滋賀県【長浜城】 記念メダル

  滋賀県には【彦根城】のほかに、ひっそりと【長浜城】という城がある。現在あるのは正確には「長浜歴史博物館」という名の模擬天守閣で、私が嫌いな「鉄筋コンクリート製の城」である。【長浜城】はそもそも【彦根城】が造られたときに琵琶湖周辺の統治機能も【彦根城】に移されたため、用なしになって取り壊された城らしい。「なんで復元しちゃったかなー」と他県の人間は思ってしまうのだが、そんななか【長浜城】が脚光を浴びた時期が存在する。NHK大河ドラマ『江』の舞台が長浜だったのである。

 そんなわけで、私が訪れたときも『江』に関する資料が盛りだくさんであった。確かまだ放映が始まる前で、「NHK大河ドラマになるよ~」という宣伝的なパネルに満ちていた記憶がある。千載一遇のチャンスがどこからともなく降って来たのだから、力が入るのも当然だろう。

 近江(滋賀県)は元々浅井氏の領地で、信長に奪われた土地である。そして長浜城は浅井氏に代わって秀吉に与えられた領地で、秀吉が初めて築城したのが【長浜城】である。そのため、「出世城」などと呼ばれているらしい。江は、そのやられた浅井氏の娘三姉妹の一人である。ただ、観てないのでよく知らない。だって興味がないんだもの(だって人間だもの風に)。

 近江の住民の心境からしたら、秀吉はいわば侵略者であるのだから、この城を「出世城」と敬う理屈がよく分からない。例えば、少し話の観点がずれるが、『忠臣蔵』の悪役「吉良上野介」は、領地で会った愛知県の吉良町では、現在でも名君と称えられ悪者としては扱われていないというのは有名な話である。

 その観点でいえば、浅井氏も敬い、太閤の碑も建てるというのは、なかなかな八方美人である。なんでもいいんかい、となる。なんでもいいんでしょうけど。

 

↓今にも朽ち果てそうな碑。それよりも、湖にも波って立つんだね~とそんなことを思った20代の一ページ。

↓長浜城。右下に『江』特集ののぼりが見える。

 

 琵琶湖に接するように建てられていて、周辺をお散歩するのにはちょうどよい場所ではある。しなかったけど。

 私は所詮、記念メダラー。一番興味があるのは記念メダルで、他はおまけである。




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