【販売場所】
@店内の「内藤ルネ」グッズコーナー
備考:ライバルの「東海オンエア」マンホールグッズの隣だ!
マンホールメダルの現地販売化にあっち行ったりこっち行ったり
現在、記念メダル界は「蓋ノ屋」旋風が止まらない――
マンホール記念メダルの発案者である「蓋ノ屋」さんによるデザインマンホールの記念メダル化が始まってから1年以上が経過した。当初は通販が主だったが、現在では続々と現地販売が開始され始め、絶対現地購入派の記念メダラーの方々もマンホールメダルを求めて旅ができる環境が作られつつある。「作られつつある」というか、もはや発売の波に追いつけない勢いになっている。マンホールメダルが怒涛の勢いで発売され続けている長野県に「また行かなきゃいかーん\(゜ロ\)(/ロ゜)/」とあたふたしながらも、その時が来るのを楽しみにしている私である。またまた上田市にふるさと納税して別所温泉の宿泊補助券をもらっちゃったぜ……
推測でしかないが、【飯山駅観光交流センター】での記念すべきマンホールメダル現地販売第一弾開始を皮切りに、以後現地販売の波が広がっていることを鑑みると、やはり一つの実績が他への交渉を以前より容易にしている面があるのではなかろうか。「この観光案内所でも現地販売してるんですよ~(*´▽`*)」と伝えられるのは相手の安心感を勝ち得るのに重要な要素であると想像できる。
そして販売場所が増えれば増えるほど比例して現地販売の交渉が通りやすくなっていくだろうことを考えると、これからもどんどんマンホールメダルの現地販売は広がっていくのではないだろうか。追いかけるの大変~(*´▽`*)
で。
今回現地販売が開始された「内藤ルネ」マンホールシリーズは、過去すでに通販にて購入し、モデルとなったデザインマンホールを巡る旅を実施済みである。詳細は以下↓。
購入がまだの方の旅としては、【藤川宿】でメダルを購入して、余裕があればモデルとなったマンホールを巡ると岡崎の街を体感できていろいろと楽しいことだろう。しかし、そうした旅を選ぶのはたぶんマンホーラーの皆様で、記念メダラーとしては、近くの【岡崎城】や【おかざき世界子ども美術博物館】等を次の目的地として忙しく記念メダル巡りをすることになると予想する。【藤川宿】の周辺は、実は記念メダルスポット集合地帯である。
実は【藤川宿】は、私にとって、記念メダルに関係なく何度か訪れたことがある馴染み深い場所である。だから「そうか、ついにここでも記念メダルが販売されるのか……」と言い知れぬ感慨深さを感じる次第である。国道1号線沿いにある交通アクセスのよい道の駅であるのだが、名鉄線本線の駅の近くでもあるので、今回はいつもとは違い電車で向かってみることにした。電車で行くと移動時間に勉強できて良いね!
あなたの街のミニストップ
【道の駅 藤川宿】は国道1号線の大通り沿いにある道の駅なので、道の駅の規模としては小さめである。が、入ってくる車の量はハンパない。休日は常に満車に近い状態となる。
また、大学とその付属高校がすぐ近くにあるので、道の駅としては珍しく、意外と制服姿の若者の姿が多くみられる道の駅である。部活帰りの若者たちがコンビニと飲食コーナーに群がっていて、青春の光を感じた。
印象としては、旅で立ち寄る道の駅というよりも「地元に根付いた道の駅」といった感じである。駐車場には多くのバイクやキャンピングカーが停まっていたが、それよりも多かったのは恐らく地元民ではなかろうか。
道の駅としての規模は小さく、そこまで駐車場が広いわけではないが、やはり「国道1号線沿い」という立地が功を奏してか、とても大賑わいであった。パンダのぬいぐるみを持っておっさんがウロウロするにはちょっとどうかと思うほどに(倒置法)。
オレ的「藤川宿で気になったもの」ベスト3
第3位 オカザえもん
オカザえもんとは岡崎市の非公式キャラクターでありながら、ゆるキャラグランプリで上位入賞経験があり、なんだかんだで岡崎市から役職を付与されたこともある、岡崎市にとって非常に重要な存在である。ふなっしーの小規模版といえばその存在の重要性が伝わるだろうか(伝わらない)。
もうワンサイズ小さなぬいぐるみがあれば旅するお供の一人として購入してもよかったのだが、残念ながら旅の荷物としては巨大であった(想定されていない使われ方)。
第2位 内藤ルネ以外のデザインマンホール
マンホール記念メダルが発表されてからというものの、記念メダラーたちはこぞってデザインマンホールに目を向けがちになったことであろう。これはメダルにならないのかな、と。
岡崎市は人気YouTuberである「東海オンエア」という巨大コンテンツを棚から牡丹餅的に抱えるようになった市町村なので、関連グッズの販売も積極的である(内藤ルネグッズの隣に専用コーナーがあった。のに、撮り忘れた)。
このマンホールは、「いつの日か記念メダルになるかもしれない」という期待を抱かせてくれるメダル映えするデザインとなっている。版権問題が難しそうな【北斗の拳マンホールメダル】が実現できた蓋ノ屋さんの手腕に乞うご期待!(勝手に期待を煽る一文)。
第1位 ゴミくじ
まず「おみくじ」に掛けた「ゴミくじ」という語感が素晴らしい。それだけで100点である(何が?)
商品としては、岡崎市内の伝統工芸品を製作する過程で生まれたいわゆる「端材」を、「何が出るか分からない」という共通要素のみから「おみくじ」にかこつけてガチャガチャで販売するという神をも恐れぬ所業である。
しかしながら、「ゴミをゴミではなくす」というほとばしるほどのエコの精神が、このガチャガチャを至高の存在とたらしめている。ふた昔くらい前なら「がめつい」「こじき商法」と揶揄されたかもしれない一品だが、現代社会ではこれを「SDGs」と呼ぶ。サスティナブルなデヴェロップメントを可能とするインスパイア的なグッズなのである。
記念メダルについて
販売しているメダル自体は「蓋ノ屋」さんの通販でも購入できる。
↓こちらで購入できますYO!しかし、記念メダラーの中には「絶対に現地購入じゃなきゃヤダ!」という「旅は思い出」派の人もいらっしゃるので、そういった方々にとっては待望の現地販売であるといえる。最近は私もどちらかというとこっちよりになりつつある(が邪道な手段もやはり用いりがち)。
通販カテゴリの記事にてデザイン等についてはすでに言及しているので詳しくは語らないが、プリントメダル反対派の記念メダラーをも唸らすそのクオリティには脱帽である。
メダルは「内藤ルネマンホールグッズ」コーナーにあった。
仮に「丸くて身近に置ける小物は皆ライバル」という観点で考えるならば、マンホールメダルシリーズは実にライバルが多いことをまざまざと見せつけられるラインナップとなっている。マンホールメダルのパッケージ情報を知らずにこのコーナーを見たら、一見するとどれが「マンホールメダル」なのか分かりづらい。なぜなら、ほとんどのグッズが丸いからである。マンホールグッズなのだから当然といえば当然だが。
実は以前「内藤ルネマンホール巡り」をしたときからちょっと感じていたのだが、町おこしにデザインマンホールを積極的に活用している自治体は、メダル化許諾を得やすい(だろう)反面、関連グッズがすでにたくさんあるため、その中から既存の売り上げに割って入るのはいばらの道かもしれない。
例えば少し規模が大きな話となるが、仮に「くまモン」の記念メダルを誰かが製作したとして、それを単純にくまモングッズ取扱店に卸したとしても、数あるくまモングッズの中から「記念メダルが選ばれるか」はかなり微妙なところなのではないかと想像する。もちろん記念メダラー達は購入すると思うが、それは微々たる売上貢献度である。グッズ売り上げのキモはやはり「コレクターではない需要をどれだけ囲い込むか」である。
そう考えると、他グッズとの差別化&その差による優位性が必要となる。一般ピープルが「何か一つ記念でも~」と数あるグッズの中から一つを選び購入するときに、缶バッジやコースター、ストラップ等を押しのけて選ばれるための記念メダルの優位性とは、やはり「刻印」ではないかと思うのである。それがキーホルダーになれば尚良しだ(ただキーホルダーのみではすでに先行する商品が存在する)。
つまり、記念メダルの「記念」たるゆえんの部分が勝負のしどころなのではないかな~と考えるわけである。
ただ、刻印機の設置には当然リース代が発生し、そしてそれは設置する施設側が負担することになるので、なかなか難しいところである。人間はランニングコストを嫌う。最近ではそれをサブスクリプションという言葉に変えて誤魔化しているが。
この【藤川宿】は道の駅なので、バイクやキャンピングカーがたくさん停まっていた。国道1号線沿いである立地を考慮すると旅人が訪れることも多いと予想される。しかしながら道の駅は、旅人にとっては目的地というよりも「休憩場所」「立ち寄る場所」といった趣が強いので、道の駅にて旅の記念品を購入する意欲が湧くのかどうかは難しいところである。ただ刻印機を目にしたら、旅の記念に日付とメッセージ(多くの場合は一緒に旅をしている人と関連のあるワードであろう)を残したくなる可能性は十分にあると考える。
また、やはりメインターゲットは「マンホール巡り」をするであろうマンホーラーの皆様ではなかろうか(記念メダラー達はほっといてもそのうち購入しに来るだろうという意味で)。【藤川宿】はマンホールカード配布場所でもあるので、マンホーラーの皆様も必ず立ち寄ることになるだろう。その時に、マンホールカードには無い「いつ訪れたのかを刻める機能」があるものを発見すれば、「記録を残す」という意味で、記念に一枚購入する気持ちが沸き起こる――かもしれない。そして全ての記念メダラー達が共感する部分だと思うが、1度買ったら、次に見かけたときにもまた購入したくなるものである。そのように考えると、マンホーラーの皆様にもマンホール記念メダルを認知してもらうには、やはり刻印機の存在は大きなものなのではなかろうか。
と勝手に勝手に想像しておりますが、もちろん実態はわかりません(´ω`*)
研究論文的には、「刻印機の設置によって記念メダルの売り上げが左右されるか」的な検証を統計を取って行う必要があるだろう。どなたか助成金を出していただければ、わたくし論文執筆をするんですがね~。
実際には、「道の駅」というジャンルには「道の駅スタンプ」や「道の駅切符」というものが古くからあるため、「道の駅を巡る旅をする人たち」が巨大な規模で存在する。そのため、道の駅での旅人に対するグッズ販売の問題は複雑である。
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