邪道【上越新幹線開通記念 新潟博覧会 新潟博’83】 記念メダル

 【上越新幹線開通記念 新潟博覧会】は、1983年に新潟県で行われた地方博である。

 情報はほぼそれだけ〜。

 詳細はほとんど不明である。グーグル先生に教えを請うと、一番最初にヒットするのは2016年に行われた「大日本市博覧会」という博覧会を各地域順繰りで開催していくというイベントの一つとして開催された「新潟博覧会」である。こちらは地方博というよりは、企業のイベントっぽい感じであった。

 【上越新幹線開通記念 新潟博覧会】に関して唯一具体的な情報として得られたのは、新潟県を中心に活動する「佐藤弥生」さんというシンガーソングライターがテーマソング『街はきらめいて』を歌ったということぐらいである。この方は今でも新潟県を中心に歌手活動をされているようである。

 以上!

 というくらい、情報がない。少数ながらも写真を掲載しているページも存在したが、どんなパビリオンがあったか等の全体像はほとんど掴めなかった。

 集客は108万人程度だったようなので、中規模のものだったのか、あるいはあまり奮わなかったかである。地元のシンガーソングライターをテーマソングに抜擢したところから考えると、規模はあまり大きなものではなかったのではないかと考えられる(テーマソングはそれなりの知名度の歌手が担当することが多い。屋外ステージでライブを開催することも含めて集客に繋げるためだと思われる)。

 記念メダルに描かれているマスコットキャラは「パクちゃん」というらしいのだが、名前の由来が全くわからないという絶望感。こちらのマスコットは現在「新潟市新津鉄道資料館」という場所に安置(←オイ)されているらしく、新幹線と朱鷺(トキ)とチューリップと日本海の波が合体して四位一体となったものらしい。記念メダルだとその全貌を窺い知るのは困難なのだが、着色された写真を見ると確かにその辺のイメージがなんとなくわかるものとなっている。

 パクちゃんの御神体

 でも、なぜ「パクちゃん」なのかは謎である。そのあたり、【さいたま博】の「さいたーマン」の方が非常にわかりやすく、後世の者にとって優しいネーミングであると言える。

 上越新幹線については、【上越新幹線開業初乗り記念】の項において詳しく述べたので参照されたし。今でこそ新幹線は世の中になくてはならない存在となったが、上越新幹線(と東北新幹線)の誕生には幾多の苦難が待ち受けていた。パクちゃんの誕生は、その苦労の上に成り立つものなのである。

 というような話題でウダウダ引っ張ってきたが、もう書くこともないのでここで筆を置く。高度情報化社会とはいえ、このようにほぼ埋もれてしまった情報というのもあるのだなぁと、感慨深く思う。個人の記憶も何かで残さなければ風の前の塵に同じである。

記念メダルについて

 パクちゃんの圧倒的存在感で成り立つデザインであるといえる。昔はこのように「マスコットキャラだけバーンと描く」とか「シンボルマークだけバーンと描く」といったパターンのメダルが多かった。デザインとしては現在から見ると非常に安易であるのだが、私が製作したメダルも正直まさにそのパターンなので、もちろん人のことは言えないのであった。むしろ今までの単純な図柄がスタンダードであって、最近の「オークコーポレーション」がデザイン・販売するメダルが非常に凝っているのである。昔ながらの単純なデザインのメダルでは「B級観光地感」がどうしても付きまとってしまうので、新たにメダルを製作される方々は、ぜひプロのデザイナーに委託していただきたい。という決して届かないこの願いこの想い。

 もちろん、こういう単純なデザインも記念メダラーとしては好きなんだけどね。記念メダラーとしては好きだけでは儲からないのである。

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