静岡県【浜松城】 記念メダル

 地方都市は、県庁や市役所の近くに城を復元したがり、駅に展望塔を建てたがるものである――

 ついでにいえば、駅の隣には巨大家電量販店を誘致しがちであったりもする。が、それはまた別の話。

 地方都市と呼ばれるところには、とかくこの二つがありがちである。特に後者はほぼ100%ある。人間が高き塔を建てたがるのは旧約聖書の時代から変わらぬ愚かな行いである(バベルの塔のことね!)。

 で。

 今回の問題は、前者である。県庁や市役所の近くに城を復元したがるのか、城を復元したところに県庁や市役所を置きたがるのかは不明だが、名古屋城と愛知県庁(と名古屋市役所)、大阪城と大阪府庁、広島城と広島県庁等々といった例があるように、地方都市スタンダードである。ちなみに松山城の近くにも愛媛県庁があるのだが、松山城は「現存天守閣」なので、やはり城があるところに県庁・市役所を置きたがるのかもしれない。

 浜松城の近くには、浜松市役所がある(ちなみに静岡県庁の隣には駿府城跡がある)。この現象は一体なんなんでしょうね? 元々が江戸城であった皇居の隣に東京都庁は建てないのにね。

 地方都市スタンダードに自らを当てはめることは、自ら「地方都市です」と宣言しているようなものである。東京に倣って、「城の近くに役所を置く呪縛」から脱却した方が、きっと都市として伸びるのではなかろうか。その好例が「横浜市」である。神奈川県庁も横浜市役所も隣り合っているが、そこに城はない。広がるのは海と中華街と横浜スタジアムである。まあタワーはあるのだが(ランドマークタワー)。

 私はとにかく復元城が好きではないので、こんな当てこすりのような記事を書いてしまった。だってつまらなかったんだもの、浜松城。公園としては良い公園であったと思うけどね!

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