@東京タワー1階「麦わらストア」店内。
備考:【東京ワンピースタワー】は2020年8月に閉店したが、ショップはまだ営業しており、メダルも販売されているとのこと。
世の中周りを見渡せばONE PIECE
「東京ワンピースタワー」は、その名の通り、東京タワー内にある『ONE PIECE』のテーマパークというかアミューズメント施設というかである。ちなみにこの場所は茶平工業HPの販売場所リストに掲載されていない、いわゆる「隠れメダル」である。ちなみにちなみに、東京タワーもまた「隠れメダル」スポットである。
ワンピース関連の記念メダルはとにかく多い。現在の世の中は、何かイベントを開催しようとなれば、とりあえずビールならぬ「とりあえずワンピース」という傾向があり、メダラーたちにとってはそうしたイベントとともに発売される記念メダルは嬉しいようなやっかいなような、複雑な悲鳴をあげることになる。ワンピースのメダルを後で見返しても「これは一体なんのときのワンピースだったかな?」と思ったりする。デートといえばとりあえず映画を観に行く人が、「あれは一体誰と観に行ったんだっけかな?」となるのと同じである。違うか。
記念メダルについて
この場所は実は毎年「周年記念メダル」が発売されるので何気に厄介である。記念メダラーの間で「毎年詣でなければならない場所」として名が挙がるのは【スカイツリー】【富士山】(関連施設で可)【セントレア】だが、実はここも新規参入してきた周年記念あんちくしょうである。あんちくしょう。
また周年記念メダルだけではなく、それに合わせるかのように新作メダルも発売してメダルを入れ替えていく、なかなか積極的な場所でもある。積極的な子を相手にすると、お金がいくらあっても足りないのである。
記念メダルの変遷としては、最初は「ルフィ」「ゾロ」「サンジ」「チョッパー」の無色のメダル4枚からスタートしたのだが、その後「エース」「サボ」「誰か知らんやつ」(すんません)の3枚が加わった。そして2019年(4周年)に今までの無色メダルが一掃され、いままであったメダルのカラー版が新発売となった。
で。
このカラー版メダル、今まであった無色のメダルにそのまま塗装(インクジェットプリント)をしているわけではなさそうな点がミソである。新たに金型を起こしたのかはたまた元からあった金型を適するように改造したのかは不明であるが、「平らなメダルに単純にオールカラーでプリントしたわけでもない」という点が非常に手が込んでいて高評価である。この辺が、オークコーポレーション製のアニメ関連メダルと、フジテレビのアニメ関連メダルとのレベルの差である。
オークコーポレーションの記念メダルへの熱い想い、並々ならぬこだわり、デザイナーの素晴らしいセンスには脱帽しまくりでズラまでもが脱げてしまう。
だから販売場所をもうちょっとだけ積極的に公開して〜という切実な記念メダラー達の切実な想い。
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