【販売場所】
@横浜ワールドポーターズ2階バンダイナムコクロスストア「歌姫投票バトル‼︎」の横
備考:横浜会場の開催から数日後に訪れたので絶対全種売り切れだと思っていたら、遠慮の塊のように1枚だけポツンと残っていた。ちなみに購入しておりません。
マクロスは記念メダル難民を生む
【裏マクロス超時空フェスティバル】 は、2024年9月スタートの京都会場を皮切りに、11月には博多でも開催され、12月20日(金)〜2025年1月26日(日)の期間で、私が足を運んだ横浜会場での開催がスタートした。
で。
マクロスイベントでここのところ毎回問題となるのが、”全7種あるのに3種類までしか買えない問題”&”記念メダル即売り切れ問題”である。特に前者は馬鹿なんじゃないかと思ったのだが、これはもはやもうマクロスイベの風物詩なのである。絶対にこの制度を変更しないというマクロスよりも鋼鉄の硬い意志を感じる。天晴れ!
私が足を運んだのはすっかりマクロスファンの熱気もクリスマスの熱気も過ぎ去った12月26日だったので、食い荒らされたパーティー会場の跡のように、人は過ぎ去り、記念メダルだけではなく各種グッズは欠品の嵐でございました。
このイベント、どこの会場でも初日と二日目の2日間は入場を抽選制にしており、その抽選に漏れるとほぼ記念メダルの購入は不可能に近くなるという記念メダルコレクターにとって難関イベントとなっている。加えて、抽選に当たっても当選した入場時間帯によってはやっぱり悲しい感じになったりする上、極めつけは奇跡的にバッチリな時間帯に当選して早くから人混みを分け入って入場したところで3種類までしか購入できないという無理ゲーイベントとなっている。自力現地購入絶対勢がコンプを目指す場合、協力者と共に行くか、何度も足を運ぶかしかないのだが、前者は協力者も抽選に当選しなければならないし、後者は後日訪れても残っているとは限らないという、どうあがいても運ゲーからは逃れられない極悪仕様となっている。
商売的に考えても、あっさり品切れさせて販売の機会損失しまくっているのは一社会人として心底いかがなものかと思うのだが、まあ損をしているわけではないから良いのかね? 私が担当者で私の上司だったら相当ブチギレられる案件なのだが。毎回毎回発注見込みが甘過ぎるというのは。
などと考えている内に桜木町に到着。
会場内は思いのほか簡素で、正直グッズを売るためのイベントだなという感じが滲み出ていた。別に文句はないが。
つまり、見るべきところはほとんどないということだ。別に文句はないが。
すっかり人がいなくなっていたのは、このイベントがグッズ販売9割メインの企画だからではなかろうか。少なくても私が訪れた時は、ミニゲームで遊んでいるマクロスファンは一人もいなかった。グッズ販売命ならグッズの在庫を切らすなよと重ね重ね思うなどした。
まあ記念メダルに関しては茶平側の事情もあるような気がするのだが🤔
グッズ販売の他に有料のミニゲームコーナーが3つほどあったのだが、ミニゲームに取り組むにはまだマクロスへの愛が足りなかった。何にちなんで企画されたミニゲームか元ネタがわかって初めて楽しいと思うので、ここでも圧倒的知識不足が致命傷となったのだった。勉強、大事。
他にはフォトブースが設けられていて、華やかな衣装を着た美少女たちが冴えないおっさんと笑顔で写真を撮ってくれる。なんて良い方達なんでしょう。
まあそんだけっちゃあそんだけのイベントなのだが、前回もそんな感じだったので、特段何かを思ううこともなく。
前回と同じようにこのイベントは、イベントに合わせてグッズを製作して、そのグッズを大々的に売り捌くために企画されたイベントであることが伺えた。それが販売戦略で、マクロスファンの方々がそれで良いというのならそれで良い。入場無料だし。
ただ、また近いうちに似たようなイベントがあるのかなーと思うと、ちょっとげんなりしちゃう私がいる。メダル争奪戦は神経すり減って普通にツラい。
予習(※ネタバレあり)
※以下アニメ画像は全て『マクロスΔ絶対LIVE‼︎‼︎‼︎』より引用
横浜へ向かう新幹線車内で、マクロス素人(但し童貞ではない)の私はAmazonプライムで予習を行うことにした。視聴したのは『劇場版マクロスΔ絶対LIVE‼︎‼︎‼︎」だ。
タイトルに偽りなく、どんな状況になっても絶対にLIVE活動をしていた。敵も味方も。
そのアイドル魂におじさん感服いたしました。
ストーリーとしては、前作での戦争の果てに和平を結んだ戦勝国(地球を含む統合政府:主人公側)と敗戦国(ウィンダミア王国:ヒロイン側)が、停戦記念ライブを敗戦国側で開催しようとしてたら、ヒロインの故郷で友好ムードで夜飯を食ってたところに「こんな奴らと仲良くすんじゃねー!」という敗戦国側のもっともな主張をする荒くれ者たちが現れたり、それを敗戦国の騎士がパワハラで収めたりしていると、突如謎の第3勢力が現れて、共通の敵をもつ友よー‼︎ という感じで最後には心を一つにして無事、異なる星の人類同士が団結して謎の第3勢力をやっつけるというストーリーである。
この作品を観て私が第一に抱いた感想は「やはり地球が一つとなり世界が平和になるには異星人からの侵略を受けて地球全体が一致団結するしか道はない」というものである。幕末を経て日本という国が一つになったのも、黒船来航という外国勢力の侵略を受け「国内で戦争してる場合じゃねー」となったからに他ならない。国が一つになるには共通の敵となる外国勢力からの侵略が必要だし、世界が一つになるには異星人からの侵略を経るしかないのかもしれない。そうでなければいつまで経っても地球内で戦争していることになる。かつての日本に戦国時代があったように。
ちなみに前作からのヒロイン・フレイアが、命を懸けて彼氏のハヤテくんのために歌ったことにより、その命が燃え尽きる。そのためストーリーとしてはここで本当に見納めであることがうかがえる。まあ時間を掛ければ再結成が可能なようなラストではあったのだが、単純に考えれば次回作では戦術音楽ユニット・ワルキューレの世代交代がはかられるのではないかと予想される。あるいはYami-Q-rayのスピンオフ的なものがありそう(実体はないんだけど)。
何はともあれ、少しずつ『マクロス』に詳しくなっていく自分もまた良き哉。
人物対照表
記念メダルについて
実は私は掲載メダルを裏ルートにてすでに入手していたので、「あってもなくても、まあいいや( ´ ▽ ` )」という気楽な気持ちで会場に足を運んだ。案の定ほぼなかったのだが、1枚だけポツンと売れ残ったマキナ嬢とご対面することができた。
当ブログにて何度も書いているが、アニメ関連イベントはアニメファンと需要が被るしアニメファンはグッズの購買意欲がかなり強めなので、記念メダルコレクターがメダルを手に入れるにはこの歴戦の猛者たちを相手にせねばならないのがかなりキツい。はっきり言って、努力なくして入手は不可能だろう。この戦いに勝利し、無事に入手できた記念メダルサイドのコレクターの皆様には惜しみない拍手を送りたい。残念ながら、私にはもうできない。
しかし悲劇なのは、この戦いに勝利したとて、何度も述べているように普通に購入すると全7種中3種しか手に入れることができない点である。
運営も毎度毎度同じ過ちというか何回同じことを繰り返すねんという感じなので、何らかの大人の事情があるのだろうけれども、なんとか解決して欲しいものである。そもそもその方が儲かるだろうし。
デザイン的には、銀メダルを敢えて採用しているところが良いよね!
私は梨地の銀メダルが異様に好きだね! もっと新作出て欲しい。
アニメの図柄はデザインの際にいろいろと制約が多いらしいのだが、【茶平工業】のデザイナーさんが良い仕事をして、なかなか迫力あるメダルになっていると感じる。これからもファイトだ!(唐突すぎる雑な応援)。
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