





【販売場所】
@グッズコーナー
備考:裏面の金型すら製作せず最もコストを掛けずに記念メダルを製造し、最もお高い値段設定をしている。
たかが進学や就職のためにここまで頑張る生徒たちは、きっと他の高校へ行っても自分の道を自らの力で切り拓けたと思うんだけどな、おじさん

【ようこそ実力至上主義のフェスタへ2025 3年生編開幕版 in 有楽町マルイ】は、2025年3月14日(金)~ 2025年3月30日(日)の期間にその名の通り有楽町駅の真ん前にそびえ立つマルイにて開催された物販イベントである。実はここ有楽町マルイでこの『ようこそ実力至上主義の教室へ』のイベントが開催されたのは2回目であり、前回イベントでは「文庫本の挿絵を拡大印刷して羅列しただけで信者達から入場料1800円を集金するイベント」と全俺から圧倒的に否定された。
↓前回記事はこちら記事の中で「(文庫本ですべての展示イラストをすでに見ているであろう)ファンこそ入場せずに物販ブースにだけ行けば良い」という提言を勝手にしたのだが、そう思ったのは実は私だけではなかったのかもしれない。今回のイベントでは、潔く有料エリアを廃止していた。つまり物販に全振りしていたのである。


潔い
(*´ω`*)
たぶん相当不評だったんじゃないかなーと邪推するのだが、どうだろうか。いや、1800円って相当高いからね。記念メダルを集めて全国津々浦々を旅しているとこの辺の金銭感覚がマヒしがちだけど。
有料エリアが廃止されたおかげで、ちゃちゃっと用が済んだので非常に良きであった。
グッズの陳列の他には、写真撮影用の等身大POPがずらっと並んでいたくらい。

わたくし最近すっかりストレートネックになってしまい、首がここまで回らないわ


敷地内ゆえに飲んでいるものがたぶんノルアルコールなのだが、ノンアルでここまで自分に酔えるのは高校生という若さゆえか。
(『ようこそ実力至上主義の教室へ』シーズン1より)

そしてこれは主人公が2年生までを共に過ごしたクラスメイトの面々。真ん中がメインヒロインですが、実は一番右が主人公の彼女で肉体関係もあるそうな。不純異性交遊ダメーっ!

上記の生徒達は「国立高度育成高等学校」という全寮制かつ”長期休み含め校外への外出禁止”という高校で、ブラック企業も真っ青なやりがい搾取な日々に見舞われるのだが、みんな日々がんばっている。Aクラスの子もDクラスの子もみな日々頑張っているのである。だから、高校生のうちからそんなに努力ができるなら、たぶんこの高校に入学しなくても進学や就職くらいなら自分の思い通りになるんじゃないかなとおじさん思っちゃうのである。少なくても東大に進学したり、高卒で入社できるナンバーワン日本企業に入社したりするくらいなら全然可能であると思う。むしろ真の天才はここまで努力しなくても進学や就職くらいなら自分の思い通りに実現できるだろう。だから逆説的には、実力至上主義の教室に飛び込んでここまでの努力を日々していることこそが、君たちが二流である証であるのかもしれない(突然のディスり)。
企業に就職しないで売り上げ100億円企業を起業するとか日本の大学に進学しないでハーバード大のメディカルスクールに入学したいとかであってそれすらもAクラスで卒業するなら応えてあげるというなら、Aクラスを目指して弱肉強食のしのぎを削る日々の価値も多少はあるのかもしれないが、まあそういうわけじゃないじゃん。仮に東大理Ⅲくらいの進学実現を目指して親元離れてまでこんなに日々苦労しているなら、灘とか桜蔭とかに進学して楽しい学校生活を送る方がよっぽど良いんじゃないかなというのが、アニメを鑑賞して抱いた私の率直な感想である。
要するに「卒業時にAクラスに在籍できていたら、進学や就職が思いのまま」って、リスクの大きさの割にメリット小さいよねと思うのである。人間不信に陥るような戦いを日々送るよりも、その日々の戦いの努力を単純に受験勉強や就職活動に全振りした方がよほど効率的であるということが、高度育成高校に入学を許可された一握りの天才達にはわからないのだろうか。
などと思ったのは、最近観た灘高出身者達が運営するYouTubeチャンネルを見て、普通の会話をしているだけで「天才達って普段の会話から頭いいんだな」ということをまざまざと見せつけられたからかもしれない。
ちなみに本イベントの後は「博多マルイ」「なんばマルイ」と巡回する。ただ記事執筆時点で博多マルイでの巡回が終了しているのだが、記念メダルを購入したというポストを一度も見たことがない。九州には記念メダルコレクターがいないのかもしれない。
我々記念メダルコレクターは記念メダルを通してしかイベントの成否を判断できない——そういう意味では、イベントの成否が気になるところではあるのだが、果たして真相はどうなのか。

余談1

使い所はない。
レジでお会計する際、店員にマルイカード(クレジットカード)の入会を長々と勧められたのが超ウザかった。「みなさん前回のイベントでご入会されてるんですよ〜」といったことを体感5分くらいに渡り一方的に説明されて、なかなかお金を支払わせてもらえなかった。
私「いや、いいっす」
店員「あっ、ご入会でいいですか?」
は、イオンを歩いているとよく見かける格安通信プランの勧誘店員より前のめりで草である。
勧誘に成功すると、きっとインセンティブが入るのだろうと推察する。アフィリエイトでもクレジットカードの入会はウォーターサーバーに並んで鉄板だし。
余談2
メダルを刻印していたら、横浜茶平会さんにお会いした。パンダ持ってたから分かったそうな。
記念メダル談義に花が咲いたのだが、新幹線の出発時刻が迫っていたので後ろ髪を引かれるような思いでお別れしたのだった。
余談3

同様にアナ雪の悪役はハンス王子なわけだが、エリサが国を逃げ出してアナが国をほったらかしてそれを追いかけた後、ハンス王子が代わりに国を統治していなかったら国が滅んでいたという事実を登場人物たち全員が無視しすぎ問題もある。
会場から駆け足で東京駅へ向かったわけだが(ちなみに有楽町から東京駅は徒歩圏内だとこのとき初めて知った。わざわざJRで乗り付けてた)、帰りの新幹線で稼働し始めたばかりのディズニー新幹線と対面して無駄にテンションが上がった。走ってこの新幹線で帰って良かったとちょっと思ったえた。

まず冷たい。量少ない。おいしいけど、値段分のおいしさはない(↑1500円くらい)。コンビニ弁当ってよくできてるんだなと思う。
記念メダルについて

記念メダルは、前回イベントに引き続け裏面無地仕様である。脱個性なのが圧倒的個性である。

裏面の金型に金かけてないのに、メダルのお値段自体は圧倒的にハイスペックである。これはまさに信者ビジネスと呼ぶに相応しい。そしてそれを隠そうともしていないところが実に潔い👍

というように、いろいろと文句を言いたいところは多々あるものの、今回は会場でばっちり購入できたので、それで全てが許せてしまうのが記念メダルコレクターの扱いやすいところである。『よう実』ファンの動向はちょっとわからないのだが、記念メダルコレクター相手なら1枚2000円くらいまでなら、お値段半額にしても売り上げの差はそんなにないと予想する。それよりも、現地で売ってるか否かが最重要項目となる。
そういう意味では、記念メダルコレクターから最も効率的に搾取をするなら、記念メダルの価格を2000円〜2500円くらいの価格帯で販売数量少数で売り捌くのが最も効果的であるといえる。たとえ在庫がそれなりに潤沢であろうと、販売機会を分散して1回の販売枚数を少数に制限することによって機会を小分けして売ることが販売戦略上のキモとなるだろう。2000円で100枚売るのと1000円で200枚売るのとでは売り上げ金額的には変わらないどころか前者の方が粗利率は高いのに、肌感としては2000円で100枚限定にする方がよほど20万の売り上げを達成する確率は高いような気がする。この辺は同じ記念メダルコレクターのみなさんも同感覚だと予想するのだが、どうだろうか。




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