奈良県【東大寺】 記念メダル

 あの巨大大仏様と鹿で有名な奈良県【東大寺】である。大仏様を拝みに行くには、数々の鹿の糞トラップをかいくぐらねばならない。水たまりかと思って油断して突っ切ると、実は鹿のションベンだったなんてこともある。とにかくこの場所はトラップが多いので気を付けねばならない。入堂券を買ってグズグズしていると、手にしていたその券を背後から鹿に食われることもある(中学校のときの修学旅行で実際に経験した実話)。

 近年の国際色が豊かになった影響で、外国人観光客が非常に多かった。鹿と一緒に写真を撮っているのは大抵外国人である。鹿の方も心なしか外国人に積極的に寄っていっているように見えた。エサくれる率は明らかに外国人の方が高いからであると推測される。これが学習指導要領で謳われる「生きる力」というやつか!?

 十数年ぶりに訪れたが、大仏もデカイが、大仏がいる建物がとにかくデカかった。そのスケールの大きさに圧倒された。大きくなってから見た方がよりデカくみえるというのも皮肉な話である。

 4月に「情報セキュリティマネジメント」という国家資格試験があるので、ついでにその合格祈願をしてきた。「合格祈願」と題された絵馬のコーナーには、様々な合格が祈願されていたわけだが、中には英語をはじめとした外国語で書かれた願いも多数あった。仏さまも中国語ならギリいけると思うのだが、ペルシャ語やアラビア語っぽい文字も読めるのだろうか? 「ごめんごめん、読めないもんで無理だったわ」とか言わないだろうかと、勝手に心配になった。

 また、奈良には東大寺が運営する「東大寺学園」という日本有数の進学校があるのだが(開成や灘クラス)、そこへの合格を祈願した絵馬には、できることなら何でもするという必死さを感じた。遠方の県外からわざわざ東大寺までやってきてこの絵馬を残していった努力には感服である。そこまでできる者だけが、選ばれた進学校に行けるのだろう(東大寺学園で毎年最も多い進学先は京都大学である)。

 そんなわけで、久しぶりに訪れた東大寺は、私自身が年齢を重ねたことにより、中学生のときとはいろいろと見る視点が違って、違った楽しさがあった。子供の時に訪れた場所に再び訪れるというのは感慨深いものである。

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