【販売場所】
@会場テージーブース
備考:これは文具なのか……?
あつおに会いに
【文具マーケット(第2回)】とは、スモール出版という東京の出版社が主催する文房具にまつわる即売会である。第2回ということは当然第1回があり、そちらも参加しているので参考にされたし。
このイベントに、記念メダル専用アルバムを販売している【テージー株式会社】が出展し、そこで記念メダルを販売することがもはや恒例になっている。そのため文具イベントに多くの記念メダルコレクターが来訪するという、文房具マニアの皆様がきっと預かり知らない現象が陰で起きているのであった。
文房具に関してはまったくの門外漢である私なので、第1回のときは大盛況の渦に巻き込まれ何もできないまま後にしたという経緯がある。そこで今回は「それなりに会場を見て回ろう!」ということをテーマに参戦したのだった。場所は千代田の元小学校→五反田のビルとなり、会場規模がデカくなったことからも前回の盛況ぶりが伺える。田舎モンには東京の地理が全然わからないので、ここに来るまでにもすっかりおのぼりさん状態であることよ。人の多さにびっくりしちゃう。
人が多いということは、ブロガー目線でいえば写真を撮るのが厳しいということでもあり、ブースいる売り子のみなさんもなんか忙しそうで門外漢の人間が気楽に声を掛けられる雰囲気でもなかった。そんなわけで結局はザーッと見て終わってしまいましたとさ……って、それは私が小心者だったから〜( ´ ▽ ` )ショボイ
即売会はコミュ力の鍛錬所としての機能があるのかもしれない。相手(売り子の方)は9割方は笑顔で接してくれるので、そこで初対面の人と楽しい会話をする鍛錬を積めば、あまり話したことのない異性と接するチャンスがあったときにスベリ散らさない人間になれるかもしれない(現状:スベリ散らす)。
そんなわけで、今回もあっさり見終わってしまった。これは、文房具に関してあまりにも無知だったせいで楽しみ方が分からなかったという側面も大きい。つまり、このイベントは結構上級者向けなのではないかと感じた。って、文具イベントなんだからそりゃそうだって話ですが( ・∇・)
このように考えると、記念メダル収集という趣味は、実は専門性がほとんどないと言えるのかもしれない。記念メダルが販売されるどのイベントに行っても——化石のイベントでもハガレンのイベントでもマンホールのイベントでも——実はそのイベントの対象物がが好きだからではなく、記念メダルが好きだからという想いだけで足を運んでいる。だから、我々はいつだって門外漢なのである。多くの場合、我々が用があるのは出口(の付近に設置されることが多い青い販売機)である。
そうつまりは、どんなイベントに参戦したところで、記念メダラーが語れることなどほとんどないということだ。
かつて文豪・太宰治は、「もう書くことがないということを小説にして書く」という手法で作品を生み出したとされる。文豪と比べるなんぞおこがましいにも程があるが、私のブログを読み返すと、実は「ちょっとわからない」「全然わからない」「まったくわからない」という三段活用だけでほぼすべてのブログ記事を書いていることに気が付くだろう。わからないから書くことがないということを書き続けるブログ、それが『記念メダル図鑑』なのだ! だぁー、だぁー(エコー)。
しかし、イベント自体を楽しむことができたら、それに勝る幸福はない。どんなイベントにも参戦する記念メダラーであるからこそ。
そしてイベントを楽しむには、その対象物に対する予習が重要であることは言うまでもない。興味をもつには、まず知ることから始める——そう、言うなれば恋愛と同じなのだ!(いかにもモテそうにない人間の恋愛論)
ここは一つ、「マツコの知らない文房具の世界」を鑑賞し、きちんと予習をしてから次回の第3回へ挑まなければならないかもしれない。
その他もろもろ
記念メダルについて
このイベントで販売された記念メダルは全種類通販で購入可であるのでそちらでコトが済むといえばそれまでであるが、記念メダル収集はやはり現地入手が大きな醍醐味の一つであるので、当日は多くの記念メダラー達がコレモブースにやってきたようである。そして全種買いの猛者ばかりであったことがTwitterの投稿からは窺えた。ここに「全種買い=記念メダラー」「1枚買い=一般人」「数枚買い=どっちだろ〜」という線引きがあり、売り子の方々は相手の属性当てクイズとかしてたかもしれない。私ならしたね(*´∇`*)。
テージーメダルは基本的には著作権が切れた有名絵画をメダル化するというコロンブスの卵的な手法により製作されるが、今回話題となったのは、ついにオリジナルデザインのメダルが作成されたこと、そして金型によるオリジナル裏面が製作されたことである。
めでたい
(*´∇`*)
【テージー】の記念メダルは、基本的に公式Twitterの中の人が企画していてその方もまた記念メダルコレクターであることは有名な話である。メダルへの愛が生んだアルバム、そして愛の結晶であるメダルがここにある。
そんな記念メダルを愛する企画者なので、第3回の「びっくり企画」ではきっと、記念メダラー達が熱望していることを実現してくれるんじゃないかな〜と予想しております。敢えてそれを語るような無粋なマネはいたしませんが( ・∇・)
これからもお仕事頑張ってください! 私はお仕事頑張らないけど!(窓際サラリーマンの悲壮な顔を添えて)
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