イベント【特別展 海ー生命のみなもとー】 記念メダル

特別展 海 記念メダル

【販売場所】
@出口の先にあるミュージアムショップの出口
備考:つまり、いつもの場所

朝倉は未来より海が好き派(RIZINの話)

朝倉未来か朝倉海かどちらを選ぶかと言われれば僅差で海を選びますかね……🤔

 【特別展 海】は2023年7月15日〜10月9日の期間で、【国立科学博物館】の特別展として開催されたイベントである。ちなみに2024年3月16日〜6月9日の期間で【名古屋市科学館】でも開催されるので、知っていればそっちでも良かったなと正直思った。

このロゴはかなりセンスが良い@上野公園にて

 今回の特別展から時間による入場制限が廃止されて、チケット予約強制も廃止された。つまりほぼ昔の形に戻ったわけであるが、人の多さにうんざり(´Д`) したので、時間による入場制限は継続して欲しいと切に願う次第である。コロナが〜感染症が〜というのは抜きにして、人が多すぎてまともに見られないというのが問題である。すっかりぬるま湯に浸かってなまっちまったぜ……

 そんなわけで入場。

2023年後半はやたらと「はやぶさ2」に縁があるメダル界隈であった。しかし「海じゃなくて宇宙やん」というツッコミを禁じ得ないこの展示が初手にあるのは、はやぶさ2のミッションが「リュウグウ」と名付けられた小惑星にハードアタックすることだったからであると思われる。めっちゃうっすい繋がりやな。
海底2000マイル的なやーつ
シーラカンスは大好きだ!
※メダルは【沼津港深海水族館】のもの。

心がときめかなーい( ;∀;)

 これはなかなか厳しい戦いが待ち構えている様相であった。展示物にマジで興味がもてない……

 私はどうやら、海に興味がないらしい。いや、釣りとかは好きだったんですがね。あと夏の海に生息する水着のおねえさんとかには特に興味が(下衆)。

 特別展会場は、大抵入り口付近が激混みで中まで入ると結構空いているということがよくあるので、最初らへんの展示はザッと流しみてささささーっと奥へ進む。奥まで進むとやっと空気が吸えるくらいの感覚である。

激混みやーん

 コロナ前は、日本人はこんな世界を生きていたのだろうか?

 すっかり日にち時間指定制チケットの完全管理された世界に慣れてしまっていたこの身には、今後はかつての売り上げ重視のごった煮会場の世界と相見えなければならない現実が重くのしかかる。

 施設の都合などまったく考えていない完全客目線のわがままボディになってしまった私は、今後のメダル収集活動に若干の絶望をしながら、巨大なザトウクジラを見上げたのだった。

死ぬまでに一度くらいホエールウォッチングをしてみたい。みんなとりあえず【くじらの博物館】に行くんだ!
死んだ魚の目をしたおっさん(ひろゆきの配信を見ている人にしかわからないネタ)
中学生の頃に、右手にできたイボを液体窒素で焼く治療に涙ながらに耐えていたことを思い出します。
私、こういうのマジ駄目です。
見せ物にされてめっちゃ怒っている
職場の20代前半の人に『ジョーズ』が通じなくてびっくりしました。テーマ曲を口ずさみながら迫ったのですが、おっさんがただ何かの鼻歌うたってやってきたテイになってしまいました(そもそもどういう状況やねん)
超イルカ
諸行無常を感じます。

 いやー、ちょっと今回の特別展はハマらなかったなーという感じである。

 何ならハマるんだと言われても基本的に何事にも興味がないので難しいところではあるのだが、自己分析をするとやはり「混んでいた」のが一番の原因であるような気がする。つまりメンタルの問題である。

 これが例えばお隣「東京国立博物館」で開催されていた【やまと絵展】は、まだ時間指定チケット制を採用していて非常に見やすかったので、落ち着いてじっくり展示が見られたこともあり満足度が高かった。それが今回くらい混んでいると、基本的には人だかりの頭の隙間からのぞき込むように展示を見なければならず、「めんどくさっ(´Д` )」となってしまう豆腐メンタル野郎なのであった。そういう展示は写真もうまく撮れないしね〜

 しかし、世の中はまたこういう世界に戻りつつあるのだ。

 己を磨き、人だかりという戦場で生きていけるようにならねばならない。

 歳をとってすっかり気力・体力が衰えていっていることを実感する今、記念メダル収集との付き合い方ともまた新たなカタチを構築していかなければならないのかもしれない。

絶対「趣味・筋トレ」な研究員の川口さん
こんなところでも出会えるとは⁉︎

記念メダルについて

ラインナップ

 【国立科学博物館】の特別展のメダルは、開催初期には販売されず会期の途中から突然姿を現したり、販売されていると思いきや早々に販売機ごと姿を消して後日再び何食わぬ顔で現れたりと、記念メダラー泣かせな存在である。今回もご多分に漏れず、販売機&刻印機が姿を消していた期間があり、恐らく売り切れ&発注したモノが届いていないスキマの期間だったのだろうが、まるでそんなもの最初から存在しませんでしたよ? と言わんばかりのテイで売り切れトラブルを避ける対策を講じていた(※売り切れトラブル=諦めきれない記念メダラーが「販売機開けて」とかお願いするやつ。そう、私です)。

 デザインとしては、超かっこいい(´Д` )ハァハァ

高砂淳二という写真家の作品を元にしているらしい。
(リンク先ではアート過ぎる公式HPが見られます)

 元となった写真の良さがあるのはいうまでもないのだが、それを記念メダルに落とし込むのにもまたセンスが必要である。皆さんもぜひ一度、茶平公式通販の無地メダルを利用して、自分でメダルデザインをして遊んでみることをおすすめする。すげー難しいから

 何気ない細かいところでセンスが出るんだな〜ということが実感できることだろう。このメダルでいえば、やはりメダルの下部部分である。

このへん

 波を意識した境界線と、「The Origin of Life」から湧き出るような気泡のデザインが超センスいい(´Д` )ハァハァ

 はあそんなもんかねえ、と思われるかもしれないが、こういうデザインが素人にはできないのよねー。

 断言するが、元の写真を丸く切り抜いただけではここまで良いデザインだな〜とは思えなかったことだろう。主体となるものを彩る背景とか、メダルの円形を生かしたデザインであるとか、メダルの下地を生かす配色であるとか、その辺の独特のセンスを問われるのが「メダルデザイン」という分野であると考える。

 過去2回ほどメダルのデザインに携わってみた経験から、このメダルのセンスが自分では到底達することのできない神の領域に属していることが実感できるのであった。

記念メダルの側には私が尊敬してやまないさかなクンパイセンがそびえ立っていらっしゃった。
このパネルを制作していると「おっ、今回もオーク製かっ(*´∀`*)」となる。
しーちゃんって誰?




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