【販売場所】
@2Fの小規模なグッズショップ近く
備考:1Fの大きなミュージアムショップではない。入館必須。
Go TO イベントを到着してから適用する
2020年末、京都は「アソビュー」というチケット購入サイトに支配されているといっても過言ではない(明らかな過言)。どの施設に行くにも「アソビュー」で電子チケットを購入する始末で、すっかり使い方にも慣れてしまった。それもこれもすべて「GoToイベント」制度のせい(おかげ)である。「アソビュー」では制度適用がなされており、事前購入でなくても、施設の目の前で電子チケットをちょちょいと購入するだけで、20%割引で入場できるのである。ことここ【京都水族館】に至っては、入り口目の前に上記のような看板を設置してくれていたので、QRコードを読み込むだけで必要な処理がほぼ終わる。私のように以前一度でも利用したことがある者は登録情報等の入力が必要のないため、3回タップするくらいで終わる。何なら窓口で入場券を購入するより手間が少なかった。
おっさんとしては、この情報化社会のありように危機感を覚えずにはいられない。いつ自分が情弱となって損をするかとドキドキしてしまう。もしかしたら既に損をしているのかもしれないが。情弱は損をしていることがわからないからこその情弱なのだから。。。
そんなわけで、同じ「梅小路公園」内にある【京都鉄道博物館】で「鬼滅の刃コラボイベント」を開催していたのに訪れたついでに、ここ【京都水族館】にも立ち寄ってみた(もちろんどちらもGo To イベントでチケットを購入)。
カップル向け水族館の象徴
そんなわけで入館すると、いつもどおり
とりあえずオオサンショウウオ
である。天然記念物の希少生物であるという概念を覆すほどの重なりようで来館者達をお出迎え。
相変わらずのオオサンショウウオのバーゲンセールになぜだか不思議と帰ってきた感を感じる。なぜでしょう。変わらぬものがそこにあるだけで人間は安堵するものなのかもしれません、な(知ったような口調)。
オオサンショウウオゾーンから館内を進むと、半分屋外の海獣類のコーナーへと続く。ここでは【京都水族館】建設当時に大変話題になっていた「旭川動物」を盛大にパクった「アザラシの縦トンネル」等が見られる。良いモノをマネすることはとても良いことである。写真撮ってないけど。
想像より映えなかった
続いてはペンギンコーナーへと続く。
ペンギンは動物園にも水族館にもいるので、記念メダラーが最も遭遇しやすい動物であるといえる。昔は「ペンギンかわい〜」と思っていたが、今ではすっかり見飽きた次第である(ペンギンに罪はない)。
ペンギンエリアを通過すると、しばらく薄暗い館内を進むことになる。つまりカップルが手を繋いで身を寄せ合う口実のための演出が続くわけである(あまりにも哀れな見方)。
【京都水族館】には今まで何度も訪れたことがあるのだが、リニューアル後に訪問したのは実は初めてである。リニューアルでは時流に乗ってかクラゲ展示に力を入れたらしい。
私は残念ながら致命的なまでにクラゲに興味がないので、【新江ノ島水族館】も含めクラゲ系では楽しめない。まだ未訪問なのだが山形県【加茂水族館】でもきっと残念な客と化すだろう。クラゲに興味がないなんて客側の問題である。迷惑な客だ私!
という感じで、ささっと回った次第である。
総評としては、施設が綺麗で解説や展示に力と金を注力していてとても総合力の高い水族館であることは間違いない。割と新しい水族館なので、何よりガラスが綺麗であることは実は当たり前ではない高評価ポイントであることは、全国津々浦々の水族館を訪問している記念メダラーであれば共感されるところであろう。
私としては一人で訪れることが多いせいで学術的展示が充実した水族館の方が好みなのだが、デートにはとりあえずここに連れて来りゃええみたいな安心・安全の高水準デートスポットでもあるので、需要は高そうである。事実、カップルが多かった。
京都に来たなら神社仏閣を巡りなさい(余計なお世話)。
しかしこの発想は素晴らしい。地獄で蜘蛛の糸に群がるようなオオサンショウウオたち
手を突っ込むと想像以上に超気持ち良かったです。
記念メダルについて
デザインに関しては「代理店はオークコーポレーションなんじゃないか?」と思うほどオシャレである。が、茶平工業公式HPの「販売場所リスト」に掲載されているので、オークではないことは確実である。
カラーメダルのレベルは相当高いよね! こんなデザインができるようになりたいよ〜(何キャラ?)
ここはディズニーメダルの販売場所でもある。が、一時期は販売機が撤去され、問い合わせても「再販はない」という回答までされていたらしい。が、私が訪れたときには普通に設置されていた。それは激おこ案件だろとマジで思った。購入できなかった人の悲しみは計り知れない。
この「計り知れない」というのはまさに文字通りの意味で、売っている方もまさか「このメダルを買いに遠路遥々北海道から沖縄まで旅する人間がいる」などということはそれこそ計ったこともないのだろう。この辺の気持ちのギャップがもう少し埋まるときがくれば、安易な返答で対応を済ますことなく、きちんとした確認を取ってもらえるようになるかもしれない。そのためには「記念メダル収集」という趣味がもう少しメジャーとなる必要がある。
ただ「マイナーな趣味だから良いよね」ってところもあるので、この辺は難しいところですな( ・∇・)
何にしても、自分は顧客の対応にきちんと向き合える社畜でありたいと心を新たにする出来事であった。そう、私は社畜。
(過去記事)オオサンショウウオの投げ売り
京都駅のほど近くに割と最近新設された水族館である。私が訪れたときは開館して本当に間もない頃だったので、めちゃくちゃ綺麗であった。まず外観が古都・京都をどことなく意識したとてもお洒落な感じで、今の時代に建設された建物だなぁと感じたのをよく覚えている。デートスポットをかなり意識した外観であり、場所であった。
中としては、「学術的水族館」と「カップル向け水族館」とが4:6といった感じで、割と学術よりな面も濃かった。一番顕著に表れていたのが、ここはメダルにも描かれている通り天然記念物である「オオサンショウウオ」が展示のウリの一つなのだが、それが入って早々ウジャウジャいた。どれくらいウジャウジャいるかというと、キモっと思わず言ってしまうくらい、いた。水槽の隅に折り重なるようにひとかたまりになって、気持ち悪い感じでいた。「希少な天然記念物」という説明が空しくなるくらいウジャウジャいた。女子ウケが確実に悪いくらい、いた。
そんなわけで、割と学術よりである。ただ、展示方法などは旭山動物園をパクった感じの物があったり、ドクターフィッシュがいたり、水槽を使ってのプロジェクションマッピングのイベントがあったりと、流行りの要素をふんだんに盛り込んでいるので、デートにもマッチしているといえばしている。
ただ、遠方から京都に来たならば、そしてもしそれがデートならば、やはり神社仏閣巡りをした方がたぶん良いと思われる。水族館なんてどこもそんなに変わらないし(ミもフタもない発言)。
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