広島県【広島平和記念資料館】 記念メダル

 広島では唯一行きそびれていた場所である。広島はなかなか広大な県で、中々の数の記念メダルが散らばり、しかも見応えのある施設も多いので、4回訪れてようやく回収しきった(【大和ミュージアム】なんてしっかり見学したら丸一日かかる)。また懸案であった【比治山神社】も実は【広島平和記念資料館】の近くにあり、自然な形で立ち寄ることができた。若くて綺麗な巫女さんにとても丁寧に対応していただけて感謝である。記念メダルの入手はかなり困難だが。誰か入手したという報告を見てみたい。見てみたいです!(他力本願)

 さて、そんな【平和記念資料館】であるが……

↓この日の気温は40度に迫る勢いであったこともあり、この光景を見て危うく逝きかけた

 1年前の【坂本龍馬記念館】の悪夢がよぎった。この看板を見たときは広島お好み焼きに自分の頭を挟んで焼こうかと思った。

 ただ、別館は営業しており、そこに簡易のミュージアムショップもあり、記念メダルも無事販売されていた。頭を焼かずに済んだ。

 ここの記念メダルは、販売機ではなくレジ前でカゴに入れられて売られているパターンである。ネット情報だともう1種類「原爆の子の像」のメダルがあるとのことだったが、私が訪れたときにはなかった。残念だったが、1枚もないよりマシだと気を取り直した。

 そんなわけで公開されていたのは別館のみである。入場料は200円で、別館のみでも十分それに見合うだけの展示内容だった。200円以上の価値は確実にある。というか、施設維持のためにももっととっても良いと思うが、施設の属性上、幅広く来場してもらいたいという思いが値段に現れているように感じる。先立って別館がリニューアルされていたこともあり、最新の設備によるCG映像とジオラマを組み合わせた展示物等があり、生々しさと、それでいてある意味では小さい子供にもショックを与えすぎないような配慮とが絶妙なバランスで保たれていた。

 この場所は冗談で語って良い場所ではないので、大きな言及は控える。ただ一つ述べられることは、月並みな言い方だが「一度は訪れるべき場所」だということである。私は長崎の「長崎原爆資料館」にも行ったことがあるのだが、この二つの施設はやはり特別な場所であると思う。

 私はふだんふざけて生きている人間であるのだが、この二つの施設は、背筋を正してくれる場所である。特に最近、あることがきっかけで「子供の死」ということをとても考えるようになって、この資料館が示す一つ一つの事柄が心に迫って来るようになった。

 地獄のような惨状の中で、子供のことを第一に考える母。

 熱で溶けてひと塊りになった牛乳瓶を見て、「熱かっただろうに」と亡くなった子供の死を悲しむ親類。

 個人的には、子供に戦争の悲劇を伝えたいと願い、こういった施設に来ることを遠足や修学旅行で設定する大人側の考えは理解できるが、まずはその大人がきちんとこういった場所へ来るべきであると考えている。ただ漫然と連れてきて「連れて来た。戦争教育をしている」という自己満足をするのではなく、「何を伝えたいのか」ということを、たとえ伝わらないとしても、明確にもって連れてくるべきではないかと思うのである。

 早い話が、あんたら(学校の先生)がまず行ってきなさいよ、ということだ。

↓この写真一枚だけ、記録に残した。

 【平和祈念資料館】は、平和記念公園内にあるので、園内には他にも見るべき場所がある。その代表格が、記念メダルの図柄にもなっている通称【原爆ドーム】と呼ばれる建物であろう。【平和祈念資料館】から歩いて数分のところにある。

↓外国人もたくさん見にきていた。特にアメリカ人がこれらを見たとき、どう思うのだろうか? やはり「原爆投下は必要なことだった」と思うのだろうか。日本人でもそう考えている人がいるのが私にはちょっと理解できないのだが。

↓青空と原爆ドーム。元々は産業奨励館という施設であったらしい。

↓建物の周りをぐるっと一周できる。

 せかせかせずに、じっくりと腰を据えて見学したいところ。

 本館のリニューアルが終わったら、また訪れてみたい場所である。ついでと言ってはナンだが、1種類売り切れたことだし、リニューアルを記念して新しい記念メダルも販売してほしいところなのだが、いかがだろうか。

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