


@展望室
備考:販売終了。
とびます、とびます
私は常々、オリンピックスキージャンプチームの「日の丸飛行隊」という愛称が死ぬほどダサいと思っている。解説者が連呼するの聞くだけで穴があったら入りたいくらい恥ずかしい気持ちになる。自分のことではないのに。
この気持ちに理屈はない。ただただ、ダサいから恥ずかしい。なんなら悪口にすら聞こえるほどダサいと思うのだが、世間の人たちはあまりそう思っていないようなので、私の感覚の方がおかしいのだろう。全然良いけど。
これとは別の話で、日本は過去の経験から「太平洋戦争」を連想させるような名称やフィクションを好意的な立場で創作すると「戦争賛美だ!」というバッシングを受けがちであるが、この「日の丸飛行隊」に関してはなぜかそういった批判が一切上がらないのが不思議である。「強い日本」というイメージが、零戦をはじめとした当時の日本空軍と結びついてそう呼んでいるはずなのに、それはいいのか~と首をひねってしまう。。当時の戦争に対してはものすごく神経質なのに、なんか零戦だけはやたらと賛美されるよね。その辺に、日本の歪みのようなものを感じる。
そんな「日の丸飛行隊」のいわば「予備隊」たちが、練習していた。雪はなかったが、ちゃんと滑って降りてきて、飛んでいた。生で見ると、あの高さから落ちて飛んで、無傷で着地するのが不思議であった。物理をきちんと勉強しておけばその辺の謎がちゃんと理解できるのだろうが、私は残念ながら物理は履修すらしていないのであった。
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