【販売場所】
@ショーケースの中
備考:窓口のお姉さんに「マンホールメダルがほすぃ〜んですけどぉ」と伝えると奥から持ってきてくれる。
松本城に行ってから松本の観光案内を受ける構造
【松本市観光情報センター】は、【松本城】から歩いて5分程度の場所にある至って普通の観光案内所である。蓋ノ屋さんがここでマンホールメダルが販売されていることを再三告知しているものの、いまいち知れ渡っていない穴場(?)の記念メダルスポットと言える。
ただ、【松本市立博物館】の発見により、今後はここに立ち寄る記念メダラーも微増するのではないかと予想している。なぜなら【松本城】から【松本市立博物館】に向かうときのちょうど中間地点にあるからだ。
松本てまりのマンホールメダルは通販で購入できたため既に所有している人も多いかもしれないのがいまいち話題にならない要素かもしれない。もちろん私も所有していた。
しかし、せっかくこんな一本道の動線上にあるわけだし、ちょっと立ち寄ってみるのも良いのではなかろうか。それを聖地巡礼と呼ぶのである(たぶん違う)。
中は、本当に至って普通の観光案内所である。観光案内所で観光案内をしてもらったことがない私としては、トイレを借りるくらいしかやることがなかった(もちろんメダルは買ったぞ!)。これほどまでに日本全国の観光地を巡ってきたのに、観光案内所で何を案内してもらえば良いのかイマイチよくわかっていない旅人レベル2くらいの人間である。観光案内所って何するところなんですかね?
観光案内所なので観光案内をしてもらう以外はこれってモノは特にない。しかし観光産業で生きる松本市としてはセンター的役割を果たしているのかもしれない。本当によくわかっていない私。
観光案内所をフル活用できるような第一級の旅人になりたいものである。
実物マンホール@松本市美術館前
松本てまりマンホールメダルを購入したら、ぜひ実物マンホールを見に行くべし!
なぜかというと、そこに草間彌生がいるからだ!
ということで、実物マンホールのオススメ設置場所は「松本市美術館」前に設置されているマンホールである。そして迷わず松本市美術館に入場し、ファンタスティックな草間彌生ワールドに飛び込むのだ! 入館料わずか410円とは思えないファンタスティックな体験が君を待っているぞ!
展示作品は一つを除き撮影禁止だったのでそのほとんどを紹介することができないが、マジでオススメなのでぜひその目で見てみて欲しい。一言述べるならば、草間彌生は水玉だけじゃね〜ってな感じである。ここは本当に良かった。そう、私はすっかり草間彌生ファン。
下世話なレベルで例えると、実は私はスーパーマリオが好きなのだが、そのマリオ好きが【USJ】の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」に行った時のような世界観に没入する興奮がある。そう、そこにあるのは空間芸術なのである。そしてくどいようだが水玉だけじゃない、そんな草間彌生ワールドが濃度濃く広がっていた。なんなら【松本城】よりオススメだ!
展示を進むと数箇所に草間彌生のポエム的コメントが壁面にデカデカと書かれているのだが、その内容がどれを読んでも結構暗くて、ああ草間彌生の苦しみが芸術として吐き出されてるんだなぁということが感じられる。とにかく暗い。「どうせ死ぬのに何をそんなに悩んでるの?」的な文章である。暗い。
また「小さい頃から幻覚や幻聴に悩んでいて、それらを形にしたのが私の作品。作品にすることで消化してきた」みたいな(雑な説明)作者コメントを読んで「やっぱりな( ・∇・)」という妙な納得をした。見るからに頭の中の狂気を作品にしてるっぽいよね、実際。
本人の苦しみが”芸術”と呼ばれてもてはやされるのだから、人間とはかくも複雑な生き物である。草間彌生のように名を馳せたくても芽が出ずに苦しんでいる芸術家がいる一方で、草間彌生の芸術は苦しみそのものであるのだから。
閑話休題。
このときはたまたま、特別展で「山崎貴展」がやっていた。山崎貴というのは『ゴジラ-1.0』の監督である。
この特別展も超良かった。監督自身によるメイキング映像が流されていたのだが、もちろん第一級の本業の人が制作した動画であるので、超面白かった。私も仕事で多少動画編集をすることがあるのだが、YouTuber的な動画を真似ることはできても、この域の動画を真似ることは1億積まれてもそもそも物理的に無理だろうことがわかる。プロってすごいねー( ´∀`)アタリマエ
いやー、本当にここは大満足であったことよ。
一緒に行った母も草間彌生の展示には本当に感じ入っていて、昼飯を挟んで思わず2周しちゃったよ(再入場可)。
惜しむらくは記念メダルがないことである。プリントメダルで良ければ割とすぐに制作できそうな気がするので、ぜひ【松本市立博物館】に続いてメダル販売機を設置して欲しい。こんな感じで↓
温泉付きのお部屋に泊まってふやけた
今回の松本旅行のメインイベントともいえる温泉付き旅館の宿泊記録を、私による私のための記録としてここに記す。もうメダルは完全置いてけぼりである。
しかしながら、昔はホテルや旅館でも記念メダルが販売されていた歴史があるので、もしかしたらここ「ホテル ニューことぶき」さんでも昭和の時代には記念メダルを販売していたかもしれない。
↓最も最近ではここ。といってももう2016年のことなんだなぁ…… ↓昭和の時代には本当にどこにでも記念メダルがあったんですなぁ〜母に気兼ねなく温泉を楽しんでもらえたら良いな! というのが私の願いであったので、”温泉付きの部屋”に宿泊することが私の中ではマストであった。
で。
正直に言えば、ここ「ホテル ニューことぶき」さんは、その条件の中でかなりお値打ちなお値段の部屋が用意されていた。お値打ちといっても(私にとっては)決して安くはないが、検索でヒットした中では一番お値打ちであった。
で。
泊まった感想としては、はっきり言って超最高だった( ´∀`)
特に部屋付露天風呂が最高に気持ち良くて、昼間に入ろうが夜に入ろうが朝に入ろうが最高だった。
夕飯も最高だった。高齢の母も普段は飲まないお酒なのにうっかりハイボールを2杯もキメていた。
さらに、何なら朝食もうまかった。
もうサイコー
( ´∀`)
てな感じの宿泊体験であった。母も大変喜んでくれて、私がむしろ嬉しい。
今回の旅で改めて思ったことは、金を掛けると良い旅になるという揺るぎない事実である。
そりゃ貧乏旅行でも楽しいことは車中泊旅を愛する私であるので理解しているし、金を掛けても不快な思いをすることがあることもまた理解している。ただ、移動ではタクシーに乗って、旅館では部屋にある温泉に入ってご飯は専用の部屋で食べてって、金を掛けた分だけ楽ができるというのもまた事実である。で、楽ができると、心の余裕がかなり生まれる。そして心の余裕が旅を楽しむ余地を広げてくれるのである。
要は苦労がないのである。何にも。
それゆえに同伴者との時間を心ゆくまで楽しめる。そのゆとりと時間を金で買うのである。世の中、金だわ。
例えば、温泉一つとっても、わざわざ下の階まで降りなくて良いというのが想像以上に楽であった。のぼせてフラフラで出てきてもすぐそこに倒れ込むことができるのだから、まさに至高のひとときである。
ただ反省点としては、心に余裕がありすぎて、部屋の温泉に5、6回入ったことでほぼ私が占有していた点である。誰のための旅行やねん。
完全なる余談であるが、これとはまったく別の話で、先日コテージ泊のキャンプに行った。で、その時の宿泊料金がこことほぼ同額であった。
かたや最高級の肉が出てくる豪華な夕食に加え部屋に温泉まで付いて掃除も片付けも全部やってくれてふかふかの布団でぐっすり寝るコースで、かたや食材の買い出しはもちろん調理も片付けも必要な道具の運搬も全て自分で行わなければならず堅めのマットの上でサバイバルな毛布を掛けて寝る「だがそれがイイッ!」コースであるという、真逆の世界観がほぼ同額の値段で提供されているという事実に、人間が求める価値とは実に多様であることを痛感する次第である。尊ばれる多様性。
記念メダルについて
ここのメダルは蓋ノ屋通販で購入できるので、ぶっちゃけわざわざ行く必要がないといえば、ない。しかもマンホールメダル黎明期に通販で発売されたため、多くの古参メダラーはマンホールメダルの誕生が嬉しくて既に買っちゃっていることが、この場所があまりメジャーにならない要因なのではないかと考えている。ただ、現在では通販在庫は”なし”となっていたので、今から入手したいのならここに来るしかないぞ! みんな来るんだ!
↓2024年4月現在では”在庫なし”となっておりました!デザインに関しては、当然ではあるが実物マンホールとそっくり瓜二つなので、実物を見た後に改めて眺めるとテンション爆上がりである。そして何より、ここから徒歩5分の【松本市立博物館】ではここのメダルとまた違った味わいの松本てまりメダルが販売されているので、やはり揃えて所有したいところ。メダルアルバムにも並べて収納したいね!
刻印に関しても、ここではできないが【松本城】にも【松本市立博物館】にも刻印機が設置されているので、どちらでもどうぞ!(ちなみに【松本城】の方が20円安い)
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