長野県【エムウェーブ】 記念メダル

 茶平工業の公式HPの掲示板で、「販売中止リストに載っているけどもまだ売っていた」と発掘されたことで話題となっている【エムウェーブ】。私も一度で良いからこのような「発掘」をしてみたいものである。文字通り飛び上がって喜ぶと思う。

 で。

 私はかつて、和歌山県は高野山にある【ごまさんスカイタワー】という場所に販売場所リスト未掲載の記念メダルがあるという発掘報告がされた際、報告からわずか一週間後(つまり翌週)に行ったにも関わらず品切れとなっていたという全身全霊をかけて尽くした女性に全く見向きもされなかったときと同じくらいのトラウマを負った。入手できなかったときって、掛かった費用と時間を何度も何度も計算しちゃうよね。叶わなかった恋を何度も反芻するかのように。

 そんなわけで、こういう報告があったときは可能であればすぐにでも買いに行くというポリシーとなったので(【ごまさんスカイタワー】はすぐに買いに行ったのに無かったんだけど)、がんばって予定を組んで行ってきた次第である。

 【エムウェーブ】は、1998年に開催された【長野オリンピック】のアイススケート会場の跡地である。

↓98年はバリバリ生きている時代だが、こんなアンニュイなマスコットキャラがいたことなど全く知らない私。

 そんなわけで、会場は「長野オリンピック記念アリーナ」という名前もある。むしろこちらが正式名?

↓色の悪い「すっぱムーチョ」みたいなモニュメントの謎

 この日はちょうど「全日本距離別スピードスケート選手権」が開催されており、なんとなく混み合っていたし、何よりゴツくて異様に太ももの太い男女が外周を走っていた。思えば「スピードスケート」という文化に生で触れるのは初めてで、繰り返すようだが、その足の太さには目を奪われざるを得ない。よく「丸太のような」と形容されるが、私は丸太というよりティラノサウルスかと思った。

↓こんなん

 さて、そんなわけで、記念メダルが置いてあるという「長野オリンピックミュージアム」に足を運んだところ↓

 この表示を見た瞬間、とりあえず「舌を噛んで死のう」と思った

 が。

 グッズショップは、やっておりました。あやうく【長野オリンピック】が嫌いになるところであった(心の狭すぎる30代男)。

 もはや「コレクターさん、いらっしゃいませ」と記念メダラーをターゲットにしていることを明言している。ツイッター上に挙げられている同様の写真では「コレクターさん」の表示はなされていなかった。恐らく「最近コレクターがよく買いに来るから、コレクターをターゲットにしよう」と社内打合せがあったに違いない。事実、私が記念メダルをレジに持って行くと背広を来た男性社員が「あっ」とか言っていた。そしてその後、記念メダルのカゴの前で、何やら女性社員とゴニョゴニョと話し合っていた。

「やっぱこれ、イケるって! こんな日にまで買いに来るバカなや……ゲフンゲフン、コレクターがいるんだから」

「また発注してみちゃいます? カラーメダルも」

 みたいな(100%想像の会話)。そんなわけで、新メダルも含めてなんとなく勝手に期待してしまう次第。話が少しそれるが、「記念メダルを販売すると客入りは増えるのか?」という研究テーマをいつか実証してみたいと考えているのだが、今回のスタッフの反応は、同じようなことを考えている? と勝手にちょっと思った。記念メダルは「来場した人がお土産として購入する付加価値としての売り上げ」を狙いとして販売店は導入していると思うのだが、我々のような記念メダラーの存在など知らないところがほとんどだろう。記念メダラー視点で考えると、「付加価値としての売り上げ」ではなく、「来店者(来場者)アップのための方策」としても一定数以上の効果があることが見込めるわけである。がもちろん、それは爆発的な数に繋がる方策ではないこともまた、誰よりも記念メダラーたる者が自覚するところである。そこで思うのが、「具体的にはどれくらいの数に繋がるのか」ということが気になるわけである。例えば東京の【国立科学博物館】の展示ではよく記念メダルが製作されるのだが、「製作されるときとされないときとでは入場者数に開きはあるのか?」という点が気になる。が、これは「少数かもしれないが記念メダルが確実に集客に結びついている」という事実を知る者でなければ、この観点での計測が生まれないわけである。

 記念メダルが多少でも「集客」に繋がることが判明すれば、その数を見込んでのこじんまりとしたキャンペーンに打って出ることなどが可能になるのではないかと考えるのである。これは、業種によっては「クーポン券の配布」や「値下げキャンペーン
」などより、よりリスクが少なく、確実に集客が見込めるのではないかと思うのである。特に「新規顧客」の獲得を目指すのであれば。なぜなら、既存の顧客は別にキャンペーンをしなくても来るのに、割引サービスを実施すると、顧客一人に対する収益が減るからである。つまり、集客アップに繋がらなければ、本来何もしなくても獲得できたはずの収益がただ減るだけになってしまうわけである。

 業種としては、「サービス業」かつ「技術料」で成り立つものがよいと考える。なぜなら、記念メダル製作に掛かるコストをカバーしやすいからである。「初回は◯◯パーセント割引」という割引サービスの代わりに記念メダルを提供すればよいのである。割引サービスによる失う収益と、記念メダル製作のコストでいったら、1ロットくらいであれば、最悪でもトントンくらいには収めらるのではないかなーとなんとなく思うのだが、どうだろうか。

 以上のことを鑑みると、結論としては、業種としては「美容院」が良いのではないかと考える。美容院は、初回特典や紹介特典などの割引サービスを実施しているところが多いので(技術料としての料金なので割引による損失をカバーしやすいのだと思う)、その割引サービスの代わりに「記念メダル特典」にすれば、掛かる経費は似たようなものに調整できる、気がする。また、「髪を切る」ということは生きていく上で必ず必要になることなので、記念メダラー各々に馴染みの店はあるだろうが、一度くらい他の店で切っても、少なくてもまったくの「損」とはならないだろう。また、記念メダルを「キーホルダー」としておけば、ファッションと強い結びつきのある美容院としては、それほど掛け離れたグッズではないだろう(事実ファッションブランドのファッションアイテムとして記念メダルが売られていたこともあるし)。そして、記念メダルは、販売機等を持ち込まなければ、全く場所をとらないので在庫として保管しておくコストが全くといって良いほど掛からない。だからこそ【エムウェーブ】も、販売機と刻印機を撤去した後も「ちゃっかり売れれば良い」くらいの気持ちでほったらかしのような販売を続けていたのだろう。ここにきて急に売れ出して驚いているに違いない(という推測)。

 というようなことを考えると、「欲張らなければ」「一時的なキャンペーンと割り切って」美容院が記念メダルを製作すれば、一定以上の集客に結びつくのではないかと考える。もちろん、東京や名古屋、大阪など記念メダラーが多く生息しているであろう地域でのキャンペーンであることも重要である。記念メダル製作コストの回収とともに、記念メダルによって訪れた客の中の一部でもリピータになれば、その意義は十分に達成されたことになるからである。極端な話、制作費が回収でき、その美容院の技術に魅入られたリピータが一人でも現れれば、キャンペーンは大成功だと言える。継続的な収入が増えるわけなのだから。

 というような実証実験をどこかやってくれないかー、と考えているのだが、残念ながら多くの人はそもそも記念メダルの話なんぞに耳を傾けないという悲しみ。私が通っている美容院にもこの話をしているのだけど、なかなかつれないよねー。

↓おまけ。ナビで検索したときに、ちょっと驚いちゃったという超どうでも良い下ネタね、これ。




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