@水族館入り口前
備考:販売機3台陳列の圧巻の光景が上陸者を待ち受ける。しかし、記念メダラーorラブライバーでなければ「?」しか浮かばない確率90%!
@売店水族館側出入口近く
備考:販売機のラインナップと同一だが、ラブライブ系グッズの一員としてこちらに勢ぞろいだ! Aquarsのメンバーが勢揃いという快挙を成し遂げた。
@売店イベント広場側出入口近く
備考:【あわしまマリンパーク】オリジナルキャラ系メダルはオリキャラグッズコーナーの一員としてこちらに。2021.12現在オリキャラメダルは2種類存在するが、オリキャラ自体は3人いるので、あと一枚発売される可能性大⁉
揺れるラブライブの島
2021年12月現在、淡島は社会的問題の渦に飲み込まれている。
検索すれば「淡島ホテルを守る債権者の会」のHPや、ホテル再建を目指す新会社「株式会社フェニックス」のHPがすぐに見つかるので、ここではその詳細を語り検証するようなことはしない。願うことは一つ、残された予約客たちのために無休で働きおもてなしを続けたホテルスタッフたちの努力が報われる形の結末になることである。
こうなってくると、再開のあかつきにはぜひ「淡島ホテル」に泊まってみたい! 予想では記念メダルはあと1種類販売されると思うので(オリジナルキャラ3人中2人が記念メダル化されているから)、タイミングとしてはそのときか⁉
しかし一つ問題があるとすれば、「全室スイートルーム」のリゾートホテルに、私のような水飲み百姓が果たして宿泊できるかどうかである――
せっかくなので一番高いメニューを食べてみた
非常に小さい水族館なので、2度目の訪問ともなると、ほぼ内容を覚えていてさら~とした巡回となった。が、島に来るという行為自体が楽しいので、特に不満はない。
前回は真夏に訪れたためイルカショーの開始まで暑くて待ってられなかったという問題があった。今回は真冬の訪問ということで防寒対策をしっかりとして、腰を据えて見学しようと意気込んできた。が、寒くて終了まで待ってられなかった。ごめんなさい。いや、東海地方は雪予報の日だったんすよ……
イルカショーもそこそこに、今回の一番の訪問目的である「海上レストラン 離宮」を目指す。「海上レストラン」という響きにとりあえず憧れてしまうのは、『ONE PIECE』でルフィがまだイーストブルーにいた頃をジャンプの連載で読んでいた影響だろうことは疑う余地がない。
とりあえず客が誰もいなかったことが気になったが、まあ平日に訪問したのでこんなものなのかもしれない。
料金は先払い制で、レジに足を運んで注文をするスタイルである。つまり、席でじっくりメニューを見ることができない。小心者を絵に描いたような私は、レジのお姉さんの熱い視線がどうかんがえても私のことが好きなんじゃね? としか思えなくなってきたので、盛大な勘違いをして恥をかく前に退散するためにも一番デカデカと推されていたメニューを注文したのだった。それがこれ↓。
Aqours丼だ!
・
・
・
わからない(/・ω・)/
RUBYとは一体誰だ?
やはりこの島に来るには『ラブライブ サンシャイン』を予習して来なければならないのだとつくづく思った次第である。今日ねんあれほどそう痛感したはずなのに、それを怠った私に全ての責任がある。
とりあえず、海鮮丼はとってもおいしゅうございました。水族館の入館料より高かったけども。
上の方でも述べたが、恐らくもう1枚は新作メダルが発売されると思うので、再び来る日に思いを馳せながら、早々に島を去ったのだった。この日は雪予報だったので、高速が凍結しないか心配しながら(案の定、一部閉鎖区間が発生した)。
(以下2018年執筆の記事)ラブライブサンシャインの島
【あわしまマリンパーク】は、伊豆半島の付け根に浮かぶ小さな無人島に造られた水族館である。こんなところにこんなものがあったとは∑(゚Д゚) と、2020年に記念メダル販売開始の一報が入るまで知る由もなかった。記念メダルを巡る旅は、日本のことを知る旅なのである(訳知り顔で)。
ちなみに、車で5分程度のすぐ近くに【伊豆・三津シーパラダイス】がある。かつて【伊豆・三津シーパラダイス】を訪れた際にすぐそばを通ったはずなのだが、1ミリたりとて記憶にない。私は本当に記念メダルに関することしか視界に入っていないことがよくわかる。
無人島にあるので、水族館に行くには連絡船に乗らなければならない。
島に上陸すると、異様なまでに高まるテンション! 離島って「ワイ、旅してるぜ!」感が圧倒的に高まる気がするのだけれども、私だけ?
いや、ほんと。訪れるだけで価値がある場所ですぜ旦那!(何?)
だって無人島に上陸したんでっせ?(何?) 旅行感ハンパないっす!
ということで、久しぶりの旅ということもあり、テンションあげあげで水族館に向かったのであった。
ウオトーク!!!!!!!!
ここの水族館を一言で述べるならば、「竹島水族館」である(どちらの水族館にとっても微妙となる表現)。
水族館の規模としては、はっきりいってかなり小さい。水槽展示のみだと一瞬で見終わる規模で、メインの大水槽は他の水族館にとってのノーマル水槽といえる大きさである。
しかし、それでもこの水族館は面白い! そして見学にも、隅から隅まで楽しめば1時間程度は余裕でかかる内容の濃さである。それはひとえに、水槽の解説文が面白いからである。
解説文、否――飼育員の悪戦苦闘の記録である。つまり、ブログである(まあウェブじゃないので正確にはウェブログではありませんが~)。
私も弱小ブロガーの端くれであるので、プロはともかく、素人が書くユーモアあふれる文章には敏感なタチである。そしてこの水族館に展示されている文章はどれも面白い。自分たちの苦労をネタにする自虐性ユーモアには相通ずる共感を覚えずにはいられない。
苦労をネタにできるとき、人はその仕事への愛を感じるものである(それがブラック労働へと繋がるのかもしれませんが……)。
子供と一緒に訪れるとなかなか難しいかもしれないが、大人だけで足を伸ばしたときには、2階にあるこの解説パネルをぜひ余すことなく読んでいってほしい。私の中では正直、手描きオリジナル解説パネルで客足をV字回復させたという逸話をもつ「竹島水族館」こと「たけすい」の解説よりもツボにはまった展示群であった。しかも定期的に更新されるらしいので、これを読みにもう一回行っても良いと思うくらいである。
解説パネルが更新されるたびに新しいメダルを発売してくれないかな~(無茶ぶり)。
館内はこじんまりとしたスペースで2階までの展示なので、本当に狭い。水槽展示だけを猛ダッシュで見たら10分以内に完走してしまうことだろう。
しかしながら、それをスタッフの努力によって1時間以上も滞在できる施設にしていることは、素直にすごいことだと思う。素晴らしい。
また、狭さでは「たけすい」と肩を並べる規模であるが、「たけすい」にはないイルカのショー等があることなどもポイントが高い点である。しかもここは私の好きな「海を区切って手っ取り早く作ったイルカコーナー」で、文字通り海を泳ぐイルカの姿が見られるのが超高得点である。【くじらの博物館】と同じ仕組みですな。
さらには別会場にてアザラシのショーがある。イルカショーと同じ場所ではなく別のステージを用意しているのは、イルカショーのエリアの造りが他の水族館と異なるからであると思われる。
さらには、少し離れたところに「カエル館」なるものもある。淡島とカエルに一体何の関係があるのかまったくもって不明であるが、とにかくある。もはや何でもありな様相である。
ただ私は、最近仕事で週2日農業に従事しているので、カエルを見ると「炎天下の農作業」を彷彿とさせるばかりで、正直見るのが辛いという問題がある。アマガエルなど「雨の日の翌日の湿気地獄の畑でピョンピョン飛んでるあんちくしょう」という認識しかない。暑い暑い暑いの三重苦の象徴なのである。この日も猛烈な暑さだったこともあり、「カエル=暑さ」の等式が成り立っていた(私の中限定)。
そんなわけで、数ある記念メダル水族館の中でも、非常に満足感の高い水族館であった。決して王道をゆく楽しさの水族館ではなく、ある意味では大人向けの展示の数々であり、そういった意味では「カップル向け」といえるかもしれない。しかしその場合、女性の方に「目の大きな女の子」に対する耐性が必要なのがネックとなるかもしれない。連絡船に乗り込む瞬間からヘタしたら不穏な空気が流れる危険性がある。大きな有名水族館とは違い、初デートにはちょっと使いづらい水族館ではあるかもしれない。
連絡船の写真を撮っていたら、そばを通りかかったカップルに「あっ、こういう系の人が来るところなんだ~」とぼそっと言われたくらいですからな~(実話)。まあ私がそういう系の人間であることに間違いはないが。
ホテルオハラを目指して
「淡島」には周遊路があり、島をぐるっと一周散策できるようになっている。「淡島ホテル」も水族館から少し歩いたところにあるので、真夏の炎天下の中、水族館から離れ旅路をゆくことにした。
なんか一周しちゃったわ。
ホテルはどうやら、あのムーディなトンネルの隣にあったらしい。マジで気が付かずに通り過ぎてしまった。おかげで島を満喫できました。
ホテルオハラ
「ホテルオハラ」とは、『ラブライブサンシャイン』のヒロインの一人である女の子(たぶんオハラさん)の実家が経営するホテルであるらしい。
その「ホテルオハラ」は淡島にあるということで、恐らく「淡島ホテル」(現:ウィンダムグランド淡島」がモデルになっているのではないかと思われる。ないかと思われるというか、隠すことなく堂々とコラボっている。
そんなわけで、ここはもう「ホテルオハラ」なのである。
メダルに描かれているロゴも、恐らく「淡島ホテル」のロゴをコンセプトにデザインされたんじゃないかな〜と思ったり、らじばんだり。
そんなわけで、淡島ホテルも全力で『ラブライブサンシャイン』なのであった。淡島ホテルは実は「全室スイートルーム」という超高級リゾートホテルなので、なかなか「宿泊して聖地巡礼!」みたいなことをするのに敷居が高かったりするのだが、そんなラブライバーたちのために『ラブライブサンシャイン』を意識したお手軽なランチプラン等もあるようなので、ラブライバーと高級リゾートが歩み寄っているのである。
私は自他共に認めるオタクであるのだが、残念ながら目が大きな女の子のアニメは専門外で異性は断然3次元が良い派なので詳しいことはわからないまま訪問は終わってしまった。余裕があるなら『ラブライブサンシャイン』のアニメを少しでも観てから訪れた方が、【あわしまマリンパーク】ひいては沼津全体を楽しめると思われる。長野県上田の『サマーウォーズ』への乗っかりっぷりをも遥かに凌ぐほど、沼津は『ラブライブサンシャイン』一色の街であることがこの後判明する。
記念メダルについて
この施設は2020年の6月に記念メダルが発売されたニューフェイスである。前回の【茶平工業】訪問時にその存在を教えてもらっていたのだが、非常事態宣言等があり発売がいつになるか不透明だった。そんな中、なんのことはなくTwitter公式アカウントがその存在を教えてくれた。
いつもこうなら助かるな〜と思いつつツイートを眺めると——
——「新作も準備中なのですっ♪」というセリフの「なのです」というなんともいえない萌え語尾よりも何よりも、「新作も準備中」の一言が記念メダラーたちの心をかき乱すなのです。
いつ行けば良いんだ⁉︎
記念メダルあるあるの一つに、「行った直後に新作発売」というのがある(訪問地近隣施設での発売含む)。時間的にも金銭的にもそう何度も遠征できるわけではない現代日本をせわしなく生きるサラリーマンとしては、このあるあるはちょっとした絶望と同義である。楽しかったはずの思い出が、途端に納得いかない旅の思い出へと変貌するのである。これは「でも楽しかったんだからいいじゃん」みたいな正論では決して埋められない心の空洞なのである。正しさとはいつだってわずらわしいものである。
そんなわけで、記念メダル発売の一報に早速訪れる記念メダラーがいる一方で、ぐっと我慢して時期をうかがう者もいた。この萌えキャラは一体誰なんだと思いつつ、記念メダラーたちの中であえてそこに触れる者はいなかった。メダルであればそれで良いというある種の連帯感が包み込む記念メダル界隈のTwitter峠であった。しかしこの萌えキャラは、沼津萌え萌えキャンペーンの一部でしかなかったことが後に判明する。
そんな中、ついに第二報が入ってくる。
というかお前誰やねんとキノコを見ながら思いつつ(キノコではなく島だ)、このメダルによって『ラブライブサンシャイン』という文化が突如として記念メダラーたちの間に圧入された。このメダルの元ネタが一体なんなのか、「高海千歌」とは一体誰なのか、東京高検検事長が賭け麻雀をしても逮捕されないのは何故なのか、すべてのことが誰にもわからないまま、ついにことは動き出したのである。
しかし気になったのは「バースデーイベントでの販売」ということで、ではそれが終了したならどうなるのかという点である。正直、人がたくさん来そうなときには行きづらい世の中の情勢なので判断を留保していたところ、まるでその声が聞こえたかのように次のようなツイートが流された。
「夏休み中は在庫確保」という一言が逆に「夏休みが終わればなくなるかもね」とも聞こえてどうにも不安がつのる今日この頃。しかしながらイベントが終了しても手に入るということで、タイミングを見てうかがえることはわかった。
このような事情で【あわしまマリンパーク】のメダルは微妙に2種類とも入手するのにタイミングを測ることが要求される難しいものであった。
が。
事態は【あわしまマリンパーク】だけでに留まらず、実は事情はさらに複雑であった。ほぼ同時期に、【あわしまマリンパーク】から車で約10分ほどの距離にある【沼津港深海水族館】でも記念メダルの販売が開始されたのである。しかもこちらでも発売が確認された数日後に新メダルが追加されるという
いっぺんに出してよ!現象
が起こった(勝手に命名)。【沼津港深海水族館】のことは詳しくは該当記事に譲るが、とにかく沼津のメダルラッシュに翻弄される記念メダラーたちの姿がそこにあった。
実はこの問題は記念メダル界においてたびたび起こる現象で、記念メダラー達を悩ます悩みのタネの一つである。なんたって茶平工業公式までもが起こした現象なので、社会生活上においては褒められることが多い「即断即決」という行動の素早さがアダとなるというその不条理に打ち震えることになるのである。
しかし、誰が悪いわけでもないので、「また訪れる機会が増えた」と思って事態を飲み込むしかないのである。その「次回」を先延ばしにして行かないうちに販売が終了してしまう恐怖と戦いながら……
とにもかくにも、こうして手に入れた2枚のメダルである。
「うみね」という【あわしまマリンパーク】のオリジナル萌えキャラであるが、実は雌雄同体であるらしい(公式HPより)。ニモのパパがいつの日かママになるように、スクール水着っぽい衣装に萌え萌えしている大きなお友達たちをいつの日か置きざりにしてしまう日が来ることになる。恐ろしい( ;∀;)
ちなみに、他にも姉がいたり同級生がいたりと記念メダルの更なる展開が期待される要素があるのだが、この姉もいつの日か兄になる設定である。自然界の厳しさをその身をもって教えてくれている(何が?)。
キャラクターが他にもいるということは、メダルが売れればラインナップが増える可能性を秘めているということである。みんなで淡島を盛り上げよう( ´ ▽ ` ) たとえいつの日か美少女アニメのキャラが魁男塾のような男に変貌しようと。
ホテルオハラメダルに関しては、上記項目でも言及したが残念ながら私の勉強不足により『ラブライブサンシャイン』のことはよくわからないので、その全容は不明である。
で、モデルとなった「淡島ホテル」では、アフタヌーンティーを頼むとなんと記念メダルにそっくりなコインチョコが食せるそうで。
このチョコは【あわしまマリンパーク】のショップでも売られていたっぽいので、記念メダルとの比較検討のためにも購入したかった! メダルを前にするとマジで他のことには目がいかなくなるのをほんとどうにかしたいものである(切実な悩みをもつ30代半ば過ぎのおっさん)。
水族館の入り口に向かうと、まず刻印機のみと出会う。
記念メダラーたるもの、この異常事態にソワソワはMAXである。ただでさえ「記念メダルを購入するまでは落ち着いて見学ができない病」という不治の病に冒されているというのに、生殺しのような目に遭うのである。
頭の中がメダルのことでいっぱいとなった私は、生肉を求めるゾンビのように記念メダルを求めすぐさま売店へと入った(という選択ミス)。
売店ではホテルオハラメダルのみが販売されていた。
うみねはどこだぁぁぁぁぁぁぁぁと大して知りもしない萌えキャラをまるで長年のファンのように血眼で追い求める30半ばをすぎたおっさんをあざ笑うかのように、メダル販売機は水族館に入場してすぐ目の前に鎮座していたのであった。冷静さを失った人間の憐れさよ……
ということで入場してソッコーで退場し、刻印をする。
ちなみにここの刻印機、なぜ2台あるのかというと、実はそれぞれ刻印するべきメダルが異なるからなのだ‼
もちろんおっさんはそんなん知らねーとどちらの刻印機で刻印したかすら記憶にない。
以上のように、淡島は実は「オリジナル萌えキャラ」と「ラブライブサンシャイン」という2つの記念メダル化の可能性を秘めた神秘の島なのである。今後もどちらかの方向で――あるいは両方の方向で記念メダルの波が途切れずに更なる新作が発売されることを願うばかりである。もう一度行ってもいいねここは!
ご報告!
ホテルオハラメダルは、メダル販売機で売られておりました!
ご報告ありがとうございます(^^)
ウオトーーーークをご覧になってきたということですね!
淡島最高でしたよね~