@入り口すぐ右手奥(2022.6現在)
備考:入場しなくても購入できる。でも入場しましょう。
いかにも京都っぽい動物園(京都ですからな)
【京都市動物園】は、記念メダル復活組のメダルスポットである(以前のメダルは茶平工業公式HPの販売終了リスト内にある)。かなり古くからある動物園だが、恐らく割と最近にリニューアルしたと思われ、施設はどこもかなり綺麗であった(トイレが綺麗かどうかは私にとって最重要であり、◎であった)。改修によってか園内は京都の雰囲気を意識した造りの動物舎が立ち並んでおり、「京都やん!」という感じであった(語彙力)。
訪問時は土砂降りの雨が降っていたのだが、なんと園内用の貸し傘なるものがあり、京都の気遣いハンパねぇ! と感動した。外国人のみなさん、これが日本のおもてなしですよ!(しかし傘を借りたのは日本人)
ただ1点、動物園として残念だったところは、動物舎のリニューアルはされていて綺麗でシャレオツなのに、檻が昔ながらのままだった点なのよね〜。つまり、アクリル等ではなく、昔ながらの金網のままなのである。まあそんなものなのかもしれないが、何が問題かというと、金網だと写真が撮りにくいのよね〜
総評としては、園内は程よい広さで、動物と動物の間隔が空きすぎていることもなく、何もかもがちょうどよい「街の中の動物園」といった感じである。それなりにじっくり観ても、休憩を挟めばまだまだ京都観光を継続できるくらいのちょうどよさである。ちょうどよい街、京都(ヘタしたら失礼になりそうなキャッチフレーズを勝手に付ける)。
京都府民は滋賀県に生かされている
この【京都市動物園】の正面入り口の隣には後述するオシャレなカフェがあるのだが、裏口の隣には「琵琶湖疏水記念館」なるいかにも税金を無駄遣いしたかのような真新しい施設が併設されている。
いまさら語るまでもない有名な話であるが、京都の水は、滋賀県の琵琶湖から引いてきている。京都府はその感謝金として滋賀県に2億円以上の金を毎年支払っている。滋賀県民の定番のセリフ(とよく挙げられる)「琵琶湖の水、止めるぞ!」という脅し文句は、実は2億以上の金を失う恐れもある自らの首を絞めるものでもあるのである。まあ行政の一般財政規模からみれば大した金ではないかもしれないが(全てにおいて「そういうことじゃない」ことは理解して言っております、はい)。
外観は古めかしいが、館内は非常に綺麗で、プロジェクションマッピングやタブレット端末など最新の機器が導入されていた。これで入場無料なのだから、全て税金による運営・維持ということになる。これを滋賀県側が作るならまだしも、ここは【京都市動物園】の真横に隣接する施設である。疏水のために毎年2億円以上払って、さらにはこのような施設の運営を自主的に継続しているのだから、金が有り余っているとしか思えない。羨ましすぎるぜ……
ちなみにここでは記念メダルのライバル「マンホールカード」が配布されているようなので、全国なマンホーラーにとっては有名な場所なのかもしれない。
寺と神社と動物園と
【京都市動物園】の非常によいところは、そのまま周辺を京都観光できる点にある。これで女の子をデートに誘っても「京都デートだぜ〜」とイキれること請け合いである。しかも京都の雰囲気を十二分に味わいつつもちょっと通っぽいチョイスの観光となるので、「素敵……好き!」となること請け合いである(※ただしイケメンに限る)。鉄板コースとしては、道順的に【平安神宮】→【京都市動物園】→【南禅寺】と巡るとちょうどよいと思われる。どの施設も京都の風情を感じられる素晴らしい施設達である。
ただなんとも不思議なことに、行く先々で偶然にも記念メダル販売機を見かけることはどうにか誤魔化さなければならない。
ましてそれを購入するなんてことになるのならば、事前に綿密で緻密な計画を練ってから向かわなければ、「えっ……まさか、本当の目的って私とのデートじゃなくて、メダ……ル?」とあらぬ疑いをかけられてしまうこと必至である。「そうじゃない、君が僕にとっての神であり仏でなのさ!」ということをわかってもらわなければならない(意味を深く考えてはいけません)。
それを誤魔化す——もとい、わかってもらうには、スタンプラリーのように上記3箇所を足早に巡るのではなく、合間合間にいろいろな「京都」を挟み込まなければならない。たとえば、【京都市動物園】のすぐ隣には、全国で唯一のsmart専門店(※クルマ)である「smart center京都」があり、なんとオシャレなカフェが併設されているのだ! この店、むしろ「カフェのついでにクルマが売られている」という勢いであったので、別にクルマに興味がない女の子でもバッチリOKである(たぶん)。むしろクルマ好きのおっさんこそお呼びでないような、そんなオシャレカフェであった。
私の中ではデートではカフェに行けばとりあえず間違いはない法則があるので(間違ってそう)、歩き疲れた足を休めるとともに、記念メダルに疑惑の目を向け始めた女の子の意識を逸らす場所としてもうってつけであること間違いなしである(間違ってそう)。
また、【京都市動物園】から【南禅寺】に行くのには多少の距離がある(徒歩15分くらい)。その道を歩いてゆくのもなんとなく京都観光ぽくて良いものだし、その道すがらには昼食場所としてふさわしいなんらかのお店と出会うことだろう。名物なのかはよく知らないが、そばとかうどんとかの店には行列ができていて、普段はそういったものに並ぶのが嫌な人でも、好きな人と並ぶ分には「楽しくおしゃべりができるかを試される時間」として受けて立たねばならない(女性って案外行列に並ぶのを苦としないよね……)。
そんなわけで、【京都市動物園】は、ちょっとオツな京都観光デートという点でも実はなかなかオススメなのである。しかしポイントは、「メダルとメダルの間に非メダルを挟む」である。決してメダル一辺倒になってはならない。約束だぞ!
記念メダルについて
記念メダルにおいて何気に図柄にされることが多い「レッサーパンダ」と、次いでよく見かける「ゾウ」のメダルである。メダル復活スポットの新ver.メダルは、どこであっても大抵「シブい」→「カワイイ」という変遷をたどる。無論、ここ【京都市動物園】もその例外ではない。デザイン的に、どう考えても現代の子供たちにはこちらの方がウケは良いだろう。2枚とも購入していくのは大抵おっきなお友達だろうが(私です)。
販売場所は、正面入り口すぐ横のお土産屋さんである。そのため、入園しなくてもメダルの購入は可能である。ちなみに、トイレの利用も可能である(京都散策において結構重要)。でも、せっかくなら動物園も見て行って、気持ちよくトイレを借りてメダルも購入したいよね!
(過去記事:茶平工業訪問時に掲載メダルをもらってきたときの話)
茶平工業訪問時に、廃棄ボックスの中にわんさか埋もれていたものをいただいてきたもの。よって、未訪問。
【京都市動物園】はかつて記念メダルを販売していたようで、茶平工業HPの「販売終了したメダル」のリストのなかに掲載されている。それがこの度デザインを一新して販売が再開されたようである。
京都は今、新しい記念メダルがもっとも発売されている場所ではなかろうか。定期的に新作メダルが発売される【京都タワー】や、【嵯峨野トロッコ列車】、【京都鉄道博物館】など、「何回京都に行けばいいねん」てくらい新作ラッシュである。
さらには、茶平工業訪問時に【清水寺】のメダルの金型をこの目で見たので、そのうち発売されるのか、もう発売されているけれど情報が上がってないだけなのかは不明であるが、すでにこの世には存在しているはずである(金型がプレス機で使用された後だったので)。
(発見されました。で、購入しました)
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