空前の擬人化ブームに乗る二番煎じ!
世の中は擬人化ブームである。そのブームを牽引しているのは『刀剣乱舞』であると思われる。
元々はPCのブラウザゲームらしい。全然プレイしたことがないが、職場の女の子がハマっているのを見て、ブームを知った。日本刀の名刀が美青年に擬人化されているというターゲットのわかりやすい設定であるといえる。下地にあるのはその前にブームとなった戦国武将の美青年化であると思われる。
まったくの余談だが、信長を元主とする擬人化された刀剣が、服装やら性格やらが信長をイメージされて描かれているのだが、それは刀剣ではなく信長なのではないか——とややこしいことを考え出したいつもどおりめんどくさいアタクシがおりました( ´ ▽ ` )まる
さて、そんなわけで世の中はモノの擬人化ブームなわけである。そんな中、古き良き記念メダルスポット【別府タワー】が、擬人化に乗り出したのであった。
【別府タワー】公式アカウントの中の人はとても愉快な人で、公式である立場やTwitter運用の在り方をわきまえつつ、とてもマニアックで愉快なツイートをするのである。とても正直なプロフィールを見て全ての謎が解ける。
これを見て、私は思ったわけである。
からみたい( ・∇・)メイワク
【別府タワー】公式さんは、公式アカウントで「テージー株式会社」以外で唯一私に絡んでくれた記念メダル関連のアカウントである(「記念メダル関連」という枠組みにされるのは不本意かもしれませんがー)。そんなこともあってなんだか気になるアイツとなっていて、その動向が気になってしまう恋に恋した今日この頃なのである。
というわけで、記念メダル擬人化計画は発動された——そう、全ては
別府タワーちゃんとからむため
である。まったく許可も同意も得てませんが( ´_ゝ`)
ただもちろん、真面目な話をすれば相手にとってはよい迷惑であることは重々承知しているので、「他のメダル情報と差別化するため」という意図が最も大きな目的である。自分が撮影してきたメダル関連の写真にハメ込めば、他の方のメダル情報と差別化できるかな〜という算段で進めたものである。いや、マジで。
いや、あんまり気を遣わしちゃいかんなと思って、きちんと明記しておきました〜
制作過程
ここで一発タネ明かしをしてしまいますが、当然私がデザインしたものではありません。正確には、「こんな感じのやつ〜( ´ ▽ ` )」と言いたい放題言いながら、そのイメージでデザインしていってもらったのです。
職場の隣の席の女の子に。
その子がとてもよい子で、そしてその若さからお願いを断れないだろうという立場から(パワハラ?)、おっさんからの「記念メダルを女の子に擬人化して〜!」という
この上なく気持ち悪いお願い
を笑顔で聞き入れてくれて、あーでもないこーでもないと二人で言いながら出来上がったのが⇩である。
私の好みを具現化すると
萌えじゃない
というか
エロい
という、大問題が発覚することとなった。これはちょっとセクハラしてるんじゃないかと本気で心配した。心配になって「ごめん、これってセクハラ?」と訊き「そんなことないですよ〜」と言わせるというどう考えても逆にアウトなやり取りをしてしまったのであった。「もっとボインで!」とか真顔で言ってましたからな。無職になる日も近いかもしれない。
で。
そんな第一案を公開して、別府タワー公式さんからのいただいたコメントは以下のとおりである(ツイート削除されていた!)。
ニコ・◯ビン⁉︎
ボインがいけなかったか、ボインが……
しかしある程度イメージは固まったので、これを元にいわゆる外注を行うことにしたのであった。外注って言っても知り合いだけど(ただきちんとお金は払いました)。
これまた女性の絵師なので同じ轍は踏まないことを心がけつつ、「萌えキャラ化」を依頼した結果が以下のとおりである。
萌えに近づきつつも、いざ本当に萌えに近づけようとすると何を隠そうこの私がストップをかけてしまうという非常事態が彼女を襲う。
私は女の子は三次元が好きである(大声で)
「萌えキャラにして欲しいという私の願い」と「萌え化を邪魔する私」との板挟みに遭いながら(悪い人私しかいない)、依頼を受けた絵師は苦心しながら仕上げていってくださった。そうして誕生したのが、彼女である。
私が言うのもナンですが、正直、
よくここまで仕上げたな
と思いました。はい。あんな適当な発言でよくここまで具体化したものである(と私が言う罪)。
そんなわけで、ここに記念メダルが一人の女性として爆誕したのであった。刀剣乱舞ならぬ、きねメダ乱舞である。書いてる本人も何がなにやらなので、ご安心ください。
プロフィール及び設定
まず、彼女の具体的な設定を述べる前に、前提となるそのコンセプトについて語りたい。語りたいったら、語りたい(何?)。
私は中学、高校生のとき、とても漫画が好きで、蔵書はその歳にして2000冊を超えていた。週に1、2回は古本屋を回るのが習慣で、お小遣いの大部分を漫画に費やしていたのである(一冊100円本を相当購入した)。
そんな漫画マニアな私が、当時最も影響を受けた漫画が楠佳(くすのき けい)の『鬼切丸』という漫画である。当時、少年サンデー増刊号だかで連載されていたような気がする。
この漫画には本当に影響を受けていて、高校生当時図書館にまで行って「鬼切丸」という実在の刀について相当調べた記憶がある。その歴史を紐解くと、ある時期から二本あることになっていたり、所在がよくわからなくなったりするのだが、現在では大阪にある「多田神社」の御神体として奉納されている(ことになっている)。そしてこの「多田神社」に行くと、なんと鬼切丸が中に入った御守りが販売されているのだ!
で。
何が言いたいかというと、記念メダル擬人化のイメージはこの主人公の少年だ! ということである。
この少年は実は高校生ではなく鬼なのだが、それはともかく、なにかと次のようなセリフを述べる。
「俺に名前はない。ただこの刀が鬼切丸と……」と語るのである。要は
それです(雑)。
そんな感じのキャラなのです。
それを踏まえた上でなんとな〜く考えた設定としては——
・名前はない
・人の死や動向に関して興味がない
・記念メダルを使って特殊な能力を発動する(特殊な能力⁉︎ 笑)
・記念メダルによって発動される能力が違う(発動⁉︎ 笑)
・記念メダルの力を使った結果、相手がどのような結果になるのかもあまり興味がない。ただ、それが役割だから、そうする。
・ただごくたまに興味がもてる案件と出逢うと、話し掛けてくることもある。
・彼女が登場する少し前からBGMとして「アニーローリー」が流れ始める。いわゆる「第四の壁」の向こう側にいる観察者たちは、それを聴いて彼女がもうすぐ現れることを予見することになる。
これは完全に伊坂幸太郎の『死神の精度』に影響されていると自分で書いてて思った次第( ・∇・)
続いてプロフィール的なもの。
・身長 160.3cm
・体重 テージーのコインアルバム 4冊分(フル収納状態でページ8枚綴じ)
・Fカップ(ぼいん)
・好きな曲は「Megalovania」(『アンダーテール』より)。サンズの厭世感に共感している(各々『アンダーテール』のことを調べてみてね!)
基本的には「謎」というコンセプトです。決して設定を考えるのがめんどくさかったわけではないです。むしろ、上記のイメージを強引に伝えて無理やり描いてもらったといっても過言ではない。あと、ぼいん。
記念メダルってそういうものなの? という声が聞こえてきそうであるが、そういうものではないと私も思います。はい。そう、これは所詮、
非公式キャラクター
なのである。
そのため、私の中二病全開のイメージで作り上げた記念メダルの擬人化。文字通り、私が中学二年生くらいのときに考えていたキャラクターを、ン十年のときを経てついに形にしたものなのである(設定だけ)。
どうしても萌えに寄っていけない!
ということで、「これは萌えキャラなのか?」「かといって萌えキャラじゃないのか?」という微妙なラインをゆく記念メダル擬人化イラストが⇩である。
はい( ・∇・)
というわけで、以下活用方法として考えていることの例。まず立ち絵であるが
てな感じで、他の記念メダル情報発信者の方との、写真情報等の差別化を計っていこうかな〜と考えている次第である。上記の設定の割にものすごく普通に立っているけれど。
また、上半身のイラストについては、
てな感じで、記念メダルの写真をイラスト風に加工した画像をハメ込んで、記念メダル販売施設とコラボが可能であることをさりげなくアピール!(施設担当者はこのブログをよっぽど見ていないだろうから別にアピールできていない説)
今後の使い方についてはまたいろいろと実際に試して試行錯誤していくことになると思われるが、とりあえず
別府タワーちゃんとのコラボ
が、夢の第一歩である。別府タワーちゃんとこの人とのコラボメダルを発売しましょ〜(と暗にずるくお願いして、完)。
コメントを残す