和歌山県【くじらの博物館】 記念メダル

 ここはよい!

 記念メダルを巡る旅をしていると、それを知る知り合いに大抵「いままで行った場所で、おススメの場所は?」という質問を受ける。内心、答えたところでどうせ行かないだろうと確信しているのだが、相手も私との会話を弾ませるためにさして興味がないのに敢えて質問してくれたことだと思うので、礼儀としてきちんと答えることにしている。答えは大抵2つで、兵庫県淡路島にある【ONOKORO】と、lここ【くじらの博物館】を挙げている。まあ私からこの答えを聞いて訪れた人は100%いないだろうが。

 ここは水族館的な要素がありながらも、その名の通り「くじらの博物館」である。くじらだけでなく、イルカやシャチといった「海に住む哺乳類」を学術的に扱っている施設で、「へその緒が繋がったままのシャチの胎児のホルマリン漬け」などの展示もあり、非常に硬派な内容である。

 

↓こんなん

 

 そういった展示内容も、他に類を見なく、非常に知的好奇心を満たす物であるのだが、なんといっても一番の目玉は「クジラショー」である。そう、「イルカショー」ではなく、芸歴20年を超えるクジラが、ショーをしてくれるのである。

 そもそもこの施設は海辺に隣接する形で建てられており、外のエリアには、「水槽」ではなくそのまま海を網や柵で仕切る形で生け簀のような造りになっており、イルカやクジラをそこに住まわせているのである。この逆転の発想ともいえるような展示方法にまず驚いた。海の上には桟橋のような物がぷかぷか浮いており、そこを渡っていると、その桟橋の下をイルカの集団が泳いで通るのである。めちゃくちゃ近い。かわいい。さいこー。

 そして、雑に造られた観客席から、空高く飛ぶクジラのショーが見られるのである。クジラのショーはやはり大迫力である。しかもそこは海なので、なんだかもうカーニバルなのである。私はイルカショーはあまり好きではなく、水族館を訪れても全く観たいと思わないのだが、このクジラショーは本当に見られて良かったと思った。これを観るためだけにここを訪れてもよいくらいである。

 その他、海に入ってイルカのお腹をなでなでできる体験があるなど、非常にイルカたちに「近い」ことがウリの施設である。古い施設で、和歌山といえばパンダに話題をさらわれがちであるが、私はこの施設をイチオシする次第である。

 というような内容をどれほど熱く語り、質問者もそのときはそれなりに熱心に聞いてくれても、どうせ行かないんだろうけどね~(卑屈)。

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