【販売場所】
@店内中央の回転式ラック
(東京スカイツリー イーストヤード1階「ソラマチ商店街」)
備考:かつて【歌舞伎座 はなみち】で販売されていたメダルが2023年3月上旬頃に突如別店舗にて発見され、記念メダラー達の歓喜の雄叫びがツイッタランドに響き渡ったのだった!
隈取リターンズ
青天の霹靂とはまさにこのことである。
まったく予想していなかった形で復活を遂げたのが、現在ここ【ご当地ピンズプラス】で販売されている歌舞伎メダル3種である。元々は銀座の歌舞伎座地下にあった【歌舞伎座 はなみち】というショップで、化粧を施した専用販売機まで用意されて販売されていたものなのだが、割と短い期間で販売終了となってしまった。記念メダラー的な観点からは、特にシンプルに隈取のみが描かれた金型メダルが、記念メダラー心を巧みにくすぐってくる良デザインでもあるため、唐突な販売終了に涙した者も多かった。
が、しかし。
今回の一報もまた、ツイッタランドに住まう住人の呟きによりもたらされた。
今回実際にお店に足を運んでみて改めて思ったのが
発見、凄過ぎ
(・Д・)アングリ
である。何が凄いって、
①ソラマチの中から発見したこと。
②このお店の中か発見したこと。
が、凄い。記念メダルを集めている人がよくぞ辿り着いてくれた! という感じである。
まず、前述の通りこの歌舞伎メダルは元々はソラマチ及び【スカイツリー】とは全然関係がない場所で販売されていたという前提がある。歌舞伎メダルを求めてソラマチに探しに来るなんてことはあり得ないのだ。
そしてこの【ご当地ピンズプラス】も、過去に何らかの記念メダルが販売されていたという前例はもちろんない。だから「もしかしたらここに記念メダルがあるかも〜」と思って探してみるとかは絶対ないのである。
加えて、今回実際に足を運んでみて感じたのは、森の中から木を見つけるような確率での邂逅であったということである。お店の名前からも想像できるように、似たような商品がたくさんあり、私の場合は探す気で行ったにも関わらずなかなか発見できなかった。もう完売しちゃったか〜と諦めかけたくらいである。
要するに、
邪念がない
ことがきっと、今回の発見に繋がったのだろう。私のように欲望にまみれて「どこかにまだ誰も知らないメダルは売ってないかな〜ゲヘヘヘヘ」と舌舐めずりしながら各地のキーホルダーコーナーを物色する人間にはきっとこういう発見はできないのだろう。いつでも探している人間には向かいのホームにも路地裏の窓にも探し人は見つからない。そんなとこにいるはずもないのである(山崎まさよし談)。
私もいつかこのような発見をして記念メダル界の歴史に名を刻みたいものである(と思っているから見つからない)。
最後に、私のように東京に馴染みのない人がこのお店へ辿り着くための道標を何となく掲載しておく。ちなみに地下鉄「押上駅」からの道順である。実は私は東部鉄道の「とうきょうスカイツリー駅」からソラマチ内に入ったのだが、東京の魔境をさまよい歩くこととなったのだった……
素直に押上駅を利用しましょう👍
記念メダルについて
今回のメダルの再発見が多くの記念メダラーに喜ばれたのは、メダルのデザインの良さも要因として挙げられると考える。特に金型で製作された隈取メダルは記念メダラーウケが良いだろうことが容易に想像できる。これ以上ないほどシンプルであるにも関わらずここまでインパクトのあるデザインを実現したのはてぇしたもんだ(江戸っ子風もしくは悟空風)。
実はこの再発見から数日後、一度完売したという情報があがり、その後復活したという経緯がある。いつまで販売されるのか、今棚に吊るされている物以上に在庫はあるのか、万が一在庫が無くなったときには補充されるのか——記念メダルを集める上での心配事は常に尽きない。売り切れを恐れて可能な限り早く買いに行ったら既に売り切れていて、逆にその後入荷されたなんてのはもはや日常茶飯事である。どう行動するのが正解かなんて誰にもわからないのがメダル道である。
もはや徳を積むという抽象的な道を歩み続けるしかないのかもしれない。
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