フェリー【太平洋フェリー「きそ」】 記念メダル

 太平洋フェリーは3隻の客船を所有しており、そのうち【きそ】【いしかり】は愛知県・名古屋―北海道・苫小牧間を運航していて、【きたかみ】は宮城県・仙台―北海道・苫小牧間を運航している。そしてその3隻全てに記念メダルがある。つまり、一往復ではコンプリートができないということになる。これはきっついで~

 【きたかみ】の記念メダルを手に入れようと思うなら、仙台―苫小牧で北海道に行き、帰りは同じく記念メダルがある【津軽海峡フェリー】で青森に帰ってくるルートを取る人がきっと多いのではないかと予想する(あるいは逆パターンで)。というか、私はいつかそれをやろうと思っている。実はチャンスが一度あったのだが、長い旅路は人を臆病者にさせるもので、チャンスを棒に振ってしまったのである(意味不明)。

 私がキャンピングカーにて北海道に記念メダル収集の旅に出たとき、行きは【いしかり】に乗り、帰りはこの【きそ】に乗った。この2隻は2泊3日にて名古屋―苫小牧間を運航するので、日程によほど余裕がないと往復が厳しい。当時の私は正直、転職する意思がほぼ固まっていたので強行できたところがある。なんたって17連休も取ったのだから、怖いものなしというのは実に怖い。

 そんなわけで初めて客船に乗ったのだが、これが超楽しかった。これはもう「豪華客船」と言ってもよいのではないかというくらい、立派な客船であった。部屋はカプセルホテルのような完全個室制シングルベッドのようなものだったが(ホテルのような部屋ももちろんある)、基本的にはロビーで過ごすことが多かったので、一人旅ならこれで十分過ぎるくらい充分であった。

 

↓こんな部屋(ホテルのような部屋ももちろんある)

 

 船の揺れは、船体が大きいおかげか全然へっちゃらで、波に揺れる大浴場を満喫し、夜はジャズの生演奏を聴き、昼間は同じホールで映画を観て、朝食バイキングを堪能したり昼間から第三のビールを飲んだり、ゆっくり本を読み、また当時はロンドンオリンピックの時期だったのでその放送を観て、もう最高だった。はっきり言って、北海道旅行で一番楽しかったのは行き帰りのフェリーだったといっても全く過言ではない。フェリーだけでもまた乗りたいと心底思っている。しかもどちらかというとこの【きそ】より行きの【いしかり】の方がちょっと豪華で、そのときのテンションたるや、当時隣の席だった同僚に写メを送りまくるというはた迷惑なことをしてしまったくらいである。同僚は仕事をしていただろうに。

 こんなに楽しくて、クルマを載せずに人だけなら1万円ちょっとで北海道まで行けるのだから、フェリーって本当に最高だなと思ったものである。今でこそ格安航空がメジャーなものとなっているが、当時は北海道に格安で行くならフェリーであった。

 正直、私がもう一度北海道に行けるときが来たなら、LCCではなく、またフェリーに乗りたい。フェリーは乗っているだけで楽しい。太平洋フェリーは、私にとっての豪華ホテルなのである。あー、豪華客船で世界一周旅行できるほど金持ちになりてー




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