@頂上駅内
備考:以前はここでしか購入できないメダルが2種類あった模様。自分の足で登ればタダで辿り着けますぜ!
正直であることはとても大切なことである
【箱根園】内ラストの場所は、【箱根駒ケ岳】である。長野県の【駒ケ岳ロープウェイ】でも記念メダルが販売されているので非常に紛らわしく、メダラー泣かせの場所である。再び訪れるには、再び駐車料金1000円を払わなければならない。なんだか悔しくなること請け合い。
この箱根駒ケ岳は登山ルートもあるので、自分の足でロープウェイ代を浮かすこともできる。私は山メダルはできるだけ登山をして手に入れる主義だったのだが、歳を取り、年功序列で給与も上がってきた今、なんでも金で解決である。金があれば時間と体力を温存できるのである。世の中、金である(果てしなく寂しい発言)。
私が登った時は、霧に包まれた文字通りの方の五里霧中という感じであった↓
というロープウェイであった。ちなみに、切符売り場では「頂上では何も見えませんが、いいですか?」とちゃんと訊いてくれた。良心的なお姉さんだった。しかし、記念メダラーにとって景色が見えるかどうかよりも、メダルがあるかどうかが最重要である。行かないという選択肢はないのである。
登ってみると……
これはこれでなかなか面白かった。別に強がりではなく。
一緒に登った家族連れがロープウェイ乗り場の人に「神社はどこですか?」と訊いていて、「ああ、神社なんてあるんだ〜」と思いつつ、この霧の中で場所の説明をするのは至難の技だなぁとも思いつつ。
ロープウェイ乗り場から出るとちょっとした広場のようなところとなるのだが、霧の中で蠢く影がチラホラ見えるのがなんだか楽しい。異世界の住人の影を見ているような錯覚に陥る。実体は、家族仲睦まじく訪れているリア充な方々であるが。ファッキンジャップ。
そんなこんなで、着いて15分くらいですぐに下ったのだが、まあまあ愉快な場所であった。晴れていれば山中湖を望めるきっと素敵な景色であることだろう。しかし、こうした霧の世界を堪能するのもまた乙なことであることよ。
親父二人で訪れたのでなければ。ロープウェイを降りると観光地でよくある待ち構えているカメラマンによる「強制記念撮影」が待っているのだが、よくこの組み合わせの二人を相手にして撮影したものである。絶対写真を買うはずないのに。
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