【販売場所】
@会場入り口の対面にあるグッズショップ
備考:テージープロデュースメダル
ムーって感じで怒る女の子は好きです、ずっと。
【不思議ムー園地 浅草花やしき】とは、2024年9月4日(水)〜10月14日(月)の期間に【浅草花やしき】内で開催されたタイアップイベントである。
『月刊ムー』とはいわずもがなな国内最大のオカルト専門誌である。しかし私にとってのオカルト専門誌は『MMR マガジンミステリー調査班』である。あの漫画の「な、なんだってーーーっ⁉︎」が大好きであった。あの頃はジャンプとマガジンがしのぎを削って切磋琢磨していた良い時代であったな〜(今もしているのかもしれないけれども)。
ただこの手のものは、若い頃に読んだから面白いと感じたのであって、今読んでも心からはなかなか楽しめない——そんなつまらない大人になっちまった自分がいることよ。
そんなわけで今回この『月刊ムー』のタイアップイベントには1ミリも興味がなかったのだが、記念メダルを巡る旅はそのくらいの温度感がちょうど良いと最近とみに思っているので、気分はむしろルンルンでむかったのであった(ルンルンて古い擬音語やな)。
実はこの特別展に入場するには別途500円かかる。それ【東山動植物園】と同じ入場料だからね! と値段に対する面積比で考えたらとんでもない高額展示だというツッコミを禁じ得ないほど狭かった。なんなら入り口から首だけのぞかせてぐるっと見回すだけで全ての展示を網羅できるくらいであった。しかしもちろん、私は500円を支払って隅から隅まで展示を眺めた。すべてはブログに起こす! という誰得なのか未だにわからない謎の使命感からである。
それでも10分くらいで退場してしまったのだが、それくらいのぬるさが記念メダルスポットとして実にちょうど良い。【東山動植物園】クラスだと疲れちゃうからあたい。
ちなみに場内は撮影禁止だったので、何一つとしてお届けできるものはない。
展示ラインナップは以下の通り。
唯一記録として残すべきものがあるとすれば、会場内で居合わせたカップルの♂の人が、宇宙人が地球に遺していった遺物群を前に彼女に熱く、非常に熱く己の知識とそれに基づく分析を語っていて、記念メダルに対して女性に解説しているときの自分を外から見るとこんな感じなんだなと思うなどした。
ちなみに彼女さんは深く頷いたり時折質問を混ぜ込んだりして非常に熱心に聞き入っていた。それが決して当たり前のことではないということに♂が気づいて、この関係を末長く大切にしてほしいと心の中でそっと願った(超余計なお世話)。
メイン会場なムー不思議博覧会
特別展示会場の向かいの部屋がグッズ販売会場となっており、実質にこちらがメイン会場である。
これは別に揶揄するために言っているのではなく、本当にこちらの方が見応えある展示がたくさんあったのである。無料なのに。
この「B級こそ至高」という感じの展示、いいね!
全然一生懸命見なくて良い感じが、実にちょうど良い。「池にムー大陸が浮上⁉︎」を何度も読み返す御仁などおるまい。
心が洗われていくようである……( ´ ▽ ` )
正直、500円払わなくてもここの展示だけで十分『ムー』を堪能できる。そのせいか 𝕏上の記念メダラー諸氏は展示会場に入場していない人がほとんどであったし、そしてそれが正解であった。己の取捨選択にぜひ自信をもって欲しい。
私がこの先の人生で『月刊ムー』を購入することは恐らく一度たりとも無いであろうが、そんな関係性である私と『ムー』とを、たとえ薄切りポテトチップスよりも薄くであっても関係付けてくれた存在——記念メダルに対して感謝の念がたえない。
ありがとう記念メダル、ありがとう茶平工業、そしてありがとうテージー株式会社。
記念メダルについて
月刊ムーのメダルは【テージー株式会社】公式 𝕏中の人が管轄するメダルであるので、記念メダラー向けへの告知はテージーからなされた。その後に月刊ムーの公式アカウントから告知がなされた。
詳しくは本ブログの【テージー株式会社】の項を参照して欲しいのだが、ムーのメダルは実は死ぬほど種類があるのと、1種類ずつナンバリングがされているのが特徴である。そしての新発売メダルにもナンバリングは継続されており、その数はなんと「No.19」である。
販売会場は非常にこじんまりとしていて、ここもまた名状しがたいB級感が溢れていた。実に記念メダルに相応しい。
デザインに関してはまあ、特に言及すべきことは見当たらない。とりあえず45周年おめでとー、である。
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