【販売場所】
@3階「休憩室」(2018.8現在)
備考:見学の動線上に無いので、目にすることなく退館する客多数だと思われる。
3階からスタートで3階に休憩室を設置する真意とは?
【海響館】は、山口県は下関市にある本州最西端の水族館である。いやー、来たね、最西端!
お盆休み二日目に訪れたため、家族連れで大変賑わっていた。18年くらい前に一度リニューアルされた水族館らしく、現代風の建物と綺麗な室内で、まさにいまどきの水族館といったテイであった。お値段も水族館らしく2000円オーバー。記念メダルの旅をしていると、2000円を「まあ仕方ない」で済ませられる心の広さが身についてくる。
記念メダル自販機は3Fの「休憩室」に設置されている。この日初めて訪れた場所で、しかも通常の開館時間9:30より前に到着したのにもう開館していた! ということで空き空きの館内をのびのびと見学していた&3Fから回っていく建物構造ということもあって、全然疲れてなかったから休憩を欲していなかったため、スルーしてしまっていた。出口までたどり着き、ミュージアムショップを探してもなく、開館直後で余裕ありありだったレジのお姉さんに尋ねたところ「あ……えっと…」と非常に言いにくそうにこの事実を告げられた。30半ばのおっさんがよほど目をギラギラさせていたのだろう。大変申し訳なかった。
ただ私思うのだが、記念メダルを三度の飯より欲している人間が見つけられない場所に青い自販機を設置するのは構造上の欠陥だと思うのだが。探しても見つからない場所にあるというのははぐれメタルに遭遇するくらいの運が必要だということである(暴論)。青い自販機に出会えるかは日頃の行いに左右されるということである。せめて順路の動線上に設置してくれ。虫の知らせが聞こえて再入場スタンプを手の甲に押してもらっておいて本当によかった。ミュージアムショップにあるだろうとタカを括らなくて本当に良かった。日本が平和で本当に良かった(不要な話)。
値段に見合った素敵な水族館
ここの水族館の印象はなかなかよい。入場してすぐムーディな演出のエスカレーターに乗って上がってゆき、溢れんばかりにやる気を身体中に浴びる。初デートでここに来たら絶対にくっつけさせてやるぜというやる気を。30半ばのおっさんが一人で来ちゃって申し訳ない。
からの、序盤にすぐあるイワシトルネード!
普段物事に感動しない人間である私が、多少感動した(多少かい!)。私が多少感動するということは、必要以上に多感な頃の初々しいカップルであったならイワシを焼き魚にするくらい燃え上がること間違いなしである。
また、下関にある水族館だけあって、フグがかなり充実していた。トラフグって超でかいのね〜。
また、出口付近では「寄生虫」関する企画展示をしていて、これが良い意味で超気持ち悪かったので、ぜひご覧いただきたい。家族連れのお父さんが揃って「キモッ!」と言っていた。お父さんは気持ち悪いものにめっぽう弱い生き物らしい。子供の方がこういうところでは逞しいよね。
ということで、なかなか楽しめた施設であった。本州最西端! という属性が旅の醍醐味を演出しより一層価値を押し上げる。近くにはぶらっと訪れてすぐ乗れるヘリコプターの遊覧飛行を実施しているところがあったり遊園地があったり、この辺一帯が団結してこの地を盛り上げている感じがあった。これからもぜひ頑張っていただきたいーーというテキトーな応援にて筆を置く。
コメントを残す