神奈川県【新江ノ島水族館】 記念メダル

 新江ノ島水族館は私の地元の水族館である。父は、めったにない客人が我が家を訪れると、江ノ島にしらす丼を食べに行こうと誘い、ついでに江ノ島水族館に寄るのが定番であった。だから私にとっては飽き飽きしている場所であったのだが、リニューアルを経て「新」となってからは、意外と訪れていなかった。恐らく大学時代に一度訪れたくらいで、ほとんど記憶がなかった。あまり面白くなかったという記憶しかなかったのである。

 この水族館はクラゲの研究で有名で、皇族の誰か忘れたが、そのお方が行ったクラゲの学術研究の成果が展示されている。昨今はちょっとしたクラゲブームで、クラゲとLEDライトとのコラボレーションで凝った展示の仕方を行っている水族館が増えた。ここ【新江ノ島水族館】はその先駆けであったといって良い。女性は、クラゲの透明感ある幻想的な雰囲気を好むことが多い。私は全然面白いと思わないのだが。そういうところがモテない由縁であろう。

 私は女子力研究家であるのだが、それに迎合しきることができないんだよね~

 クラゲのどこがよいの? エチゼンクラゲの触手とかサナダムシの集団みたいでキモいやん(クラゲが好きな人を無駄に敵に回す発言)。

 あとはお決まりの魚がいて、お決まりのイルカショーがあって、休日はとにもかくにも混みまくっていて、なかなか大変な施設である。混み具合は今まで数々訪れた水族館の中でも一、二を争う。

 私の江ノ島の記憶は、やはり水族館よりも、小学生の頃、毎週のように自転車に乗って釣りに来たことである。背中にサスケのように釣竿を背負い、近所に住む同級生と自転車に乗って30分、江ノ島への橋を渡ってすぐの堤防で、ひたすら浮き釣りに明け暮れていた。あまり釣れないことの方が多かったのだが、当時はなぜか釣りが大好きであった。釣りは好きだがあまり釣れない――それは、狙いが魚から女性に変わっても、私のウデ自体は変わらなかったようである(うまいこと言ったようで言っていない下衆な発言)。

 江ノ島にはたくさんの思い出がある。だが、その思い出の中の「楽しい」というカテゴリーに、江ノ島水族館はカテゴライズされていない。私の中の「江ノ島」に、水族館は無いに等しいのである。




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