこにはやはり現地販売への交渉という壁も存在する。ただ、この『北斗の拳』シリーズや『ガンダム』シリーズの前例を提げていけば、今後、観光案内所等での販売交渉もスムーズになるのではなかろうか——と素人が勝手に思い、勝手に願っている。蓋ノ屋さん、ぜひ頑張ってください( ´∀`)ガンバ
また当日は、実は長野県由来のマンホールメダルの販売も行われていた。
最近とみに思うのは、記念メダルはやはり現地で購入するのが楽しいということである。私は旅派かメダル派かと訊かれればかなりメダル派寄りなので、通販等で購入することにはまったく抵抗はない。が、それでもやはり、現地で購入することには格別の感動があるのは確かだ。
だからこのマンホールメダルシリーズが続々と現地販売され始めている最近の情勢は、実に喜ばしい限りである( ´ ▽ ` )サイコー
まず単純に、これだけ自力でこの世界を開拓していっているというところがすごい。蓋ノ屋さん。
今後も、このような広がるが見られることを願ってやまない。追う立場としては正直大変なのだが、それは嬉しい悲鳴である。
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