大阪府【茶平工業株式会社 3rd】 記念メダル

茶平工業 記念メダル 梨地 金
茶平工業 記念メダル 梨地 銀
ドン・キホーテ 記念メダル The Peak Hong kong

【散乱場所】
@応接テーブルの隅とか
備考:会社のあちこちにメダルが無造作に置いてあって「ここにくれば全てのメダルが揃うじゃん。北海道とか沖縄とか行かんでも」といつも思う。

販売機&刻印機を配送してもらえない問題

土砂降りの雨が降り注ぐ【高田寺】。雨降っていると途端に荷物の積み込み難易度が上がるよね……。濡れると壊れちゃいそうだし。

 【高田寺 開創1300年記念事業】が無事に終わり、メダル御守りの売れ行きやら、1日中販売機の前に張り付いて経過観察したことから分かってきたことやらを分析しようと記憶が鮮明なうちにレポートをまとめていると、【高田寺】から連絡が来た。いわく——

販売機と刻印機が返送できない

 とのことであった。要するに配送業者に断られたらしい。

 実はこの懸念はレンタルしたい意向を伝えた当初から、茶平工業の社長さんから伝えてもらっていた。この大きさの荷物を配送してくれる業者は限られると思います、と。

 詳しいところはよくわからないのだが、お寺にはお寺の事情があって、どんな配送業者を利用しても良いというわけでもないっぽく、とにかく二重の困難さで事態が行き詰まっていた。

 そんなわけで私の車中泊仕様の軽バンの登場とあいなったわけである。きっと私はこの日この時のために軽バンを購入したのに違いない。まさに神様のお導き——もとい、お薬師様の思し召しである。ありがたや〜

巻き込み事故のお薬師様

 事前に「直接持ち込んでも良いっすか〜」と茶平工業に連絡したら、「全然OK〜♪( ´θ`)ノ」みたいなノリの返信をいただいたので、雨が降りしきるなか走り切ったマラソン大会後朦朧とする意識のなか【高田寺】まで青いあんちくしょう達を積み込みに向かったのだった。

「ここに停めて」と送られてきた写真。雨の中、私のことを待っている販売機(右)と刻印機(左)。なんかかわいい。
バンといっても軽だから乗るかな〜どうかな〜と心配しておりましたが、1セットなら余裕で乗りました。ちなみに刻印機は一人で余裕で持てますが、販売機は激重です。お坊さんと一緒に記念メダル販売機を必死に積み込む珍妙な光景が仏様の前で繰り広げられました。

 自分のクルマに、日頃あれほどまでに想いを寄せているあの青いメダル販売機&刻印機が載せられているなんて、なんだかイケないことをしている気分になる。なんなら我が家に販売機と刻印機がやってきたも同然である。いっそのこと自分の部屋に販売機と刻印機がある光景を記念に撮影しようかとすら思ったのだが、一人でおろしたらさすがに腰が爆発する(アラフォーの悩み)と判断し、やめておいた。というか普通に怒られそうだし。

 そんなわけで、販売機&刻印機を引き取り、日を改めて【茶平工業】へ向かったのであった。

三たび茶平

吹田SAにて。周囲のクルマはよもや隣のクルマにあの記念メダル販売機&刻印機が載っていようは夢にも思うまい。やろうとどこでもメダルに刻印ができる夢のような状態なのだ! おろすのに腰が砕けるかもしれないけど!

 【茶平工業】を訪問させていただくのは、通算3回目——メダルを集め始めた当初、大阪旅行の折にちょっとだけ立ち寄って外観を見学したのを合わせれば4回目——である。ご近所の方々も、まさかここから全国津々浦々にあの有名な記念メダルが長きに渡って生み出されていることは知らないのではないか。

 会社の営業日でなければ訪問は適わないので、必然的に平日の訪問となる。1週間かけて仕事を調整した結果無事に有給を取得し、いざ大阪は住吉区へ。平日の高速道路は働く車が多いが、SA・PAが空いていて良き。

普段は私が寝るためのスペースでございます。
私は前日の夜出発→SA・PAで車中泊で1泊というのが黄金ルートで自動的に深夜割引も適用されるのでよくやるのですが、今回はもちろん寝るスペースなど文字通り1ミリもないのであった。
品名「刻印機」‼︎ 取り扱い注意だ!
北海道開催の【古代エジプト展】から使いまわされたっぽいダンボール箱

 とりあえず「サービスエリアに記念メダル販売機&刻印機がある風景」というのを撮ってみたかったので撮った次第。人は意味のないことを無性にやりたくなる瞬間が不意に訪れる生き物なのである(人類を巻き込む言い訳)。

 途中、サービスエリアでラーメンを食べながら資格試験の勉強などをしつつ、時間調整をして無事に到着‼︎

Twitterではいつも「まだあったんか⁉︎」みたいに驚かれるレトロ文化の代表格メダル販売機&刻印機であるが、真にレトロなのは製造会社の外観である。販売機も刻印機も時代に合わせて進化しているが、社屋は昭和の味をその姿に残す。ただし、中は綺麗だ!

 着いて早々、荷台に積んだ激重荷物達を手際よく降ろしてもらい(何もできない棒立ち人間が現る←私です)、案内されるままに社内へと導かれる。そう、本当の戦いはここからだ!

新しいメダルスポットを訊き忘れるという罪深き凡ミス

この応接テーブルに着席するのも3回目だ!
お話ししている間は必死過ぎてまったく気が付かなかったんですが、壁に貼られているシュールなウサギちゃんは何者なんすかね⁉︎

俺のメダルコレクター論

とりあえず手土産忘れて死にたい
( ;∀;)

と入室早々思ったのだが、そんなことをおくびにも出さず図々しく座るメダルコレクターが一人私です。

 茶平工業の皆々様も、私が荷物を運んできただけで大人しく帰るとは思っていなかったらしく、笑顔で向かい入れてくれたいつもすみません。

 例によってここで色々な話をしていただいた。今までになかった点としては、前回私が訪れた後に入社されたというお若い社員さんのお二人を紹介していただき、そのお二人が担当している業務についてを中心にお話ししてもらったということにある。社長さんがお二人を私に引き合わせてくれた意図の真なるところはもちろんわからないのだが、私としては当然超嬉しかったし、お二人はメモや自分が担当した製品まで持ち寄ってくれてただ荷物を運搬してきただけの輩にとても真摯に応対していただいた。ありがたすぎて恐縮しっぱなしであった。ただ予想外の展開すぎて、冒頭に私が「コレクターなんてメダルの売り上げ貢献率的には最下層の部類なんだから狙うべきマス層はそこじゃない。コレクターの要望なんて聞いてたらダメだ」みたいなことを先制パンチのように言い放ってしまったので超気を遣わせるという事態に陥らせてしまった。人間は緊張するととんでもないことを口走るような人体構造になっているらしい。

 ただこの発言は私が日頃から強く思っていることでもあるので、だからこそパニックになって本音が出たということだろう。もちろん私が単独でたどり着いた話というわけではなく、元ネタがある。

 上記の話を語るのは「ブシロード」というオタク文化の先導者のような会社の社長さんである(私は根っからのオタクなのでもちろん尊敬している)。

 この話で記念メダルに絞った極端な例を一つ挙げれば、「古参コレクターは金型で作られた昔ながらの記念メダルを切望するが、現在売り上げが高いのもコレクターではない人が手に取りやすいのもプリントメダルだ」という事実がある。もっと言えば、前者と後者ではたぶん、同じような価格帯で販売した場合の利益率も異なるだろう(当然後者が利益率高めと予想)。私も普段はメダルコレクターである前にいちサラリーマンである。営利企業の利益になるために存在する人間であるので、”会社として最もリーチすべき層””最も粗利が得られる販売戦略”といった事柄は、正直メダルのことよりも日々真剣に考え抜いていることである。というか、どんな商品であれサービスであれ、ここがスタート地点なのだから、サラリーマンである以上それが全ての毎日であるといっても過言ではない。

 極端な話をすれば、メダルコレクター向けの商品を開発してもそんなに売れないと私は考えている。受注生産ができる体制であれば利益は出るだろうが、反響の大きさから期待するほどの利益はあがらないだろうし、ロングテール的な利益は得られても売り上げの主戦力になることはないだろうと予想する。これは日々記念メダルブログというマニアを対象としたブログを運営している私が実感するところである。細かなデータをいちいちお見せするようなことはしないが、ひとつだけ述べるとしたら、「記念メダル」というキーワードによるSEOで検索結果2〜3位を常にキープしているブログの割にはPV数はそれほど多くはない、というのが私の実感である(ちなみに1位はもちろん【茶平工業】。2位と3位を争うライバルは茶平工業の通販ページ)。これはつまり、何でも検索する世の中になった昨今でも「記念メダル」というキーワードを検索する人はそれほど多くないということを意味している。つまり、「記念メダル」と検索してブログを訪れる一般の方はそれほど多くなく、ブログの閲覧者はリピートしてくれるマニアの方々が大半であるということだ。マニアがこの文化を支えていると豪語できるほどにはマニアは多くないというのが実情なのだ。

 このことから考えられることは、メダルの売り上げの大半はメダルを集めてはいない人たちによる購入である、という厳然たる事実である。少なくてもネットで「記念メダル」と検索して販売場所を追求するほどの情熱をもって集めている人たちは売上の主戦力ではない。

 だからマーケティング的に考えれば、極端な話、いかにメダルマニアではない層にリーチしていくか、という観点が出発点となる。最もわかりやすいのは、アニメコラボのイベントで記念メダルを販売する機会が得られたなら、メダルマニアが喜ぶメダルをデザインするのではなく、該当のアニメファンが歓喜するようなメダルをデザインすることが肝要となる、ということである。そのイベント自体がアニメファンに向けたものなのだから、当然といえば当然の話だ。で、アニメファンが喜ぶとしたら、金型メダルですか? それともプリントメダルですか? という話なわけで、答えはわざわざ言うまでもないだろう。ただ、その中間物といえるスカイツリー展望回廊イベントのようなメダルが製作されれば両需要が取り込めるわけではあるが、後述するがあれは実現がなかなか難しいらしく、どこまでいっても「オークコーポレーションすげー∑(゚Д゚)」エピソードに帰結する。

このデザインを実現することは実は途方もなく困難なことなんですって!
オーク偉大過ぎ

 というかそもそもメダルマニアの需要を取り込む必要があるのかな? という話を今しており、私の中ではそんなにないんじゃね? という結論なのであった。つまり、アニメイベントにおいてはアニメファンの需要に応えるメダルをデザインすることが売り上げ的には最も重要であり、それ以外は誤差の範囲なのである。これはカハクの特別展でもトーハクの特別展でも同じことがいえる。その特別展の来場者の心に刺さるデザインのメダルであることが肝要であり、メダルマニアはどんなデザインでもどうせ買う、というミもフタもない現実がある。

正直これ何の面白味もないデザインだけど、みんな買ったでしょ?

 ただ難しいのは、ネット上で一番反応が熱くなるのはメダルマニア向けの商品を発表した時であるだろうというジレンマがあることだ。これは例えば【高田寺】の記念事業の際、電話での問い合わせで一番多かったのはメダルに関することだったという副住職からの報告が一例として挙げられる。が、もちろんお寺をお参りした方々もメダル御守りを購入してくれた方々も大半はメダル何それ? な人たちである。つまり、一番反応してくれるのはマス層ではない、というのがSNSマーケを行う上で難しい観点であるといえる。いつだって少数派の声は大きいのだ。わざわざ声を上げるほど熱心ではないサイレントマジョリティな層が実は売り上げの主要ターゲットとなることは世の常である。サラダマックの失敗の話はマーケティング界隈では非常に有名な話であるが、個人的には、この話の失敗原因としてよく挙げられる「人は自分を綺麗に見せるためのウソをつく」という話はあんまりしっくりきていない。そういうこともあるとは思うのだが、私が考えるそもそも論は、アンケートに答えてくれるほどマクドナルドに対して熱心な層が主要売り上げ層ではない、という予想である。マックの主要な売り上げは”たまにしか購入しない人たちの集合体”なんじゃね? という考えが根底にあり、そういった人たちは時間をとってわざわざアンケートに答えてくれるほど熱心ではないし、たまにしか食べないならわざわざマックでサラダなんて注文しないし、”いかにもマック”といった体に悪くてガツンとくるからこそおいしいメニューを選ぶんじゃないのかな、と考えている次第である。まあ知らんけど( ・∇・)

 記念メダルが置かれている現状は、昭和や平成初期の頃とはまったく様相が異なると考える。もう「地方博」という文化も過去の遺物級に廃れたし、「観光地には必ず置いてある記念メダル販売機」と呼ばれた時代ほどには観光地では見かけなくなった(SNS上ではそういう紹介をされがち)。もちろん現在でも主要な販売場所は観光にちなんだ場所ではあるものの、一方で、”観光地といったら記念メダル”という概念にそもそも馴染みがない若年層が、それとは知らずに購入する時代に突入しているのである。ファングッズとしての、”記念”という冠をもたないイベントグッズとしてのメダル——それを記念メダルマニアの多くはそれほど両手を大っぴらに広げて歓迎しない風潮があるだろう。が、爆発的な売り上げが見込めるのはどちらでしょうね、という話になれば、どちらだろうか。イベントグッズとしてのメダルであるならば、金型メダルですかプリントメダルですか、という話になればどちらだろうか。

 つまり、自社の売り上げを向上させるために話を聞くべき相手は誰だろうか、という話を冒頭でいきなりかましつつ、ブシロード社長の「マニアがジャンルを潰す」という有名なエピソードを交えながら、というメダルマニアの話を真に受けていてはいけませんよという矛盾に満ちたよくわからない話で締めくくり、困惑の表情ばかりを社員の方々に残してきた次第である。なんて迷惑な訪問客であることよ。

 まあとにかく何が言いたかったのかというと、”今いる顧客だけに向けたマーケティングだけだと先細っていくよ”ということが私のサラリーマンとしての考えの根底にあるので、プリントメダルという技法を開発してアニメやファングッズ等の新規ジャンルに進出し開拓していったことはすごいことだと思うんですよメダルマニアにアンケートを取っても絶対に出てこなかった発想だと思うので〜と媚を売りたかっただけなのだが、おそらく私の説明力不足で伝わらなかったと思われる。

 記念メダル界隈では、オークコーポレーションってそういったマーケティング手法がズバ抜けて上手いよね。まあメダル界隈の範囲での話ではあるのだが(事業の調子とかは何も知らない)。メダルマニアもイベントファンもアニメ課金勢もみんなが納得するデザインを実現させる唯一無二の存在である。会社訪問してみたーい。

 というのが私が茶平工業のニューフェイスであるお二人に偉そうに語った内容の概要である。もちろん社長は苦笑していた。私を招き入れてこの席に座らせたことを後悔していることだろう。早く帰れとは言いづらいだろうし。ごめんなさい。

 なお私のこの上記に示した考えに対する反論はもちろん受け付けますが、反論に対する反論はしないので、ご承知おきを。

訪問したことで判明したいろいろ

 正直、ここに書ける話と書けない話とがあるので慎重を期する記述となってしまうのだが、話せる範囲のことをメモ程度に列挙する。

  • 販売機の輸送を請け負ってくれる運送会社が少なくて、多くの施設が困っている(例:【高田寺】)。
  • 金の価格が高騰していて、金メッキ処理をするのがいろいろと大変らしい……(/ _ ; )
  • 上記新入社員のお一人は2022年度4月新卒入社のデザイナーの方。最近通販メダルのデザインが格段に良くなったのはそのため。新卒採用の若い方なので、今後により一層の期待↑↑。ちなみに幼少期からメダルを集めていて、それきっかけで入社を決めたというコレクターの最終進化系な方であった。今後はどこへも行かずに全てのメダルが入手できるというチートポジションを確立。
  • もう一人の新入社員の方は営業担当の方で、観光事業のことを大学で研究していたという本格派。とりわけアニメメダルへひとかたならぬ思い入れをお持ちで、アニメメダルの発展に対して熱く、非常に熱く語っていただいた。今後により一層の期待↑↑。メダルは特に集めていなかったらしい。そっちの方が当たり前だと思いますが。
  • このお二人が組んで超美しいデザインの某アニメメダルを試作したのだが、版権の関係でボツになったらしい。「このデザインどう思われますか〜?」とボツデザインの試作品全5種類を並べて見せてもらえたのだが、100人中150人くらいがボツデザインの方が良いと答えることだろう。比べるまでもないというか、該当のアニメファンはもちろん、なんならボツにした相手側担当者もこのデザインの方が絶対良いと思ったこと間違いなしである。が、大人の世界では誰もが良いとわかっていることが実現できないという厳しい現実があることもまた真である。該当のアニメ作品の世界観に沿ったデザインであったことがファンも納得すること間違いなしの逸品であったことから、本当に残念でならない。これにめげずにぜひデザインの追求をしていってほしいと願うばかりである。同時に、「版権」の縛りの強さ・難しさを目の当たりにし、改めて「オークってすげー∑(゚Д゚)」となった次第である。インタビューしてみたい。
  • 実はアクリル製品が通販ラインナップにいつの間にか加わっていた
  • 香港の「ドン・キホーテ」で実は記念メダルが2年間販売されていた。だがメダルを販売していた店舗は閉店してしまったため、別の店舗に販売機&刻印機が移設され販売が継続されているらしい。が、現在ではどこのドン・キホーテで販売されているか茶平側も把握していないらしい。とりあえず12月までは販売が継続されているらしいので、香港まで行って販売場所を期限までに見つけ出した方は記念メダル界の伝説となることだろう。リアル宝探しRTA。
裏面に描かれた「The Peak Hong Kong」は日本語版HPもある観光スポットのようだが、そこにはもうドン・キホーテの影はない。
本家ドラクエに勝るとも劣らない難易度MAXのちいさなメダル探しに旅立つ勇者はいるのか……
似てると評判の【長崎ペンギン水族館】のアバちゃんと共に
  • 「巡メル」嬢のデザインは、件のデザイナーの方がしているわけではなく、別の社員さんによるものだとか。ちなみに当選品は超羨ましいラインナップだった! 私ももちろん応募したのだが、何て命名したのか本人ももう覚えてないくらいテキトーだったようである。由来とかも結構頑張って考えてメモ機能に書いたのだが、消してしまったのでもはや残っておらず。
  • 12星座メダル新バージョンが発売間近であるとのこと(現在発売中)。専用のアクリルケースを作って12枚セットで売ったら? と思ったのだが、企画がうまくいかなかったときの責任は取れないと思って言わなかった。でも販売機君&販売機ちゃんを星座のようにした図柄をアクリルケースに印刷して12枚セットで販売したら売れるんじゃないかな〜と今でもちょっと思っている。そもそも論、通販サイトであるSTORESのUIって微妙だな〜と思っていて、12種類を一つずつカートに入れるのがなんかめんどくさいし。それが1回で済むだけで好印象よね。
これで双子座!とか

 重ねがさね悔やまれるのは、新規販売スポットを訊き忘れてしまったことである。なんと罪深きことか……

 今後会社訪問を予定されている方がいらっしゃれば、ぜひ忘れずに訊いてきていただきたい。そしてぜひ情報を共有していただけたら幸いである。

記念メダルについて

のっぺらぼうなメダル

 今回、期せずして訪問させていただく機会を得たわけだが、行けるとなればガメつく見せてもらおうと心に決めていたメダルが上記の梨地ベースのメダルである。記念メダル界は最近、空前の梨地ブームなわけなのだが、その理由の一端は先述したアニメキャラの「版権」問題が絡んでいるとのことである。使用できるキャラの構図はごく一部に限られている上に、勝手に色々と背景等をいじることもできない制約から「梨地+キャラクター」というシンプルな構成に落ち着くことが多いらしい。

 で、背景は別に梨地でなくツルツルver.でも良いのわけなのだが(ワンピース的な)、この梨地は光が乱反射してメダルが明るく見えるようになっているという造りらしい。そんなことまで計算されていたのか∑(゚Д゚) と驚くばかりである。そしてそういうことを抜きにしても、個人的には単純なツルツルよりもこのザラザラ梨地の方が好きである。背景をコレにするだけで、なんだか映えるよね!

 裏面が【茶平工業】と銘打たれている物を持ってきていただいたのは、ブログ掲載を見越してのことかもしれない。いろいろなお心遣いに、本当に感謝感激あめあられである(いまいち感謝の念が伝わらない物言い)。




7 件のコメント

    • コメントありがとうございます。

      私は私の予想や考えが正しいと思って書いておりますが、詳しい資料を提供されて導き出したものではまったくないため、真なるところはもちろんわかりません。そんな考察もあるんだね〜、くらいの気持ちでぜひお読みいただければ幸いです。

    • 刻印機のみならサイズ的には実現可能! あとは売ってくれるかどうかですな( ・∇・)
      値段によってはありかもしれませぬ……

  • はじめまして。メダル販売場所を調べる際はいつもお世話になっております。
    今年の四月には茶平工業さんへ工場見学にも伺いまして、スマローさんのブログを見て見学に来たことを伝えると、茶平さんもスマローさんにはお世話になっています、とのことでした!
    販売場所は茶平さんでも把握しきれてないので、スマローさんの方がよく知っておられるので参考にしています、とのことでした。
    スマローさんのブログは文章も面白く、楽しく読ませて頂いてます!

    • コメントありがとうございます^ ^
      ご愛読、ありがとうございます。励みになります。

      工場見学に行くと「沖縄とか北海道に行かなくても、ここにくれば良いんじゃね?」という考えが頭をよぎりますが、記念メダルの発展のために売り上げに貢献しましょう!
      茶平工業さんには実はこのブログを通して迷惑を掛けてばかりなところがありまして(多くは語りませんが)、寛大なお言葉をいただけて、懐の深さに感じ入る次第であります。

  • 実は工場見学の際道を間違えて遅刻してしまったのですが、茶平さんにはとても感じよく対応していただきました。
    一階から三階のメダル販売機置き場まで案内して頂き感謝感激!
    何か理由を見つけてまた行きたくなりますね〜❕

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