【販売場所】
@フロント
備考:受付の人に「記念メダルが欲すぃ〜ですぅ」と告げると出してくれる。キーホルダー付きかケース付きかを選べる。
風呂×メダル=至高の存在
最高過ぎて罪‼︎♪( ´θ`)ノ
ということを以下の文章ではお風呂のお湯よりも熱く! サウナのロウリュウよりも熱風で‼︎ お伝えしていく所存なので、地球温暖化の原因の一つが松岡修造だと思っている方は読まない方が良いかもしれない(何やそれ?)。
私はフェリーにはお風呂に入るために乗る、というくらいの、三度の飯より風呂好きである。お風呂はのぼせるために入るのだ。
そんな私に朗報が届いたのが2022年7月、記念メダル界を独自路線で拡張し続ける記念メダル界の異端児「蓋ノ屋」さんが、なんと長野県伊那市の日帰り温泉施設にマンホールメダルを常設したというのである。マンホールメダルの中でも通販ナッシングの現地販売勢なので、俄然行く気が湯水の如く湧き上がる。温泉だけに(寒っ! うわってくらい寒っ‼︎)
私は記念メダル巡りが大好きで、記念メダルがなければ訪れることもなかったであろう数々の施設を訪ね歩くことも大好きなわけだが、目的地自体に大きな期待を抱きワクワクMAXでその施設に向かうことは実は珍しいかもしれない。パッと思い浮かぶのは【太平洋フェリー】くらいである(ちゃんと考えればもっとあると思うけど)。
しかし、こと温泉となると話が変わってくる。もはや出発前日からが勝負であり、気持ちを整える入念な下準備を必要とする。体調がすぐれないから温泉に行くのではなく、体調を万全にしてからこそ温泉に向かう必要がある。戦いは長時間に渡るのだ!(もちろん体調のすぐれない人が体調を整えるためにやって来るのも真なりでございます)
ということで、早寝早起きの基本に則り、20時過ぎに寝て、翌朝3時に起きて一路伊那市へ向けて出発したのだった。3時は早朝なのか夜中なのか微妙な雰囲気だったけど、そんなことはどうでも良いのだ! 早くお風呂に入りたいのだ! 普通に着いたら到着が7時前になっちゃうけど!
伊那は長野県の中でもエビフリャー県からだいぶ近いので、感覚的には京都に行くような感じでクルマでサクッと行けたのがまた良かった。これが上田市まで行くとなると、もうひと山超えて(比喩でなく)、プラス1時間半以上掛かるのでオオゴトであることよ……( ;∀;)
この距離なら全然また来ても良いので、遠慮なく新たなマンホールメダルを設置してくれても良いのですよ蓋ノ屋さん(・∀・)
ということで、いざ入館。
ここで声を大にしてみなさんにお伝えしたいことは、
入湯料500円
という神価格である。
これが如何に神かというと——まず、繰り返し入浴できるという点を挙げたい。
開店と同時に風呂→お弁当持参でお昼→もう一度ひとっ風呂、という恐らくは常連の強者がいて、「それだッ‼︎∑(゚Д゚)クワッ」となった(どれだ?)。風呂→勉強→風呂→勉強→風呂……というかつてフェリーでしかなし得なかった至高ルーティーンができるのではないか⁉︎
今回の旅では時間の都合上、次の目的地に向かわねばならなかったのでその骨の髄までしゃぶりつくすルーティーンは実行できなかったのだが、試験本番前にはここに篭って最後の追い込みをするのもよいかもしれないな〜。だから新たなメダルを置いてくれても良いのですよ蓋ノ屋さん。伊那市広報を見ると同じデザインの単色ver.も使用許可一覧に載ってたし……│’ω’)チラリ
さて、そんなわけでお風呂であるが、ここで500円が神価格である理由の2つ目、
サウナがある
ということを、世界の中心で愛の代わりに「整った〜( ´ ▽ ` )」を叫びたい。
整っちゃったよお母さん(何?)。
時代は大サウナ時代である(大海賊時代風に)。エリートの方々において空前のサウナブームが巻き起こっている昨今、生まれてこの方ウン十年、ミーハーを地でいく私である。御多分にもれずサウナ大好き人間である。エリートとは真逆の人生を歩んでいるのに。
まずは普通に体を洗い、内風呂や露天風呂(見晴らし最高!)を堪能する。一度出て休憩所で水分補給をしつつ気持ちを整えたらサウナへ——
もはや永遠にいられる——神よ、私は一体どうした良いんだ……(早く帰れ by 神)
ちなみに露天風呂の隣のスペースでは、サウナから出て外気浴をするために集まったおじさん(おじいさん)たちが道端に大の字に転がりまくっていて、無法地帯となっていた。ここではそういう慣例であるのかと郷に入れば郷に従えの精神で、私も遠慮なく、南アルプスの山々が見守る中おっぴろげて転がらせていただいた。
言葉にならない背徳感による快感——これはぜひ現地に足を運び、実際に体感してほしい。自然と一体となるとはこのことだったのだ。夏目漱石がついに到達し得なかった「無為自然」の境地に、私はこの日、期せずして達したのだった——
お風呂なので流石に中の様子を写真でお伝えすることができないのが残念でならない。しかし頑張って、私の生まれてこの方ウン十年に獲得した語彙の全てを駆使して肝心のお風呂がどうだったのかということをお伝えすると
最高♪( ´θ`)ノ
の二文字であった(←人生で獲得した語彙の全てを駆使した結果)。
水族館に1時間くらいしか滞在しない私であるが、ここには2時間以上いた。そしてそれでもまだ気持ちとしては不十分で、後ろ髪を引かれる想いで次の目的地へと出発したのだった。
にわかマンホーラーとあいなりまして
メダルの図柄となったマンホールは、「伊那市駅」前の交差点に設置されている。マンホールカードの座標蓋は「伊那浄水管理センター」に設置されている物らしいが、そこはマンホールカード収集家ではなく記念メダラー、「何でもいいや( ´∀`)」と簡単に割り切れるところがニワカである。
久しぶりのマンホール探訪となったわけだが、やっぱり楽しかった!
マンホールはスマホで設置場所を検索しても、いまいち正確な場所がわからないことが多い(たとえばここは「伊那市駅前」という情報だけで来た)。そのため地面を舐め回すように見ながら歩くわけだが、そこで目的の絵柄のマンホールを発見し「あっ、あった!」となった瞬間には、脳内でドーパミンがどっぱどぱに溢れ出ていることが自分でもわかるくらい浮き足立つ。その結果、何の恥も外聞もなく地面に這いつくばって撮影を始める。興奮している時の人間とはかくも恐ろしいものなのだ(勝手に規模を大きくして責任回避)。
マンホールカードと記念メダル、これら二つの存在は根源的には同じ源泉から湧きいづる存在なのではないだろうか。つまり、どちらと先に出会ったかで、どちらを集め始めるかが決まる——ということである(もちろんどちらも集めている方もいらっしゃいますし、その気持ち、超わかる!)。
マンホールカードは、無料の分、在庫がなくなるタイミングや配布自体が終了となるタイミングが早い上、無料配布の物なのでフリマアプリ等に出品すること、購入することの扱いが記念メダルにさらに輪をかけて難しい——という点で、収集難易度が正直かなり高いと考えている(公式が転売禁止を謳っているし)。コンプリートし続けている方にTwitterをフォローしていただいているが、旅人レベルでは私なんかでは到底及ばない次元におわせられる。マジで尊敬。
私も最近、久々に生活の中で記念メダル収集に対する比重をかなりの割合で高めているので、現在進行形で現地販売をしている施設に関しては早くコンプリートしたいところである。無理だろうけど。
記念メダルについて
まず言及しておきたいのは——この施設が初めてというわけではないが——マンホールメダルに待望の「キーホルダーセット」が登場したことである。これはデカい!
記念メダラー達が内心思っているけれどみんな大人なので言わないことを、ここで敢えて言おう。
コレクター的には
ケースはいらんカモ( ´ ▽ ` )
と。
しかしそれはもちろん、”記念メダルをアルバムに保管してたくさん集めている人”という日本国民全体の0.000001%くらいの極めて特殊な人種にとっての話であり、一般の方にとっては、ふと目に留まって気に入って購入した記念メダルを保管しておくケースが重要であることは言うまでもない。特にマンホールメダルはケースの台紙で道路を彩り”路上のアート”を表現する唯一無二のデザインであり、マンホールマニアの方々にとってはむしろケースに入れて並べたいところであるかもしれない。
記念メダラーの方々の中でも、ケースを「取っておく派」と「捨てる派」に分かれるところであると思われる。ちなみに私はソッコー捨てる派である。地球に優しくないあの罪悪感は筆舌に尽くし難い……( ;∀;)
そんな悩みを解決してくれる「キーホルダー付きマンホールメダル」の誕生は、記念メダラー達のちょっとした悩みを解決してくれるエポックメイキングな発明であった。
余談だが、私と実際に会った人に配布しているスマロー印メダルも黒ver.でっせ〜。黒いキーホルダーが合うかも!
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