記念メダルについて
【第Ⅱ期】と題したこちらのメダルは、2022年から始まった図柄を便宜上そのように呼ぶことにしたものである。ブログの掲載都合上、勝手に。
多くの記念メダラー諸君は【第Ⅰ期】と比べ、デザインの雰囲気が大きく変わったことに気づいていることだろう。これは2022年度に入社されたデザイナーの方が、通販用のメダルのデザインを手掛けるようになったからである。
この方は他の業者発注のメダルのデザインも、顧客の要望を聞きながら手掛けているようなので、実はあなたが手にしている”あのメダル”もこの方がデザインをしたものかもしれない。他社のメダルをデザインするときは色々と制約が多く(当然ではあるが)、加えて版権モノとなるとどう考えてもこっちの方が良いと誰もが思うデザインでもボツになって当たり障りのないデザインが採用されることもあるようで、その辺の苦労はプロならではだなぁと別世界の出来事のように感心して聞いてしまった。若い人が挑戦する姿勢に、おっさんは感銘を受けてしまったよ。
記念メダルデザインの絶対王者が【オークコーポレーション】であることは誰もが疑いようがない事実である。専属のデザイナーを長年擁するその【オーク】の牙城を脅かすような存在にぜひなっていただきたい。
どうすれば良いのかとか、ちょっとわからないのだけれど( ・∇・)
やっぱり、ざっくりいえば”メダルであることを生かしたデザイン”って感じのところに集約されるんですかね。
茶平工業に、例えば「初音ミク」レベルの強力なIPキャラクターが存在すれば、もっとデザインもしやすくなるだろう。任天堂が「とりあえずマリオ出しときゃ良い」みたいな感じで。
個人的には「販売機くん&販売機ちゃん」はかなり好きなのでぜひシリーズ化をしていただきたいところである。が、マジで沼ってるマニアにしか売れなくなるかもしれないので、悩ましいところ。私が販売機くんを愛していてカワイイと感じるのは、記念メダルが好きなせいなのかもしれない。色眼鏡がない一般の人が見たらどう感じるのかは気になるところである。
一方で、何らかのキャラを全面に押し出すよりも、情景であったり、何らかのランドマークであったりを描いたメダルが言葉にならない魅力を発するようになることも多い。
記念メダルのデザインとは、かくも難しきことかな。
31ミリの円形キャンパスに何を生み出してくれるのか——これからもとっても楽しみだね!
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