茨城県【国営公園ひたち海浜公園「カード迷路 ぐるり森大冒険」】 記念メダル

国営公園ひたち海浜公園「カード迷路 ぐるり森大冒険」  記念メダル シーガーディアン
国営公園ひたち海浜公園「カード迷路 ぐるり森大冒険」  記念メダル ぐるりん
国営公園ひたち海浜公園「カード迷路 ぐるり森大冒険」  記念メダル ガイアキング
国営公園ひたち海浜公園「カード迷路 ぐるり森大冒険」  記念メダル プリンセスアクーア
国営公園ひたち海浜公園「カード迷路 ぐるり森大冒険」  記念メダル メダル販売機

【販売場所】
@建物前(入り口の横)(から、隣に新設された「ハムスタンのプライズゲームコーナー」内に移設されたらしい)
備考:雨が降っていると出口の中に収納される。入り口で「メダル買いたいんですけどぉ〜」と申し出ると購入させてもらえる。

雨の日は空から100円玉が降ってくる(某コインランドリーのキャッチフレーズ)

暗雲立ち込めるのは、私の未来か、ひたち海浜公園の行く末か(特に意味のない文章)

 茨城遠征最後の地は、満開のネモフィラで有名な【国営ひたち海浜公園】である。

なんかVtuberが紹介してた

ネモフィラが有名と知ったのは行った後でしたが。なんならネモフィラがどんな花なのか今もってよくわかっていませんが。

 こういうところが記念メダラーのよくないところである。一にも二にもメダルメダルで、その施設のウリをあっさりスルーしてしまうこと多数。これを茶平あるあると呼ぶのだ!(勝手に人まで巻き込む文章)

 ということで、私にとっては「子供向けの遊園地におっさんが一人で行く」という事実のみが降り注ぐ状況だったわけだが、降り注いでいたのはさもしい状況だけではなかった。

どしゃ降り

とはこのことをいうのだと言わんばかりの雨だった。海沿いの雨は、さもしい心をより冷やす。

 ちなみに、記念メダラー達の最重要ポイント「カード迷路 ぐるり森大冒険」というアトラクションは「南駐車場」の「中央ゲート」から入場するのが一番近いので、ネモフィラだろうが何だろうが、とりあえずここに停めるのが私としてはオススメである。園内は超広い。主たる目的が何であるかを忘れた時、人は後悔するのである(もっともらしい文章)。

駐車する場所を間違えることは絶望を意味することを教えてくれる全体案内図。
これを遊び尽くすのは1日では不可能じゃね?
こんなにドス黒い観覧車なんてある?

暗雲立ち込める

 これがディズニーランドなら、恐らく雨であろうが雪であろうがそのときどきの風情を楽しむ強者たちが集うのであろう。が、【ひたち海浜公園】にはそのようなガチ勢は一人もいなかった。大袈裟な表現ではなく、本当に一人もいなかったのだ

ゴーストタウン
雰囲気としては『バイオ・ハザード』でございます。

 考えてみると、この手の遊園地に土砂降りの雨にも関わらず訪れたのは初めてのことである。プライベートなら間違いなく予定変更をするところだ(メダルの購入はプライベートでは無いのだ! 公務なのだ!)。

 そういった観点から、「土砂降りの雨」+「遊園地」の答えを考えると

であるな、という結論に達する。許されるなら営業をソッコーで終了してしまいたいところであろう。なんせ、客が一人もいないのに、スタッフは各アトラクションにフルで待機しているのだから。

 人件費が雨によって文字通り湯水の如く流されてゆく光景を目の当たりにした。

 こう考えると、遊園地の経営ってものすごく難しいのではなかろうか。ディズニーランドやUSJのように突き抜けてしまえばまた話は別であろうが、多くのB級遊園地は屋外型であり、かつ、どうしてもこの日に行きたいと思うような場所であることは少ない。なぜなら、ディズニーやUSJのように遠方からの来客よりもクルマ圏内の地元民を中心とした客層であると予想できるからだ。遠方の客であれば宿泊施設の予約等の関係で強行することもあろうが、地元民であるならば、雨が降れば「また来週ね」となることであろう。つまり、売上が致命的なまでに天候に左右されることになる。

 しかしアトラクションを全て停止してスタッフを帰すわけにもいかないだろうから、普通に考えると、梅雨の時期はヤヴァイですな

 そういう点まで織り込んで運営がなされているのだろうと信じたいが、この施設に限っていえば「国営」であるというところに一抹の不安を感じてしまうのであった。別にまあよくね? 赤字でも。とか考えてほしくないのだが、どうだろうか。運営自体は恐らく民間業者に委託しているのだろうが、まあいろいろと難しい問題をはらんでますよね、公営施設の運営というのは(奥歯に物が詰まった物言い)。

 以下、人の気配がまったくしない遊園地を傘を差しながら練り歩いた記録。

何らかのテーマを持って回ろうと考え、彼らを探す旅にすることにしました。
陽気なスポットさんは水をテーマにしたアトラクションにおりました。「これに乗ったら濡れちゃうかも〜」という心配をするまでもなく、ここに辿り着くまでにびしょびしょになっております。
イルカの人はこれかしら? 違うかしら?
これかしら?
帰ってきてきちんと写真を確認するまで、この人が人魚の人かと思ってました。だいぶ違いました。雨の中必死だったのです。
写真じゃまったく伝わらないのですが、むしろ本物のカーレースだったら中止になりかねないほどの豪雨でございました。
その中でカートに乗るのは、恐らく飲酒運転に匹敵するくらいの危険運転だと思われ。
ハラハラドキドキドライブも極まることでしょう
こういうアトラクション、雨降ってるとマジでキツいですよね……
超楽しそうだし入ってみたかったんですが、びちぐそビチャビチャな己の格好を見て悪い気がして通過
上記と同様。
ちなみにこれ、ぐるり森大冒険と同じキャラクターが使われてますな。
アイスイルミネーションというパワーワードに惹かれる。が、入らず。
シロクマくんが陽気
蒸気機関車はトーマスに寄せがち

雨の日は難易度が高い( ;∀;)

 何をするにも大変で心が折れました……

 傘持って、パンダ持って、スマホ持って撮影ってハードル高いのよ。パンダ邪魔なのよ!(なら持つなという当然のツッコミは只今受け付けておりません)。

 遊園地オリジナルキャラクター探しもグダってしまうほどの豪雨、そしてそこら中から漂ってくる「早く閉めちゃいたいな〜」というスタッフからの空気感(被害妄想の可能性、是レ有)。

 改めて遊園地運営の難しさというものを考えさせられてしまった。これ、朝から土砂降りの雨だったら「今日、休園で良くね?」とかならないんすかね? アルバイトの人件費だけで完全に赤字コースになりそうなのだが。

 客側目線で見ても、例えば家族連れで頑張って訪れたとして、写真を撮ろうがアトラクションに乗ろうが何をするにも雨のせいでいちいち難易度が上がっちゃって、子供はグズり、親はいちいち大変でイラつくといった地獄絵図になることが容易に想像できるのだが。

 雨の日の遊園地には、幸せはないのかもしれない(ディズニーとUSJは除く)。

根性試しのお昼寝

記念メダルについて

ラインナップ

 この施設のメダルはなかなか特殊な事情で、【国営ひたち海浜公園】というよりも、その中の一施設である「ぐるり森大冒険」というブースでメダルが販売されていることが前面に押し出されている。つまり、この「ぐるり森大冒険」が販売機&刻印機を管轄しているということであろう。

とっても陽気な外観

 じつはこの「カード迷路 ぐるり森大冒険」というアトラクションは、全国各地の二流の遊園地に数多く出店されている。記念メダル的施設で例を挙げれば、愛知県の【明治村】【日本モンキーパーク】にも大規模な大冒険が用意されている。ただ、他の「ぐるり森大冒険」にメダルはない

 ここが記念メダラーたちにとっては最重要ポイントであるといえる。

 なぜ、他の「ぐるり森大冒険」にはメダルがないのか——逆に言えば、なぜこの場所の「ぐるり森大冒険」だけメダルがあるのか——その真相を誰か突き止めてほしい。

 ちなみに2022年7月現在、全国で21ヶ所あるそうな↓。

 前述したように、この日は雨であった。しかも土砂降りの雨であった

 事前情報ではメダル販売機は建物前の屋外に設置されているとのことだったので、自販機界では最弱の異名を持つあの青い販売機がこの体を撃ち抜くかのごとき激しい雨粒に果たして耐えられるのかと気が気ではなかった。何もしてなくても壊れるのに、激しい雨風に晒されるなどもってのほかである(ひどい言い様)。

 そんな心配から自然と急足になる私の眼前に、想像の斜め上をいく驚くべき光景が広がったのだった。

裸の王様的な、バカには見えない仕様なのか⁉︎

ないっ⁉︎

 たとえ雨で壊れようとも係の人にお願いして中身を開けてもらってでも絶対に購入するんだという不退転の覚悟でやってきたものの、影も形もないというのは予想外であった。

 記念メダラーの皆様ならわかっていただけると思うのだが、販売機が思っていた場所にないと、必要以上に焦ってしまう——それが記念メダル病。もちろん係員に聞けば一瞬で片付く問題であることは明らかなのだが、想像は悪い方悪い方に働いてしまうものである。このときの私は「販売終了」という想像し得る中で最も悲惨な結末を思い描いてしまったのであった。もちろんこれは、過去、その悲惨な結末を幾度となく経験してきたことによる。決して我が身には起こり得ないなんていう甘いものではないのだ!

 とはいっても、もちろんこのときは雨から守るために建物内に引っ込めていただけとのことなので、「メメメメメ、メダルはぁぁぁぁぁっ⁉︎」と挙動不審さMAXで入口のお姉さんに申告したら、すぐに出口すぐそばの販売機の場所へ案内してくれたのだった。

実は建物内に引っ込んでいそうとは思ったので覗いてみたのだけれど、絶妙に外からは見えない配置で置かれていたので、変に焦ったのでした……
ただ、入口の脇にこんな張り紙があったので、なんとなく安心はしました。
まあ張り紙があったところで「もう無い」なんてことは余裕であるのが記念メダルの世界なのですが……
ということで、無事ご対面!
なんなら晴れているときでもここに置いておいた方が良いんじゃないかしらと思ったり、らじばんだり。
ディスプレイがここまで派手に装飾されるのは実は超珍しい。
そしてお手製の説明書からは言葉にできないほどの優しさが溢れ出ているのであった。
実はミューよりもレアだと噂される「ストラップ型ホルダー」が販売されている。
スマホ時代にもう君を必要としてはいないが……

  そんなこんなで、無事購入できて一安心である。それにつけても、なぜここ【ひたち海浜公園】の「ぐるり森」のみが販売しているのだろうか——というかむしろ、なぜここ【ひたち海浜公園】の「ぐるり森」は記念メダルなんか販売しているのだろうか、と言い換えることすらできる。

 このアトラクションは一度利用するとオリジナルのトレカが1枚もらえるというカード収集型の集客をしている(出口でそのカードを使ったゲーム筐体で対戦するらしい)。つまり、マンホールカードみたいに、なんとなく記念メダルと需要が被る気がするのである。だからこそ他の施設ではメダルを販売していないのではないかと予想するのだが、そうなると、むしろなぜここだけが販売しているのだろうかと疑問が生じる。

 もちろん、記念メダルの立場は、コレクション的な意味合いではなくカード迷路なるものを堪能した記念に思い出として購入することを狙っているのかもしれないが。でもそれを言ったら、それこそご当地限定のオリジナルカードで記念としては十分なのではないかと思ったり思わなかったり、やっぱり思ったり。

 いやもちろん、記念メダラー的には、メダルを作ってくれたことは嬉しいのだが。他の施設で「ぐるり森大冒険」を見る度に、「ここには記念メダルがないのだろうか……」とつい探してしまうので、販売するならする、しないならしないではっきりしてくれた方が、あたいの乙女心は平穏でいられるのよ(もちろん販売してくれる方向で調整していただけるとマンモスうれピーです)(なんじゃこりゃ)。




2 件のコメント

  • 2023年10月に行ってまいりました
    この公園はとても広く、ここでの事前の情報がなければ泣きながら一日中歩き回っていたと思います
    現在は左隣に赤い建物「4D・シアター」が新設されて、その中に移動していました
    向かって右側の自動ドアから入りすぐ右に設置されています
    4種類各メダル500円、刻印機30円です
    販売機は1000円札の使用はできませんが、すぐ後ろに100円への両替機があります
    10円への両替はシアターのスタッフに声をかけてください、と張り紙がありました
    販売機のコイン取り出し口にマットが置いてあり、刻印機の空いているスペースにもマットがありコインが落ちないようにと配慮がされています

    メダルの張り紙が無くなっており、若いスタッフの人に聞いても知らないと言われ
    恥を承知で他の人に聞きまくったところ教えてもらいました

    ちなみに大洗水族館行のバスも出ているので、バスや鉄道を利用したメダル収集家には便利です

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