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【販売場所】
@テージー「Collemo」
備考:アルバム発売当初は「C-31」を購入すると赤富士、「C-34」を購入すると波のメダルがおまけで付いてきた。著作権フリー題材のメダルの先駆け(※画像引用https://tejitime.theshop.jp)。
待望の記念メダル専用アルバムが発売される
![](https://kinenmedal.jp/wp-content/uploads/2024/06/IMG_5554-1024x768.jpg)
ここ2年くらいの間に記念メダルを集め始めた人には伝わらないこととして、半世紀以上続く茶平工業製記念メダルの歴史において専用アルバムというものが存在しなかった、という事実がある。つまり50年以上、記念メダルは社会から野放しにされていたのである(危険思想の集団なのか?)。
これはコインアルバムでなまじ代用できていたから、という点が専用アルバム誕生に対する大きな阻害要素であったと考えている(※コインアルバム=貨幣コレクター用アルバム)。
テージー社製コインアルバムの利用は、茶平工業公式がおすすめしているくらいであった。
![](https://kinenmedal.jp/wp-content/uploads/2024/06/95c3cea5eb960f7ca9511c08b64f5561-1024x457.png)
(https://www.stampmedal.com/collector.htm)
かれこれ15年以上に渡って記念メダル収集の道に興じている私も、心の奥底で漠然と「あったらいいな〜」とはうっすら思っていたものの、全然期待していなかった。むしろ、漠然と「こんなにたくさんコインアルバム買っちゃったから、今さら専用アルバムが発売されたらどうしよう」という不安もセットで抱えていたくらいであった。
しかし、Xデーは突如として訪れたのである。
このXデーを「いつ?」と定めるのは難しい。無論、”専用アルバムが発売された日”とするのが通常ではあろう。が——
私は敢えてこれを、”記念メダルコレクターがテージーに入社した日”としたい。つまり、テージー株式会社公式 𝕏中の人が入社した日だ アンタ!! σ゚ロ゚)σ
NHKの『そのとき、歴史は動いた』が継続されていたら放映されてもよいくらいの出来事であった。間違いなく、記念メダルの歴史が動いた瞬間であった。
私も営利企業に身を置く人間であるので、第一義として「会社の利益に貢献する」=「儲ける」がある。が、そこを突き詰めていけば、究極は「社会の役に立つ」というところに行き着くものであり、そういった仕事を目指したい気持ちは常にある。お客様に喜んでお金を出してもらうというのは、理想やね!
記念メダルの世界なんてものは非常に狭きコミュニティなのかもしれないが、少なくても購入したほぼ全員が、この商品に喜んでお金を支払ったと思う。”世界を変える”というのは、そういうことなのではなかろうか。
私もそういう仕事をしてみたいみたいものだ!
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C-34派かC-31派か
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ヘビーな記念メダルコレクターにおいては、使用する収納アルバムに二つの派閥がある。型番「C-34」か「C-31」かである。ちなみに初心者のうちは「CF-30あたりを使っときゃ良いんじゃね?」というのもあるが、今回の話とはズレるので割愛。
まあ「C-34」「C-31」両者の違いに関しては以下の記事を参考にしていただくとして——
![](https://kinenmedal.jp/wp-content/uploads/2024/06/IMG_6624-1024x768.jpg)
![](https://kinenmedal.jp/wp-content/uploads/2024/06/IMG_0638-1024x559.jpg)
専用アルバムの発売順序としては「C-34」が先で(21年11月)、約1年後に「C-31」が発売された(22年9月)。これが何を意味するのか——「C-31」ユーザの私から述べさせていただくと、この後「C-31が発売されると信じるか否か」で派閥変更をした派としなかった派に分かれるのではないかと推察する。
そもそも論として、「C-34」の方がコスパが良い上にメダルに対する防御力が高いという事実がある。メダル1枚1枚に対してカバーを付けてゆくのだから当然だ。そしてアルバムからメダルを取り出す時もメダルに直接触れる必要がないという点で、収集物を大切に想うコレクター心理のキモを握っているともいえる。
じゃあ何であなた「C-31」を使ってるんですか? と問われれば、私に関して言えば、メダルアルバムにきちんとお金をかけようと決意した時に「C-34なんて知らなかったから」というのが答えとなる。もっといえば「某先人メダルコレクターがC-31を使ってたからよく考えずに真似た」ともいえる(ちなみにその先人コレクターも実は「C-34の方がメダル個々に対する防御力が高い」旨にきちんと言及していた。が、私は全然深く考えずC-34のことなんて調べもせず「パイセンが使ってるんだからこれで間違いないね♪(´ε` )」と安易な人間ど直球であった)。
これにはそれまで使用していたCF-30の「メダルに異様な汚れが発生する」&「ページの形崩れが止まらない」現象から一刻も早く逃れたく、いかにも丈夫そうな「C-34」の見た目とビニールを使用していない仕様に心がときめいたことが少なからず関係していると思われる。そう、私は焦っていたのだ。
ここまでグタグタ言って、結局何が言いたいのかというと、「C-31」派も潜在的には「C-34にしとけばよかったんじゃね……?」という想いが少なからずありをりはべりいまそがりなのではなかろうか、ということである。少なくても、私はそうだ。
ただもう、引き返すことができないくらいに「C-31」を購入していたので、「C-31」街道を突き進んでいるに過ぎない。「高級感」とか「見応え」とか「ページがC-34より形崩れしない」とか、そういった理由は全て自分を納得させるための後付け理由である。本音を言えば「C-34」で全然良かった。むしろ「C-34」の方が大きさが異なるメダルも同じページに収納できる分「こっちの方が良くね?」まである。はっきり言えば「C-31」の方が利点は多いのである。特に値段の点においてざっくり半額で済むところは抗いがたい魅力である。
だからこの「C-34ベース専用アルバム」発売を機に「C-31」派から「C-34」派に鞍替え出馬したメダルコレクターは少なからずいたのではないだろうかと考える。それを裏付ける一例として、当時メルカリで「C-31」のアルバムが大量出品されたことがあった。何を隠そう私が購入しようかどうかかなり迷ったくらいであったのでよく覚えているのだが(中古とは言えかなり格安だった。C-34、高いので……)、購入を踏みとどまったのはこの後C-31ベースのアルバムもおそらく発売されるだろうと踏んだからである。結果その通りにはなったが、正直重症なコレクターであるだけに私も先行発売された「専用アルバム」にこの時点で切り替えていてもおかしくはなかった。
「記念メダル専用アルバム」であること、そして潜在的には「C-34に切り替えたい」という想いを抱えていること、この二つが相まったとき、アルバム派閥の鞍替えを決断させるに十分な要件を満たしたと思われる。
ここで一つはっきりさせておきたいのは、私はこの話に関するすべての事象において、何一つ批判する気持ちはないという点である。ただ単純に「こういうことがあって、一コレクターである私はその時こういうことを考えていたよ」という記録を残したいのみである。このブログは、自分のための備忘録なので。
おまけメダル問題
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大したことじゃないのだが、購入を進めるにあたって、初期の購入時に付属したおまけメダルの扱いがちょっと難しかったという個人的な感想がある。
おまけメダルは当然欲しかった。ただ私は1枚あれば十分なタチなので、「購入する度&購入冊数分の記念メダルがおまけでもらえる」というシステムは、正直にいえば複数冊の購入を躊躇わせる要素だった。私が迷わず「余ったメダルは不燃ゴミに出せる」or「フリマサイト等で売り捌ける」人間だったら別に何も気にする必要なくガンガン購入したであろうが、記念メダルを不燃ゴミで出すのはやはり魂の部分で超抵抗あるし、フリマサイト等は買う専門である。
ただそれでもこの時期に数冊は購入したので、余ったメダルをどうしたのかといえば、「お子さんと出かけたときに記念メダルを見掛けたら(子供が欲しいというので)購入している」「別に集めているわけではないけど何となく数枚持っている」等のふんわりメダルコレクター勢に引き取ってもらったというのが私に起こった事象である。そういったふんわり勢はほぼ100%「自分で購入した記念メダルでないと意味はない」と自然と考える正統派であるので、ちょっと押し付けがましくなってしまったのは間違いない。
この問題の解決策としては「おまけメダル不要のときにクリックするチェックボックス」みたいなのがあれば良かったなと個人的には考えているのだが、BASEの機能的にそういったことができなかったのかもしれないし、変なトラブル防止のためにも敢えてやらなかったのかもしれないし、私みたいにいちいち気にしている人なんて他にいなかったのかもしれない。まあ何より注文時の備考欄に書けば良かったのかもしれない。
ここで何が言いたいのかというと、上記のメダルをめっちゃダブりで持ってる人が実は大量にいるんじゃないかという話である。だからどうしたというものでもないが🤔
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丁寧な仕事ぶりにLOVEずっきゅん
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専用アルバム発売初期は、専用アルバムの企画者 ・公式𝕏”中の人”の気合いの入り方がハンパじゃなく、一度の注文に対してクリアファイルのおまけが大量に入っていたり、直筆のメッセージが至る所に添えられていたりと、顧客満足度の上昇率向上施策がハンパなかった。しかもこれは、恐らく上司からの命令等ではなくて自主的に行っていたような雰囲気があるので、素直に「すげーな∑(゚Д゚)」と感心し過ぎ頷き過ぎで首がもげるんじゃないかと思った。
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これ一人ひとりに書いてたん⁉︎ という圧倒的な仕事量に一社会人として驚きを隠せません
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様々な過酷なノルマと戦うことで知られる証券会社の営業では「1日に3通の直筆手紙を書け」みたいなノルマがあることでも有名であるが、このときの手紙の書きっぷりは恐らくそんなレベルじゃないだろうなと予想する。右手が腱鞘炎にならなかったか心配で夜も寝られない(字体から推察して左利きかもしれないが)。
ちなみに”中の人”は 𝕏運用にかなり積極的で、記念メダルコレクターに対して反応するだけではなく、様々な公式アカウント、台東区の情報に対して自ら交流を深めており、「𝕏が仕事になっている」というのが垣間見える。全然悪い意味ではなく。
事実【テージー株式会社】の印象は、古めかしい社屋の雰囲気とは裏腹にすっかり「女性が活躍する現代的な会社」という感じである(まあこれには即売会イベントでお会いした女性の営業社員の方々の明るい印象等も大きく影響しているのかもしれないが)。
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一見すると古い体制が根強く残るような雰囲気を偏見から感じ取ってしまいそうですが、ノリが明るいのです! ”女性が活躍する会社”と表現すること自体がフェミニズム的にもうアカンかもしれませんが。
SNSアカウントの運用が仕事になるというのは現代において珍しくなく、アカウント運用代行業が一つの大きなビジネスとしてWEBコンサル界隈ではむしろ盛況なくらいである。特にインスタと 𝕏の運用代行は金になることで有名である。それだけSNS運用というのは実は奥が深く、難しいということだ。誰もがやっていることなのに。
プロが運用代行を行うときはいわゆるSEO的なアルゴリズムをハックする手法が取られることが多く、「SNSなんかでそこまでやるの?Σ(゚д゚lll)」という世界線が広がっていて、これは私の研究どストライク分野なのだが、ここでは割愛。
もちろん外注せずにアカウント運用を自社の社員で内製化し、例えばSHARP公式アカウント等を筆頭に社員の”中の人”の個性をバリバリ発揮して成功しているアカウントも存在する。フォロワー数2万超えの【テージー株式会社】もそれに該当するだろう。
”誰でも操作はできるけれども、実は奥深くて誰に任せても良いわけじゃない”という実は非常に扱いが難しいのが企業におけるSNSというものだ。余計なお金を掛けずに自社のPRができるという点でSNS運用の内製化&活性化は、現代の営利企業において一つの武器とするべく誰もが目指すところであるといえよう。ただそこには常にハレーションリスクが自社そして自社社員に対してつきまとうというリスクも存在する。
テージー公式さんはフォロワーが2万人を超える規模のアカウントになっているので、表に出すようなことはなくてもきっと悲しい目に遭ったこともあることだろう。また、自分自身がいわゆる”炎上”を引き起こして自社に迷惑をかけてしまうかもしれない恐怖が常に付きまとう中で、日々明るい投稿を続けている。プライベートでどんなに悲しいことがあっても、嫌なことがあっても、気分が乗らない日があっても、テレビ画面の向こう側で繰り広げられる光景に世界の行末を憂う日があっても、それをいっさい表に出すわけにはいかないのが、企業公式アカウントが背負う宿命である。
なんて立派な社会人なんだと心から尊敬である。私ならやりたくないからね、自社の公式アカウント運用なんて。別途お手当が、納得いく額で支給されるなら考えないでもないが。
ぜひこれからも頑張っていただきたい♪( ´▽`)
ただ”相手が好きになっちゃったらどうするの”的なリスクが優しさの陰には常につきまとうのは、現実世界でもネットの世界でも同じである。人間て難しい。
記念メダルについて
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『月刊ムー』のメダルあり過ぎ問題、あると思います!
いや、嫌なら別に買わなきゃ良いだけじゃんというのはもちろん正論である。が、そういうわけにもいかないのがコレクターという生き物のSA・GAなわけである。
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(『魔界塔士SA・GA』より)
たぶん、ちょっとずつ発売していった方が良かったと思う。せめて1イベント1セットずつとかで。
テージーの記念メダルは、専用アルバムのおまけだった2種のうち1種を除けば現在でも通販で購入できる(おまけ廃盤の1種も裏面違いなら現在でも購入可能)。ただ通販に先駆けて【文具マーケット】等のリアルイベントで先行販売されるのが恒例となっているので、首都圏在住の記念メダラーを中心に”現地購入”をする人も多数いる。私もブログ記事を書く都合上なるべくなら現地に赴いて購入したいし、何より現地で購入するのが楽しいからこそ記念メダル集めをしているところが大きいので、リアルイベントに参加するチャンスがあればなるべく足を運びたいタチである。が、【文具マーケット(第3回)】への参加が叶わなかった都合上、本記事にズラッと『月刊ムー』コラボのメダルが並んだ次第である。
『月刊ムー』は、”どんな雑誌なのか”くらいは知ってはいるが、興味をもったこともなければ手に取ったこともないしがない人生を送ってきたので、このメダルを見ても特に何らかの感情が湧き立つ要素が自分の中にそもそもない。そして一度に大量のメダルを放り込まれて食傷気味なのも相まって、正直あんまりポジティブな気持ちではない。
ただテージーメダルの鉄板デザインである「著作権が切れた名画」シリーズも数え切れないくらい多数発売されているにも関わらずこちらにはポジティブな気持ちを抱くのは、ひとえにそれこそが名画の名画たる由縁であるからだろうか。この辺の微妙なコレクター心理はいずれ深く考察してみたいところである。
が。
もう疲れちゃったから、割愛\\\٩(๑`^´๑)۶////
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