愛知県【名古屋市科学館】 記念メダル

名古屋市科学館 記念メダル マスコットキャラ
名古屋市科学館 記念メダル 惑星
名古屋市科学館 記念メダル 建物
記念メダル販売場所

【販売場所】
@本館向かいのミュージアムショップ
備考:【国立科学博物館】の劣化版のような特別展が開催されたときもそのイベント限定のメダルが販売される。※販売終了※

近くて遠い、プラネタリウム

誰もが思っていることを敢えて言おう。【フジテレビ】の「はちたま」にそっくりやん、と……

 【名古屋市科学館】は、プラネタリウムで有名な科学館であり、休日ともなれば施設をぐるっと一周するような形で大行列ができる。その大行列を攻略するために必要なモチベーションは「好きな人と一緒に並ぶ」という点であることは疑いようがないので(個人的偏見)、私が攻略できる日は遥か遠い未来であると思われる。星や宇宙に興味があればまだ頑張れるのだが、私は「隣で星を見上げている君の横顔の方が綺麗だな」と思うタイプなので頑張れない(キモっ)。

 【名古屋市科学館】は何度も足を運んでいるものの、本格的なリニューアルが行われてから科学館エリア自体に入場したことは実は初めてである。ここを訪れるときはいつも「特別展」(大抵【国立科学博物館】で開催された特別展の劣化版のヤツ)目当てである。今回訪れたのも、何を隠そう【大地のハンター展】が開催されていたからに他ならない。そう、【名古屋市科学館】はいうなればいつだってバーターなのである。

 では今回はなぜ重い腰を上げて科学館エリアに入場を果たしたのかというと、”記念メダルの販売は終了されたのか?”ということをはっきりさせるためであった。1年以上前から「販売機がなくなっていた」という情報がTwitter上で挙げられるようになっていたものの、一方で訪問報告をされた方がここ【名古屋市科学館】のメダル写真とともにツイートされていることもあって、真相が気になっていた。

 結果から述べると、販売機の姿はもうどこにもなかった。諸行無常なり。

 以前販売機が置かれていたミュージアムショップにもなかったし、館内もくまなく歩き回ったが、ついに再会を果たすことはできなかった。オークコーポレーションの管轄はミュージアムショップだけなので、そこになかった時点でお察しではあったものの、はっきりさせるために見て周り、ついでに記事リニューアルに至る。なおこのことに関しては後述の「記念メダルについて」の項を参照されたし。

 大人になってしまった記念メダラーとしては、「科学館」という場所は実は結構鬼門である。なぜなら、科学館で学ぶ科学は子供たちのためにあるからだ。様々な科学的反応、効果を学ぶキッズたちを尻目に、ぬいぐるみを持ったおっさんが怪しくカメラを構えている。それを世の中では「不審者」と呼ぶのであった。

 【大阪市立科学館】も【福岡市科学館】も”お前はお呼びじゃない感”が凄すぎて、危うく通報されるところであったことよ。。。

【国立科学博物館】メダルみたいなヤーツ!(メダルの画像は反転させております)
骨になっても仲良しな親子。まあこの展示方法を人骨でやった瞬間に非難轟々になるわけですが……(昔そういう騒動があった)
名古屋の街並み再現ジオラマ。
記念メダルマップのようにしてみましたが1ヶ所間違いがあります。さて、どこでしょ〜?
駄菓子屋のおもちゃを思い出す装置
↓こんなやつ
こけしを見るともはやエロと結びつけてしか考えられないことも、取っ手(棒)の位置がそこにあるのはちょっといかんのじゃないかと思うのも、現代の誤った性教育のせいであり、私のせいではないのです。私は現代性教育の被害者なのです。
個人的に「科学館といえば竜巻作りがち」という印象でございます。
ド文系の私は、この説明では「なぜヒマワリの種やまつぼっくりの渦巻きの本数ががフィボナッチ数列だと言えるのか」というのがさっぱりわかりませんでした。もちろんフィボナッチ数列の概要事態はわかりますYO!
なんとなく魔神ブウを思い出しました。
(『ドラゴンボール』より)
人間は骨になるとどこか相手をおちょくっているかのような表情になることが判明しました。
こういうのはここでしかできないゲームだろうからぜひやってみたいのだけれど、一人だとやれないのであった……
記念メダル収集を通してだいぶおひとりさまレベルが上がり、どこに行くにも一人であることは気にならなくなったのだが、「一人で何らかのプレイをする」ということにはまだ抵抗がある中途半端な冒険者レベル。
頭のてっぺんがさっきのコロナウィルスにそっくりじゃんと思った一枚。ということは魔神ブウにもそっくりだということです。
右側の写真はリニューアル前の【名古屋市科学館】
この姿の時も何度か訪れていて、思い返す度に思うのは茶平あるあるの一つである「なぜあの時すべてのメダルを買っておかなかったんだ……」ということでございます。
「金星が見えるよ!」みたいなことをウリ文句にしていた望遠鏡。
覗いてみたら、予想以上に超ガッカリしましたな……(オチは自分の目で確認だ!)
予想以上の書類選考通過率の高さに、夢を追いかけることに想いが傾くアラフォーの中年男。
一生に一度、一定期間だけでも良いからサラリーマンではない仕事で生計を立ててみたい……
「メタリックハート」という語感が異様に心に響く!
私も大きな圧力がかかっても揺るがないそんなメタリックなハートになりたい。
この世界の最果ての上で
昔『フロム・ジ・アース/人類、月に立つ』という、トム・ハンクスが製作総指揮をした海外ドキュメンタリードラマが大好きで、録画したものを何回か通しで観てましたな。
イメージは手長エビ
昨今では、この形状のものを見ると、ロケットよりも弾道ミサイルを思い浮かべちゃうのよね……
こういう楽しそうbut多人数を要するモノに出会ったとき、人は一人でいる悲しみを知るのだ!
単体で見るととっても綺麗なのに、群生で見るとキモいよね、水晶。
歯並びがめっちゃガッタガタみたいな。
TENGA!

 特別展のイメージしかなかった【名古屋市科学館】であるが、入ってみれば非常に充実の内容である。大人だと一人では楽しみにくいだけで。流石は公営施設の雄! といった感じである。

 しかしながら、大人も子供も楽しめる——と一言でよく言い表すものの、この言葉には「子供と一緒に来た時に大人も割と暇しない」という意味である場所も含まれる。ディズニーランドの”大人も子供も楽しめる”とは趣が異なるのであった。

 恐らくはここにはもう2度と来ないだろうという予測があったので、ついでにノーベル賞受賞者たちを拝顔していくことにした。

昔、小学校のときの先生が「ノーベルがいなければ、戦争はここまで悲惨なものになってはいなかったかもしれないね(ダイナマイトの発明者だから)」と訳知り顔で結構無責任なことを言っていたのだが、ノーベルがいなくてもダイナマイトは他の誰かが生み出していたことでしょう。ただ、ノーベル賞はなかったかもしれない。ノーベル賞が平和に貢献しているかどうかは微妙なところだが(特にノーベル平和賞)
リチウムイオン電池なくして現在の生活はもはや成り立ちませんな。
ただ、リチウムイオン電池は処分方法に困るのよね……(特に中華製品のワイヤレスデバイス系のやつ)
わたくし16時間断食の実施者です。オートファジーなくしてこのダイエットは生まれなかったことでしょう。
(と朝マックを食べながらマックでこのブログを書いている是レ矛盾)

 ノーベル賞を受賞するような人が資格の勉強をしたら無双できるのだろうか、ということが最近の気になることである(下世話な感性)。ただどんなに難しい資格を取っても「まあ、ノーベル賞受賞者だからねぇ(´ー`)」ときっとその価値を正当に評価してもらえないだろうという点で、ノーベル賞受賞はある意味損ではある。

 将来ノーベル賞を受賞してしまって現在所有している資格の価値が薄まってしまわないかと心配で夜も眠れない次第である。

最上階に行くと、金星を見せてもらえます。しかし、ディスプレイに映された時点で、それはYouTube動画で観ているのとまったく同じ感覚になってしまうのでした……
ちなみにお隣では「木下大サーカス」がやって来ておりました。
近年のサーカスはすっかり会社化されているという様子が描かれた『空中ブランコ』という小説を思い出しました。
↓これ

記念メダルについて

 この施設の記念メダルは、2011年のリニューアル工事に伴う一時休館により一度販売終了となった(茶平公式HPの販売終了リストに掲載された)。その後、リニューアルされたときにミュージアムショップの経営がオークコーポレーションに移管されたことにより、デザインが暗黒騎士からパラディンへのジョブチェンジ並みに一新されて華々しい復活を果たした(若者には通じないFF4ネタ)。その後は長い間”いつかは必ず手にしたいあのデザインのメダル”的なポジションで記念メダル界に燦然と君臨し続けていたのだが、いつの間にか販売終了となっていた。ただ、ずいぶん前に販売終了したと思われていたのだが、2022年の2月にTwitter上でその日の刻印入りでこの施設のメダルの写真を投稿された方がいたので「まだ販売していたのか∑(゚Д゚)」と界隈が少しざわついた。が、その後の訪問ツイートを見る限りは、やはり販売されていなかった様子であった。

 この現象の真相は、販売が終了してしまった原因とも関連づけられるのだが、恐らく「コロナ禍初期に名古屋市科学館公式通販でメダルの販売が始まった」ことによるものだと推測する。つまり、通販で在庫を全て売り切ってしまった&アップされた写真は通販で購入したものを持参した、といったところであろう。別ルートで入手したメダルを持参して刻印する手法は私もよくやるヤーツ。

 ただ【大地のハンター展】で行く機会があった&よく考えたらリニューアル後に中をじっくり見たことがなかったので、ついでに自分の目で確認して(自分の中で)はっきりさせることにしたのであった。そしてやはりその姿はどこにもなかった。記念メダルスポットが消滅してしまうことは、いつだって悲しい。

 【名古屋市科学館】で話題となったのは惑星メダルである。当時、このメダルの美しさは群を抜いていた。

このクオリティはオークにしか出せない

 同時に、今は販売終了してしまったが【福岡市科学館】メダルとデザインが似ていることでも評判であった。ちなみにどちらも同じデザイナーの方がデザインしているはずなので酷似していること自体に問題はない。むしろ、このシリーズを全国の科学館で展開して欲しかった

 富士山年号シリーズに並ぶ”惑星シリーズ”として企画してほしかったところである。しかしオークコーポレーションはいつだって我々の期待の更に上をいくクオリティを提供しているので、いつかきっと、また我々の度肝を抜くような、現段階では想像できないような、そんな記念メダルを我々のもとに提供してくれることだろう。

 オークオリジナルメダル、欲しかったな〜

(過去記事)販売終了リスト入りも、オーク系列によって復活を果たす

 ここ【名古屋市科学館】は茶平工業HPの「販売場所リスト」の中で「販売終了メダル」一覧に掲載されているが、最近になって販売が再開された場所である(昔のメダルとは違う)。

 ここはプラネタリウムで有名な科学館である。数年前に大幅な改修工事を行い、何かが「世界一」となった立派なプラネタリウムがある(何が世界一か忘れた)。現在でも休日ともなるとプラネタリウムのチケット購入者で朝から大行列ができていて、周辺は凄まじいことになっている。しかも「白川公園」という街中の公園内にあり、その公園ではストリートダンサーが踊っていたりフリースタイルフットボーラーがリフティングしていたり「ランニング合コン」なる催しで男女十数人が二列縦隊で走っていたり写真撮影をするコスプレイヤーがいたりホームレスが道の真ん中で寝ていたりラジバンダリで、日によっては一帯がカオスと化していることがある。恐るべし、地方都市。

 また、企画展がよく催されていて、それでもよく記念メダルが販売される。大抵は東京の【国立科学博物館】で催された企画展の縮小版というか劣化版というかで、記念メダルも大体同じものである(【チョコレート展】のみ裏面が名古屋オリジナルのものだったが)。

 施設としては、プラネタリウムを筆頭に、市営・公共の施設としてはかなり頑張っていて、おしゃれっぽいカフェが併設されていたり子供が遊べそうなデカい展示物があったりと、幅広い層を取り込む努力をしている。企画展も絶え間なく催されていて、経営努力を惜しんでいない印象である。きっと学芸員たちもエリート揃いなのであろう(独断と偏見)。

 リニューアルされた記念メダルのカッコよさにも、そうした努力の跡が見える。

 「メダルがおしゃれな場所は良い施設」という持論があるのだが(私的見解)、それは全く根拠のない感覚ではなく、「少しでも良くしよう」という企業努力が細部にまで行き渡っているということなのである。そうした意味で、公営施設なのにここまでの努力ができることは素晴らしいと思うのである。

 ただ、働いている出向の市職員は、せっかく公務員になれたのに完全土日出勤となってかわいそうだな~と同情するが。公務員も決して楽ばかりではないのかもしれない。たぶん。




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