【販売場所】
@佐久平駅1階 Cosmos Cafe内レジ横
備考:スタバと同じでレジで商品を注文してから席に着くセルフ方式なので、カフェメニューを何も注文しなくてもメダルのみの購入可能。でもまったり空間なのでここでゆっくりご当地飯を食べていこう!
カフェ大好きおじさんが通りますよっと
【Cosmos Cafe】は、新幹線停車駅である「JR佐久平駅」に併設される【プラザ佐久】内1階にあるカフェである。ごちゃごちゃっと説明してしまったが、要するに佐久平駅1階にあると考えていただければOKだYO!
鉄道成分が皆無の私は、「佐久平駅」などという駅がこの世に存在することすら知らなかった。佐久平といえば「かつてメダル販売場所に【佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」】(リンク先は茶平工業公式HP)という施設があったな〜」という常人にはおよそそちらの方が知る由もない情報が脳裏に浮かぶくらいであった。鉄道成分が全くない人間にとって、北陸新幹線はおよそ外宇宙に等しき未知の領域である。
そんなある日、下記のツイートが突如出現した。
行かねばならぬ( ̄^ ̄)ゞ
蓋ノ屋さんが【マンホールメダル 北斗の拳】シリーズを発売することは関連ツイートからなんとなく察せられていたものの、現地販売されると聞いて、急遽現地へ赴くことにした次第である。しかし、時は通算4ヶ月くらいかけて勉強してきた「情報処理安全確保支援士試験」の受験日前日というこの世界にはやりたいことが多すぎて困るよねʅ(◞‿◟)ʃヤレヤレ という日であった。「試験日前日だから」ということを理由に、この日に舞い込みそうだったあらゆる予定を断ってきたにも関わらず、「お前長野まで行くんかい」というツッコミを私ですら入れるところであったのだが、ここで神の思し召しが私の脳裏に降り注いだのであった。
長野で勉強すればいいじゃん
そう——私は過去、カフェ好きな女性と懇意になった経験を通してすっかりカフェ大好きおじさん(a.k.a 男は元カノの成分でできている)へとメタモルフォーゼを済ませた「カフェで勉強している俺スゲー」人間なのである(実際家で勉強するより捗るのだからしょうがない)。この日、この時に、カフェでメダルが販売されているというのは、神が私に「ここで勉強しなさい」と告げているのに等しい。そう都合の良い脳内解釈をして長居する気満々で向かったのであった。カフェなら【スカイツリー】の3倍以上の時間を滞在できる自信がある(迷惑)。
と、これだけどうでも良いことで騒いでおりますが、メダルを実際に購入したのは急遽出店が決まった蓋ノ屋さん直販のブースであって、ここではなかったというね。。。
この【コスモスカフェ】は、カフェでありながらも、新幹線停車駅の喫茶を一手に担うお店でもあるので、コーヒーや紅茶だけではなく、飲食メニューが充実している。特に地ビール類やご当地B級グルメ的なメニューは、新幹線客の需要を巧みに突く絶妙なラインナップであった。
そんなわけで、朝食を抜いて食した安養寺ラーメンとパウンドケーキの美味しさに涙をし、一杯の紅茶で1時間勉強し、その他もろもろ1時間近くPCを弄ってからお暇した。
忌憚なき言葉で言えば何の変哲もないカフェといえばそれまでで、むしろ駅建物とお店とを隔てる壁もなくパーパーの様相なのだが、試験前日に最後の追い込み勉強をするには非常に適した環境であった。
それというのも、新幹線駅ということもあってか、幸か不幸か人の往来がそれほど多くなく、客層も高校生以下はまずいないみたいな駅であったからだ(ただその後さらに勉強した【プラザ佐久】のコワーキングスペースでは、私より長時間、女子高生が勉強していた)。在来線も入っているのだが、たぶんその利用客はこちらの「プラザ佐久」側にはあまり来ないものと推測される。
つまり、佐久平駅は「大人な駅」なのである。時が199X年になり世界が核の炎に包まれた暁には、この地が世界の中心となることであろう。
例えば、「勉強する」という明確な目的をもってここに訪れていなければ、ただの何の変哲もないカフェとして、あるいはただメダルだけを購入して過ぎ去ってしまうだけの場所だったかもしれない。ただ運命はいたずらにも資格試験の前日に私をここに導き、奇しくもこの空間を味わい尽くすシチュエーションを与え給うた。しかも、この記事はその資格試験終了後に執筆しているのだが、その感触ときたら「これ絶対受かっただろ( ´ ▽ ` )」という、漫画でいえばこのセリフから2コマ先くらいで早速落ちるキャラの心情を抱かせるほどの手応えがあったので、「試験の感触が良い→試験自体が良い思い出→試験勉強自体がもはや良い思い出→勉強を重ねてきた数々の場所が思い出のあの場所」という思考回路を辿り、私の中では【コスモスカフェ】は完全に素敵なカフェランキングに名を連ねるほどになった次第である。びっくりするほど個人的な感情である。人間とは自分の都合で自分の生きる世界を形作る生き物なのである(勝手に人類を巻き込む解釈)。
ただ一つ懸念事項があるとすれば、これだけ言っておいて試験の結果如何によって今抱くこのほとばしるほどのプラスの感情があっという間に悪しきものに下落してしまう危険性を帯びているという点である。もちろんその場合に【コスモスカフェ】には一切の責任はないことは言うまでもない。
美しい思い出が、美しい思い出のままであることを願うばかりである。無論どうなろうと全て私の責任だが、それであっても思い出が色褪せてしまう危険性を私は排除することができないのであった。
記念メダルについて
記念メダルのデザイン等については【蓋ノ屋 北斗の拳マンホールメダル】の記事で言及することとする。この記事では主に私が体験した怪奇現象についてお伝えしたい。
上の写真を見ていただきたい。記事冒頭でお示ししているメダル陳列風景とは一切異なる光景ではないだろうか。
私が入店した時には、写真のように在庫の全てを陳列していると思われる配置であった。
しかしながら、私がラーメンをハフハフしながら食べた後に後ろを振り返ると……
より洗練されたレイアウトとなっていたのであった。
久しぶりのラーメンに男子中学生が川原で拾ったエロ本に夢中になるがごとく集中していたためか、背後で行われたであろうこのような作業に微塵も気が付かなかった次第である。世が戦国時代であったなら私の背中は間違いなく切られていた。銃刀法が整備された現代社会に生まれてきて良かった。
そんなわけで【北斗の拳 マンホールメダル】は2021年10月現在、「北斗の拳マンホール」が設置されているJR佐久平駅内【コスモスカフェ】にて店舗販売されているので、現地購入派の皆様はぜひ足をお運びください。
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