長野県【プラザ佐久】 記念メダル

【販売場所】
@「観光あんない処」カウンター
備考:1階の【Cosmos Cafe】にてシリーズの全種が販売されているものの中から、ケンシロウのみ販売(たぶん同じ絵柄のマンホールカードを配布しているから)。
※販売終了だけどすぐに1階へ直行すれば大丈夫だ!

↓こちらからも購入できますYO!

地ビールかプレモルか

観光地に行くたびに「地ビール飲みたい……(;ω;)」と思うのに飲めない車中泊旅

 【プラザ佐久】は「JR佐久平駅」に隣接する駅ビル的施設である。細かいことは抜きにして「プラザ佐久=佐久平駅」と認識していただいて問題ない。

全然関係ありませんが、「佐久平駅」という名称を決める際に、佐久市と小諸市で揉めまくったらしいですな。佐久市が「佐久駅」、小諸市が「小諸佐久駅」を主張して全くの平行線だったため、当時の県知事が、小諸地域も含まれる佐久盆地の愛称である「佐久平」とする提案を行い決着したらしい。で、この戦いは「佐久小諸JCT」の名称を決める際に引き継がれたとのことで、人はなぜ争わねば生きていけないのかを考えさせる事例であるといえる(いえるか?)

 「佐久平駅」は北陸新幹線停車駅なので、新幹線でやってきた(または帰る)観光客をターゲットにした信州ゆかりのお土産商品が色々とラインナップされていた。イメージとしては【上高地食堂】のラインナップとかなり被る感じであった。良い意味で(良い意味とは?)。

お土産屋さんに置きがちなもの「地酒」。
酒の味の違いがわかる人間であったなら、きっとメダル並みにテンションが上がったに違いない。
「安養寺」というお寺で作られた安養寺味噌というものがあって、その味噌を使って作られた味噌ラーメンが「安養寺ラーメン」というご当地ラーメンだそうです。この後、1階の【Cosmos Cafe】でいただきました。

 ここのウリ、というか長野県のウリは軽井沢の存在自体なところがあるのか、やたらと軽井沢の地ビールを全面に押し出していた。そしてそれは、とても美味そうであった。1階の【Cosmos Cafe】でも飲めるのだが、残念ながらクルマであるため、私には飲むことができない。しかしせっかくなので、お土産として買って帰ることにした。お渡しする相手は、以前【志摩スペイン村】のメダルをお土産に買ってきてくれた酒豪の同僚である。

まさかパンダのケツに敷かれたビールであるとはつゆほども思うまい( ´ ▽ ` )クククッ

 ビールという存在を語る上で常に最大の壁となるのが、「プレミアムモルツ」の存在である。

 つまり

プレモルより上か、否か

 で、全てのビールは語られるのである。

 しかもこの話における「上」とか「下」とかは、単純に味だけの話ではなく、100円単位の値段を細かく気にする我々庶民にとしては「値段等も含めた総合的な戦闘力」という感覚で語られることが多い。そうなると、大規模販売網に乗る王者「プレモル」を相手にするには、圧倒的なまでの美味しさを有していないと勝負にならないことになる。

 この圧倒的なまでに分の悪い勝負を攻略する鍵が、「観光地における現地での飲食」である。つまり、このシチュエーションにおいては「【Cosmos Cafe】内にて飲めば最高に楽しめる」ということになる。居酒屋で飲む生中ジョッキは、イオンで購入するプレモルより圧倒的に高額であるにも関わらず、家で飲む缶のプレモルより美味しい——これは理屈を超越した誰もが否定できぬ一つの真理であるといえる。それのバージョンアップ版が「観光地で飲むご当地地ビール」なのである。ご当地メニューと一緒に飲む地ビールこそ至高の存在である。

 しかしながら、たとえ同一のビールであっても家で飲んでしまうと「プレモルより高かったからなぁ……」「プレモルより100円も高い割にはなぁ……」という思いが脳裏の片隅によぎりがちとなる(めんどくさい人間)。なんならプレモルを飲み直してしまうことすらある。それほどまでに、プレモルとは罪深き存在なのである。

 無駄に長くなってしまったが、何が言いたいかというと、これを打開する一つの妙案が「お土産の地ビール」という存在なのである。お土産でもらった物は値段を気にしない——つまり、純粋に味を楽しめる。地ビールでいえば、プレモルとの味の違いを楽しめるということだ。

 この瞬間、人間は「あっちも良いけど、こっちも違ってみんな良いね( ´ ▽ ` )」と心の底から思える、人類皆友達精神を持てるようになる。人との違いを認め合うには、それ相応のシチュエーションが必要なのである。人間とはかくも面倒な生き物であることよ。

 まとめると、「地ビールを飲むなら現地で、家で飲むならお土産で」というのが私が日本中を旅してきて得た一つの結論である。なお言うまでもなく、圧倒的なまでに個人の見解である。異論は認める。

 以下、【プラザ佐久】で気になったものあれこれ

オクロックな時間になると妖精さんがたくさん出現する時計がありました。
イッツアスモールワールドもそうだけど、なんで顔怖いんですかね?
新幹線の顔ハメってそこから顔出すの? ていうか、新幹線の顔ハメってなんやねん
第二の故郷というのは、それは実質的には故郷とは言えないのではないか——そんな無粋な哲学をしてしまった特大パネル
口の中の金太郎みたいな人は一体どういう状況なんでしょうかね?
岐阜羽島駅とか三河安城駅とかの近くに住んでいる人も似たようなことをウリにしておりましたな
それは長所でもあり、短所でもあるかもしれない
笑顔にもいろいろな笑顔があることを大人になると思い知らされることになるのです。そう、泣きながら笑っている人がいることも——

コワーキングスペース全振り駅

 【プラザ佐久】自体は、一階に【Cosmos Cafe】、2階に「観光あんない処」とお土産屋さん、そしてコワーキングスペースを連ねる複合施設である。

 大事なことなのでもう一度言うが、

コワーキングスペース

がある。まさかの都会クオリティ∑(゚Д゚)

 しかもこのコワーキングスペース、なんと無料なのであった。神の聖域がそこにあった。

何このステキ空間⁉︎
学習/仕事/休憩 ご自由に使っていいんですか⁉︎ Σ(゚д゚lll)ゼイタク
特に意味もなく窓の向こうからこんにちはʕ•ᴥ•ʔ
ということで、ありがたく勉強させていただきました

めっちゃ集中できたね( ´ ▽ ` )

 なぜ人は、家ではない場所だと勉強に集中できるのか。

 実はここ、1階の【Cosmos Cafe】に行く前に立ち寄った場所であったため(まだオープンしてなかった)、「コスモスカフェで勉強しなくてもここで勉強すりゃ良くね……?」とちょっと思ってしまった。それくらい居心地の良い勉強空間でございました。

 しかし私はブロガーの端くれ。「何かしないと、記事にならない」という業を背負っているため、ラーメン大盛りを頼んで勉強したのはまた別の話である。

 詳しくは【Cosmos Cafe】の記事内に譲るが、この日は「情報処理安全確保支援士試験」の受験日前日であったため、とにかく勉強をしなければならなかった私がここ「佐久平駅」に導かれたのは、どう考えても神のお導きであるとしか思えない。私の中ではすっかり「佐久平駅=勉強スポット」という図式が出来上がり、ひいては、佐久市の皆様は勉強熱心な方々なのではないかという一方的な偏見すら抱いている(迷惑な話)。

 話が長くなるようだが、この【プラザ佐久】がコワーキングスペースに全振りしている様相は、実はこれだけではないのである。なんともう一箇所コワーキングスペースがある。

「行き交い模索するコワーキング」という、素敵っぽいけど「あれっ? もしかしてこの空間をどうやって活用したらいいのか駅の人も模索しちゃってるの?」とちょっとドキドキする標語
実は看板の向こうに受験勉強に勤しむ女子高生がいて「ぜってーこの子より長い時間勉強してやる\\\٩(๑`^´๑)۶////」と思ったんだけど余裕で敗北しました。

 そんなこんなで、「コーワキングスペース①で1時間」+「【CosmosCafe】で1時間」+「コワーキングスペース②で1時間」=合計3時間ほど、この【プラザ佐久】で勉強させていただいた。県外から来た人間の滞在時間としては過去最大なのではないだろうか(当社比)。ここまで【プラザ佐久】を味わい尽くした観光客は他におるまい。

 このようにして、「人に語れるほどの勉強量ではないけれど、試験前日に旅行してしまったという後ろめたさをかき消すくらいには勉強した」という事実を作り上げたことにより、翌日の試験は少なくてもメンタル面ではバッチリ整えられて臨むことができた次第である。あとは、この日この時の思い出が、試験の結果によって悪いものへと変貌しないことを祈るばかりである。アーメン。

記念メダルについて

マンホールカードの配布も行われております。一時マンホーラー達の行列ができておりました。

 メダルのデザイン等については【蓋ノ屋 マンホールメダル 北斗の拳】の記事で詳しく言及することにして、ここでは販売情報を中心に記すことにする。

 といっても既に述べた通り、ここは北斗の拳マンホールメダルの中でも「ケンシロウ」メダルしか販売されていないので、記念メダラーとしては【Cosmos Cafe】に在庫があるうちはそちらで全種類から購入するのが良いものと思われる。ここでの販売のターゲットはあくまで北斗の拳マンホールの実物を見に来た観光客や、北斗の拳グッズを収集するそちら側のマニアな方々ではなかろうか。

 記念メダラーとして余計な不安を抱いてしまうのは、デカデカとアピールされた「デザインマンホールピンバッジ」の存在である。ポスターにされちゃったら、まったく違いがわからないのよね、同じ円形で同じマンホールがモチーフなだけに……

 そして何より、「ピンバッジ」という身に付けるのに非常にお手軽なアイテムであることは、ライトユーザー達にとってはかなり手に取りやすいアイテムであるといえる。差別化を図るためにも、ここでこそ「刻印機」や「キーホルダー」の存在が欲しかったところである。できればこの二つはセットで欲しいところであり、やはり記念メダルマニアでない方々にとっては、「刻印する」「キーホルダーにする」という点は結構重要なんじゃないかな〜と個人的には考える次第である。「思い出を身に付ける」という点において——

 なぜなら、もし集めていないなら「記念メダルなんて買って、どうするの?」と私自身ちょっと思ってしまうもの……

 まあ、「見かけたらちょこちょこ買っている」というライトな収集層もTwitterを見る限りはそれなりにいるのだが。ただそうした層の方々は、最低でも現場に「販売機」か「刻印機」の存在がなければ、メダルが販売されているそのこと自体に気がつかない確率が高いわけで。

 難しい。「刻印機」の設置が無料ではないだけに実に悩ましい問題であるといえる。メダルを売り上げることを考えると、個人的にはどうしても「刻印機」だけでも設置して欲しいところなのだが(刻印派だし)、しかしそのリース代を施設側に負担させるとなるとメダルの販売を請け負ってもらうこと自体が難しくなるだろうし、、、

 折衷案としては、せめてキーホルダーの販売もすることかなぁ……わからん( ;∀;)

 商売とは、実に難しいものである。




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