



中村公園、再び

【豊臣ミュージアム】は、2026年1月24日(土曜日)から2027年1月11日(月曜日)までの期間で開館されている、大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放映を記念してオープンされた施設である。後述するが大変立派な建物なので、大河ドラマ終了後にこの建物がどうされるのかが気になるところ。
↓名古屋市の公式ページでも明確に期限が示されている。箱物作っちゃうと、存在するだけで経費垂れ流しの温床になっちゃうからなぁ……私はこの「中村公園」という地域には縁がある。大学の同級生が実家住まいだったころ、中村公園駅のすぐ近くにあるそのご実家に、同じく大学の他の友人達と一緒に遊びに行きそのまま泊まらせてもらったという、まさに青春の1ページともいえる思い出が詰まった場所なのである。大学生になったばかりのときって、とりあえず友達の家に泊まりに行く文化ってない? 古い話?
大学1年生のときの話なので20年以上前の話なのだが、その時にあったミスタードーナッツもケンタッキーも健在で感動すら覚えた。無くなっていたのは「リンリンハウス」くらいなものだ(20代の若者には通じない”昔めっちゃあったものランキング”第4位「テレクラ」)。

地下鉄を降りてこの光景を見たときには、りくりゅうペアのフリーを観た時と同じくらい感動したね!
(誰にも共感されない感動)
そんなわけで、『豊臣兄弟』も大河ドラマにも全然ご縁がなかった私であるが、懐かしの中村公園に行くこと自体がちょっと楽しみで、非常にウキウキしながら向かったのだった。歳をとると自分のルーツを辿る旅というのはどこか楽しい。

某宗教の信者の方は車では鳥居の向こう側にいけないというバリアフリーではない道路なのだ。
(徒歩なら歩道から鳥居を潜らずに向こう側に行けますYO!)

もう歩いているだけで楽しい
( ´ ▽ ` )
いやー、旅の醍醐味というのは本来こういうものだよねと思ったりらじばんだり。
もちろん”旅”というほどの遠出をしているわけではないのだが。しかし、この日は春が近づいていることを感じられるくらい気温が高く、気持ちのよい陽気で、程よい人通りに、それなりに軒を連ねる飲食店。
”これくらいがちょうど良い”を体現したかのような記念メダル的観光地であるといえる。のんびり歩いているだけで楽しい。さいこー。
こういう旅が楽しくて記念メダルを集め始めたんだな〜などと初心に返りながらぷらぷら歩くこと10分弱で「中村公園」に到着。気分がすっかりご機嫌である。
アラフォーの心寂しいおっさんに必要なのは、気持ちの良い陽気なときにてくてくと散歩することなのかもしれない。


どちらが豊臣関連記念メダルの覇権を握るのか、見ものである。
(覇権を握ること自体が不名誉な可能性、是レ有)

ハコ物は、作ってしまうと最低でも人を一人は常駐させなきゃいけなくなるという点だけでも年300万は維持費が掛かりますからな……

大賀が大河の主人公、と誰もがきっと思ったと思うんだ

もちろん私はこの大河ドラマを全く観ていないので、展示物の内容を楽しむには限界がある。すべての展示物に関していわれもいわくも知らないので、「あ〜っ、これはあの時の⁉︎」みたいな感動が一切ない。なら来るなよ案件である。
しかし、館内にいたみなさんは老若男女問わず楽しんでいる様子だったので、良き施設だな〜と思いましたよ( ´∀`)ハイ 小学生くらいのちびっ子も「秀長だーっ!」って言ってて、歴史教育がなってるな! と思いました。まあ大河ドラマのフィクション性には賛否両論あるけれども、いちいちそういうことを言ってつっかかる大人は「ゴチャゴチャうるせぇヤツだな( ゚д゚)ケッ」と思う次第である。









あと当然のことながら撮影禁止だったんだけれど、4K映像で送るメイキングみたいな12分間の動画を専用ブースで観た。ファンの行列に並んで。
で。
これが、全然ドラマを観ていなくても、なかなか面白かったですよ〜という小並感。
秀吉が人を斬るところを見てビビった秀長が故郷の中村に逃げ帰るも、村が野武士に襲われて全滅➡︎「これが今の世じゃ!」と秀吉がいつものひょうきんな笑顔を消して叫ぶシーンは、そのシーンだけを見ても胸に迫るものがありましたな。だから変えねばならぬ——と言わずに、それを鑑賞者に伝える鬼気迫るシーンであった。
SNSを流し見していると、あまりにも”言外の意図”を汲み取れずにお馬鹿なリプをしてシラケさせているコメントが目に入ってきて、「一から十まで説明しないと何も伝わらないんだな〜」という気持ちになって最近はウンザリしていたのだが、少なくても創作物の良さってこういうところにあるんじゃないかなと思うのである。直截的な表現ではなくても、言葉以上に伝わってくるものがあるところに、人は心が揺り動かされるのではなかろうか。
「I LOVE YOU」の翻訳を「月が綺麗ですね」としたことの良さを一から十まで説明して台無しにしてしまうのが、SNS社会なのかもね。

記念メダルについて

なんといっても最大の特徴は、別施設の記念メダルが購入できるという点である。これは今までにありそうでなかった新発想だ! 素晴らしい( ´ ▽ ` )
私が購入する前の人が販売機トラブルに見舞われていてその際にこそっと中を覗かせてもらった感じでは、どのメダルもそれなりに売れていたような印象。時代劇ファンにお城メダルは琴線に触れるものがあるのかもしれない。
販売機は展示会場出口のすぐそば——ミュージアムショップ内に設置されている。

お互い仕方ないのに、お互いモヤモヤが残って、その元凶の全てがこの販売機の仕様にあるという点で、よくないな残念だなと思うなどした。
仮に千円札2枚を入れてはいけない仕様ならば、物理的に入らない構造にしておくというのが”フールプルーフ”というリスク管理の概念である。まあ何が悪くて不具合が発生したのかは結局のところよくわからないんだけれども。
この施設特有のメダルは、一番右のドラマタイトルメダル1種である。超不粋な助言を送ってしまうと、おもて面に”豊臣兄弟!”とタイトルデザインをもってきたのに、裏面も金型で”豊臣兄弟!”としてしまったのは明らかな悪手であるといえよう。大河ドラマ終わったらもう使えんじゃん。

1年後にメダルの販売は終了するというのなら、それはそれで別に良いわけだし。
ちなみにミュージアムショップには施設入場前に入れるので、「記念メダルを買うまでそわそわしちゃうよ〜」というそんなウブで生粋の記念メダルコレクターのみなさんは、先にミュージアムショップに行ってから入場することをおすすめする次第である。
おもて面のデザインは何も面白味がないので、割愛。まあデザインする上で制約は多かったと予想されるので(相手はNHKだし)、なるべくしてなったデザインなのではないかと。

せめて英訳版は別の紙にした方がよかったかも。















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