イベント【WHERE’S WALLY? in TOKYOSKYTREE】 記念メダル

ウォーリー展記念メダル1 ウォーリー展記念メダル2
ウォーリー展記念メダル台紙

同梱されている台紙

ウォーリーを探しに行くにはお金が掛かる

where's wally? in tokyoskytree

直訳「ウォーリーはどこ? 東京スカイツリーの中」という矛盾

毎度おなじみ、【東京スカイツリー展望回廊 特別展】における記念メダルである。何度も言うが、メダル販売機にたどり着くまでに3500円掛かることでおなじみの展望回廊である。記念メダル目当てで訪れる者はみな、「3500円あれば何ができるだろう」とふと考えてしまう瞬間があることだろう。げにおそろしきスカイツリー商法(命名)。

このイベントの前は【ももクロ展】であった。詳しくはリンク先の記事内容に譲るが、このときの記念メダルのデザインが大変不評だっただけに、この【ウォーリー展】の記念メダルはいつも以上に輝いて見えた。「こうでなくっちゃ!」感が記念メダラー達の間を駆け巡り、どういうわけか件の3500円に対しても「まあしょうがない」的な空気が漂うこととなった。ここまで考えて商売しているのなら皮肉なしで商売上手といえよう。完敗である。

また、私は【ももクロ展】に引き続き、仕事の延長で訪れたのだが、【ももクロ展】のときには1ミリの理解も得られなかった記念メダルの購入が、この【ウォーリー展】メダルに関しては「かわいい! 私も欲しい!」という声があがったくらいであった。そこはチャンスとばかりに欲しいと言っていた人たちの分まで購入してきてご機嫌取りに勤しんだ私であったが、この展望回廊特別展のメダルは1枚900円がデフォルトなので、結局「3500円+900円×お土産枚数」という莫大な費用をかけてウォーリーを探しに行ったことになる。もちろんこれに、自分の購入分900円×2枚がプラスされる。

恐ろしい……スカイツリーとは魔境のことだったのか⁉︎

探すまでもなくそこら中にいるウォーリー

ウォーリー展エレベーター

高速エレベーターもドント・ウォーリー

先述のように、仕事の延長上で行った(行かせてもらった)ので、とにかく時間がなかった。どれくらいないかというと、ハナからウォーリーを探す気など全くなかったくらい、時間がなかった。というかそもそも、もうスカイツリーも展望回廊も飽き飽きしていて、感動も楽しみも一切ないのである。

そんな心持ちなので、「もしかしたらウォーリーには出会えないかもしれない」そんなことを思っていた自分がおりました。しかしそれは、全くの杞憂だった。

エレベーターに乗った瞬間、ディスプレイにまずいた。エレベーターから降りた瞬間、目の前にいた。もはや小走りに近い速さで駆け抜けた展望回廊のそこら中にウォーリーはいらっしゃった。もはや彼は、「探させる」という仕事を放棄してしまったかのようであった。ドント・ウォーリーである(何が?)。

ウォーリー展ウォーリー

ボーダーブームの火付け役

探す醍醐味がなくなったウォーリーに一体どんな魅力があるのかーーその問いの答えは、女子ウケにある。

何度も言うが私は仕事のついでに来ているので、とにかく早足で、疾風の如く展望回廊を駆け抜けた。展望回廊をぐるっと回った時間より、エレベーターを待っている時間の方が長かったくらいである。そんなハヤテの私の耳にも、展望フロアを楽しんでいた女性達の「かわいー!」という黄色い歓声が入ってきた。

げに奇怪なのは、女子の「かわいい」なり。

ウォーリーそっくり中島敦肖像

近代のウォーリーこと中島敦 (wikipediaより)

ウォーリーってかわいいのか? ウォーリーが可愛いなら、中島敦だって可愛いことになると思うのだが。しかしながら、高校国語の鉄板『山月記』の作者紹介欄を見て「かわい〜」と声をあげている女子高生をいまだかつて見たことがない。メガネにぐるぐるを書いて勉三さんみたいにしている子は見たことがあるが、この顔写真と一緒に写真を撮りたいと言い出すおなごを見たことは一度もなく、おそらく今後も一生ないであろう。

男を惑わす女子の「かわいい」問題。

しかし、その道を臆せず、勇敢に突き進んだ者だけが、女心という一輪の花を手にすることができるのである。そこにネチネチといちゃもんをつけるような奴は、「ウザい」の一言であっさりとその道を断たれてしまう。たとえ茨の道であろうと、ゆっくりと丁寧に、優しくかき分けて慈しむように進まねばならぬのである。

何の話?

ウォーリー囚人説


ウォーリーとは何者なのか? という話。

まことしやかに流れているのが、その身に付けている服から連想されて「脱獄犯」という説である。トレードマークであるボーダーの服は囚人服で、世界各国のみならず宇宙まで含むあらゆる場所、なんなら時間を超越しあらゆる時代までも行き来しているのは、脱獄し逃亡しているためで、「ウォーリーをさがせ!」というのは脱獄犯を捕まえろという意味、という話である。

結論からいえば、この話は都市伝説なもので、間違いである。なぜそういう話が流布されるようになったのか詳しい話はネットで検索すればいくらでも出てくるので割愛するが、こちらの方が正直ストーリーとしては立っていると感じる。ウォーリーの微妙な笑顔が違う意味をもって見えてくるのがとても良い。

ウォーリー展オドロー

オモロー! の人に似ていなくもない

本当のストーリーとしては、赤い服を着た魔法使いのおじいさんからいろいろと事件解決を依頼される度に旅をするみたいな話だそうで、ガールフレンドやら悪役やらも用意されている。

そんな話だったの⁉︎ と正直思った。無邪気に探しているだけだったあの頃の方が、ウォーリーと真正面から向き合えていたーーそんな気がする夏の日の午後。

ということを考える間も無く駆け抜けて行く展望回廊。いやー、なかなかの盛況ぶりで、他のお客さんにぶつからないように急ぎ足で進むのも難しい。もしこの人混みの中にウォーリーが紛れていても、決して気づかなかったことだろうーーなんてことは一切考えず、早くメダルを買って下に降りることだけを目指す焦る私。

記念メダルについて

ウォーリー展記念メダル販売機

しましま自販機

この記念メダルのデザインは、普段記念メダルの話をするとしかめっ面をする職場の同僚女性にも大変好評で、現在までで唯一受け入れられた「山は動いたぞ!」的な革新的な2枚なのである。その根底にあるのは「ソラカラちゃんとのコラボ」という、ご当地感を大切にする記念メダラーたちにとっても重要な要素である。ソラカラちゃんというスカイツリー固有のキャラと、昔から親しまれてきた歴史あるアイコン的キャラの夢のコラボは、記念メダルに鉄の障壁を築いてきた女性の心をもトロトロに溶かしたのであった。

そして何より、コラボを最大限に生かしたメダルデザインも秀逸である。さすがオークコーポレーション。

キャラクターものの記念メダルとしては、記念メダル史上に残る会心の出来栄えだといえる。こういう手抜き感のないメダルが、やっぱりいいね!

ウォーリー展刻印機

しましま刻印機

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