大阪府【大阪市立科学館】 記念メダル

 ここ【大阪市立科学館】は、都市に立つ市立科学館にありがちな「プラネタリウム」がある。プラネタリウムがあるところに、カップルというものは訪れる。カップルが並ぶ行列に、おっさん一人では並びにくい。そういう段階的法則がこの世にはある。世知辛い世の中なのである。

 私は正直、こういう科学館が面白いと思ったことはほとんどないというか、科学実験も「すごい」とは思うが「面白い」と興味津々になることがないので、訪れるのが申し訳ないくらいである。私としては科学館で再現される様々な物理現象や自然現象より、同じ科学でも「TCP/IPというネットワークプロトコルを考え付いた人はすごい」とか、「最初にGUIのOSを考案し設計した人は神ではないのか」(Appleね)とか、0と1だけで作り出されるコンピュータの世界に心がときめくのである。だからいまいち楽しめきれない。行くのが本当に申し訳ない。

 私が訪れた当時は、小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還に日本中が沸いていたときで、「HAYABUSA」記念メダルが数か所で販売されていたときである。ここもその販売場所の一つであったので、上記掲載の記念メダルがあった。

 

↓「はやぶさ」が大気圏に突入する前に最期に撮影した地球

この写真は、この世でベスト3に入るくらい好きな写真である。この不完全さが、美しい。

 「最後」ではなく「最期」の写真であることが、この不完全さを完全な美しさにしている。という知ったような口をきく中年親父。「はやぶさ」が辿って来た長い旅路のすべてが、この一枚に込められているように感じる。いや、マジで。

 何より、最期にこの仕事を与えることを思い至ったJAXAのエンジニアの発想が素晴らしい。そういうイキな仕事をしたいものである。少なくても今まで一度もしたことない。

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