愛知県【すいとぴあ江南】 記念メダル

 ここ【すいとぴあ江南】は、江南市が建設し運営する公営宿泊施設である(もちろん運営は請負業者がしていると思うが)。江南市市政40周年を記念して建設されたらしい。記念事業だけあり、ランドマークの役割を担う外観は確かに個性的である。よく「スタンプ」と称されている。

↓税金の塊

 ただ、タワーだけでなく「宿泊施設」としたのはなかなかチャレンジャーだなぁと感じる。なぜなら、周辺には観光名所・施設が一切ないからである。つまり、「誰が泊まるの?」という疑問が生じるのである。ビジネスユースを見込むにしても、正直江南市へビジネスで訪れる人はごく少数であろう。また、たとえ江南市に泊を伴う出張で訪れる要件があったとしても、多くの人は名古屋駅周辺で宿泊し翌日江南市へ移動するという手段を取ると考えられる。その方が夜が楽しいし(ゲスの極み)。

 とにかく周囲には何もない。コンビニもない。

 だから、静養目的で訪れるなら、目の前に木曽川も見えてなかなかよい景観で心休まる場所だと思うのだが、静養目的ならば、これまた「江南市」という場所がリストに挙がる人は非常に稀であると思われる。まず真っ先に「軽井沢」等有名どころを想起すると思うのである。

 しかも、肝心の記念メダルはその特徴的なタワーの展望室にあるのだが、そのタワーが明らかに低い。100メートルもない。どころか、「江南」にちなんだのか「57メートル(公式HP発表値)」である。すぐ近くに一宮の【138タワー】が空高くそびえ立っているのが見て取れる。つまり、記念メダラーにとって次の目的地が見て取れるということである(あるいはそこからやってきたか)。この展望室に登った人の誰もが思うであろうことが「あっちの方が高い」である。

 そんなわけでなかなか運営的に難しい施設であることが推察される。しかし、前述の通り市の事業として建設された「箱」なので、これまた切るのもきっと難しいだろう。ランドマークとして造っておいて、そのランドマークを切るというのは、市の象徴=シンボルを切るということでもある。後には引けない物を造ったとも言える。

 個人的には、せめて宿泊施設としてではなく、運動公園や体育館など、県内の遠隔地からでも一定の需要が見込めるものであったらなぁ、、、と考えるのは素人の考えだろうか。体育館に展望タワーという組み合わせは意外とないので良いと思うのだが(ライバル?の【138タワー】がまさにそれをやっているのだが)。

 ただ、宿泊施設としてはなかなかよいらしく、施設も外観の古臭さに反して結構綺麗である。従業員の方々のがんばりが見て取れる。私は大浴場のみを利用したのだが、値段も安くなかなかよかった(温泉ではないが)。テニスコートがあるので、テニスサークルの合宿等に利用されることもあるようだ。

 公共の宿なので、値段はまあまあ安い方であり、その点「合宿」等のニーズはあるかもしれない。フィットネスもあるので、フィジカルトレーニングもできる。ただ、テニス限定ではあると思うが。

 【すいとぴあ江南】から木曽川沿いの堤防をずーっと走ると、【138タワー】に着く。そういうマラソン大会を企画してもよいかもしれない。マラソン大会は大規模なものにすれば、県外からの参加者も多く、宿泊施設も潤うのである。大規模なものにできるかは不明だが。

 いろいろ考えてみても、しょせん素人の私には良い経営策は思いつかないなぁ〜。という、超余計なお世話な戯言でした。




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