茨城県【アクアワールド茨城県大洗水族館】 記念メダル

アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル クラゲ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ピルル&プルル
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル サメ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル カピバラ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル オットセイ&イルカ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ワンピース ルフィ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ワンピース ゾロ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ワンピース サンジ
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ワンピース ロビン
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ワンピース フランキー
アクアワールド茨城県大洗水族館 記念メダル ワンピース ジンベエ

@スーベニアショップ「モラモラ」入り口前
備考:無料エリア。こちら側では全てのメダルが揃わないので、華麗にスルーだ!

@スーベニアショップ「モラモラ」横のプリクラの隣
備考:無料エリア。以前設置されていた館内の販売機は撤去されたので、この2台で現行メダルが全て揃う。よく見比べながら間違えないように買うのだ!

@館内コレクターズショップ「ガレオス」内
備考:イベント期間中(2022年3月末まで)のみ販売された。

@スーベニアショップ「モラモラ」内
備考:入場無料エリアのお土産屋さんなので、結局全てのメダルが入場不要で手に入ることになる。でもぜひとも入場しよう! 入場しないと、入場しなかったことをいつか後悔する日がやってくる。それが記念メダルあるあるだ!

茨城県への初上陸

「アクアワールド」とネットで検索すると、いろいろな水族館(あるいは水族館イベント)がヒットするので、ありがちな名であるようだ

 【アクアワールド茨城県大洗水族館】では、2021年12月11日〜2022年3月31日の期間で、「ワンピース BIG WASH島の大冒険! IN アクアワールド・大洗」というイベントが開催された。記念メダラー諸君は「またワンピースかよ!」と思ったことであろう。もちろん私も思ったし、きっと茶平工業株式会社だって思いながら製造したに違いない(勝手に巻き込む発言)。ここは一つ、ルフィさん達は”記念メダル界のお得意様”だと意識を改革して接しようではないか!(誰目線?)

 私のとって茨城県は実は未開拓の地であった。そのため、このイベントで発売されるメダルの購入を動機づけとして、念願かなってついに初上陸することにしたのであった。そういう意味で、ルフィ達は私にとって恩人であるとも言える。ありがとう、麦わらの一味。ありがとう、トレーディングメダル(一瞬で消え去る「ありがとう」の気持ち)

知ったこっちゃなさそうなゴムゴムのみなさん

 そんなわけでついにやってきた大洗の地である。到着前からなんとなく予想していたが、この【アクアワールド】はとにかく人、人、人といった感じの大人気の水族館であった。人で窒息してしまうくらいの人出であり、一人で来たりなんかしたら一瞬で「早く帰りたい……( ;∀;)」と思うタイプの水族館である。もちろんファミリー、カップル視点から見れば、大きな水槽、飽きない演出、ド派手なイルカショー等のイベントなど、大変よい水族館であることだろう。

 解説パネル等で小難しい話を展示するよりも、見せ方や雰囲気で見せるタイプの水族館であるといえる。

イワシトルネードを見るたびに「ドラム型洗濯機」を言っております、はい
わざとサメをいれてイワシをビビらせることで群集させているらしい。その割にはめっちゃサメの近く通るなと思うんだけど。
マリオで例えるなら、常にクッパと同居させる、みたいな(わかりづらっ!)
アクアリウムinパンダ

 雰囲気としては【名古屋港水族館】とか【うみたまご】とか【海響館】とか【アクアス】とか、行政が関わる大規模水族館の大きな流れを踏襲したような感じである。男女が初デートで行く場所に困ったら「とりあえずここ!」みたいな(棘のある言い方)。施設が改修されたり演出が変更されたりして現代人の需要とマッチするよう繰り返しテコ入れがなされているような感じが至る所に見受けられ、その企業努力に素直に感服する次第である。一方で、ここまで施設がデカいこと自体が、近年になって新造された新興の水族館と比べてなんとなく古臭さを感じるところでもある。新しい水族館の傾向は「コンパクト」で「おシャレ」なんだなと改めて実感する。古きに学んで新しきを知る。

 人が多い時に訪れるとどうしても見学のストレス度数が高くてまっさらな目で評価できないというのが実情なのだが、たぶんそれなりにレベルの高い施設であったように思う。私が楽しみきれなかっただけで。

みんな仲良く遊べなさそうなトゲトゲしい雰囲気のタコさんとトビウオさん
このイルカの芸術と写真を撮ったのは開館以来20年間で私だけだろう!
メンチ切ってくるマンボウ
柳の木の下でお皿の数をかぞえるお岩さん
みんなと記念撮影
曇りガラス
孤独
知りたくなかったチンアナゴの中身。ただのヘビやん。
後ろ手に縛られた人
超いまさらだけど、メガロドンってデカ過ぎじゃね?
(メダルは【油壺マリンパーク】のもの)
巻き○ソ。あるいは形の悪いかりんとう。

 記念メダラーたるもの、全国津々浦々の水族館を望まざるとも巡ることになるので、必然的に目が肥えてくる上、己の好みというものに向き合うようになる。一人で訪れていれば尚更だ。

 私は、館内が暗かったりプロジェクションマッピングでド派手な演出をしていたり(それに伴って隣の人と手を繋ぎやすい雰囲気になったり)するよりも、体験型要素があるかジンベエザメがいるかで高評価をする傾向にある。そういう意味ではこの施設の魅力を味わい尽くせなかったというのが正直なところである(ジンベエさんはおりましたけれども)。が、それはどちらかというと「そもそもおっさんが一人で来ることなんて想定してねーよ」という水族館側がきっと声を大にして述べたいであろうことの方が正論なので、君と僕とは向いているベクトルが違ったねという話でしかない(高校時代「数学B」を履修しておらずベクトルがなんだかよくわかっていない人間の発言)。

 記念メダルを巡る旅を続ける限り、この先もきっとこういうことは続くだろう。仲睦まじいカップル、はしゃいで走り回る子供達を笑顔でたしなめるお父さんお母さんファミリー、そういった方達の後ろでパンダのぬいぐるみを手にシャッターチャンスを粘り強く待ち続けるおっさんがそわそわしていたら、それはきっと私である。

どこに行っても大繁盛の【アクアワールド】は、大洗の海のすぐそばでございます。
記念メダラー的には三井商船フェリー【さんふらわあ】を探しちゃうね!

麦わら海賊団に導かれて

開館20周年とはまことめでたい

 ワンピースメダル欲しさにやってきたものの、肝心の『ワンピース』をもう読まなくなって早15年以上。私の中ではいまだに「ゴーイングメリー号がしゃべっちゃったYO!」みたいな話のところで止まっているので、お仲間の方々も誰が誰やらである。骨が何で生きてるの? って至極当然のことを疑問に思っているのだが、何でなん?

 イベントとしては、館内の所々に麦わらの一味の面々が等身大POPとして配置されていてそこでちょっとした魚の豆知識が披露されたり、イルカショーにチョッパーが登場したり、デジタルスタンプラリーがあったり——というのがオマケで、企画側の最大の意図としてはコラボグッズを販売することだったんじゃないかなぁ〜というのが、率直な感想である。館内における『ワンピース』関連の展示は想像以上に少なく、至って普通のお客さんの多い水族館であった。で、たまにルフィたちがいるみたいな。

たまにいらっしゃったルフィさんと、ジンベエさん。魚人族はかろうじてわかるが、ジンベエなる人物の出処はよく知らない。とりあえず思うことは、首がない。
ここにサンジがいる必然性は特にない。
水槽に反射した向こう側に麦わらの一味がそびえ立つのだ!

 恐らく『ワンピース』を抜きにしても日頃から休日には激混みする水族館なんだろうなぁというのがうかがえて、何をするにも人を掻き分けて進むような状態であった。それゆえ、麦わらの一味の写真もうまく撮れなかった次第である。ワンピース関連のPOPの前には常に誰かがいるような状態だったので、そこをパンダのぬいぐるみを抱えたおっさんが順番待ちをするようなことは係員を呼ばれる案件であることは明白であったため、多くの場所で断念した。

 私はこのイベント自体はまったく楽しめなかったのだが、このイベントがなければワンピースメダルの販売もなく、ワンピースメダルの販売がなければ少しキツイ日程であるにも関わらず重い腰をあげて茨城県まで遠征しようとは思い立たなかったはずである。そうなると茨城の他の記念メダルスポット、及び、帰路で立ち寄るように足を運んだ栃木県北部のメダルスポットを訪れることも我が人生の後の方にずれ込んでいたはずなので、ルフィさんはやっぱり恩人なのである。ありがとう、麦わら海賊団。

そのありがとうの気持ちが一瞬で雲散霧消することになる地獄の「トレーディングメダル」方式

記念メダルについて

モラモラ入り口前販売機のラインナップ
プリクラ横販売機のラインナップ①
プリクラ横販売機のラインナップ②

 通常メダルが全5種と多様なラインナップを誇るが、実はこれでも減った姿なのであった。かつてはシュモクザメの無着色メダルや「ピルル&プルル」メダルと似たデザインの別キャラクターver.があった。また販売機も館内にも設置されていた(現在は撤去)。

 この施設はオーク・コーポレーション系列の記念メダルスポットなので、やはりデザインが秀逸である。文句なし!

プリントと金型を融合させる魔術師

 本来ならばここでオークデザインの素晴らしさを語り尽くしたいところなのであるが、やはり避けては通れない「トレーディングメダル」の存在。世界一記念メダルになった男モンキー・D・ルフィ率いる「麦わらの一味」について言及せねばなるまい。

悪夢のような光景

 「トレーディングメダル」なんて耳触りのよい名称を用いているが、記念メダラー達はそんな横文字には騙されない。これは記念メダル界における

悲劇の具現化

であるといえる。

 だって、一枚900円ですよ、奥さん!(家族で行ってこれを10枚買ったらマジで奥さんに激怒されると思われるのであながち冗談ではない)

最低でも9000円て、スーパーファミコンカセットの定価か何かですか?(世代がバレるたとえ)

 トレーディングメダル形式の販売の歴史は、2019年に【テレアサショップ】で販売された「リョウソウジャー」メダルから始まった。

マジで誰にも歓迎されない光景

 この頃は「全5種」だったのが今となってはかわいらしいとすら思ってしまう人間の不思議。

 その後2020年にダイバーシティ東京のイベントにて『デジモン』のトレーディングメダルが発売され、こちらはなんと16種類へとバージョンアップされた。その時から「もはやコンプは無理」という空気が流れ始めたのだが、それでも全種類制覇を果たした猛者がネット上だけでも数人いらっしゃったことが確認されている。なお、この『デジモン』メダルは現在では上記『リュウソウジャー』のときと同じく東京駅にある【テレアサショップ】にて販売が継続されているらしい。

 そして、悲劇は繰り返される——

 デジモンの16種類、ワンピースの900円×10種類で茶平道とはかくも厳しく辛く先の見えない暗闇の中で蠢く絶望であると身を以って体感し喘いでいた記念メダラーたちであったが、それがまだ無間地獄へと続く道への入り口に過ぎなかったことをのちに知ることになる。

 全てを一発で引き当てたとしても、最低900円×26種類=23400円也。

外道か⁉︎∑(゚Д゚)

 蓋ノ屋さんのツイートではドラゴンボールの内容に即して「修行」という呟きでこのことを表されているが、私には悟空達が強くなるために行う修行というより、聖職者へその信仰心を試すため課す修行のように感じられる。

 どこまで茶平工業に尽くせるか。

 それが試されている。

 「プリントメダルで荒稼ぎしやがって!」とか

 「38ミリになった途端になんで値段が倍近くになるんだよ!」とか

 「また【フジテレビ】かよ!」とか

 そういうことを1ミリたりとも考えてはいけない。迷ってはいけないのである。

 何も考えず、まずは26枚をレジに持って行きなさい。全てを開封してから、残りどれだけ買うかを考えなさい。

 茶平様がそうおっしゃられている。だから買うのです。

 トレーディングメダルと銘打たれているからといって、茶平メダルをトレードしたらどうなるか、あなたならご存知でしょう? そのメダルに旅の思い出は込められているのですか? 人から譲り受けたメダルに何の価値があるのですか?

 ただ買いなさい。全てが揃うまで買い続けなさい。コンプリートしたあかつきには、日本で3本の指に入る記念メダラーとなれるのです。多くの人は数枚買ってお茶を濁すでしょうが、あなたはきっとそんなことはしない。あなたの信仰心があなたを支え、きっとやり遂げられることでしょう。

 遥かなる道の先で、私は待っていますよ……

あなたの信仰心が試されている

 ということで、信仰心の薄い無神論者な私は、10枚購入するという妥協点でお茶を濁すことにした。これは「10種類全てが揃う可能性がゼロではない」という点がポイントだ! 茶平様にまったく身を捧げていないわけではなく、かつ、1、2枚買って「まあこれならダブらないだろう( ´ ▽ ` )」といった安全圏で良しとしているわけでもない、いわば「体裁を繕う」というやつだ! 何のためにこんなことをしているのかなんてほんとのところを考えてはダメだ! 考えるな、感じろ!

 で。その結果が↓です。

この遠征の成果と共に

 ゾロとフランキーとロビンが見事にダブりました( ´∀`)

 6/10という結果は、可もなく不可もなくといった妥当なところというか……コメントしづらっ!

 真面目な話6枚目までまったくダブらなかったので、「これ、全部いっちゃうんじゃな〜い♪( ´▽`)」と鼻息荒く奇跡を夢見て、その後4連敗して現実を知る。。。

 奇跡を実現させるには、徳の積み方が足りなかったらしい。徳を積んでカルマを高めなければ——

 あっ、ちなみに私は全然ためらうことなくトレードに応じますし、裏ルートで入手いたしますです、はい( ´ ▽ ` )

38ミリメダルのページがようやく1ページ埋まりました。

 ちなみに、ドラゴンボールをすでにコンプリートされた方がいて、この世界には自分が太刀打ちできな猛者がたくさんいるということを教えてくれる。

↑伝説と呼べるような写真
反射が凄くて実は撮影しにくいタッチパネル式刻印機

 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)