※実際に訪問した時の様子は記事下へ
(過去記事)読めないっす「門司港駅」
九州にお住いの方々からしたらなんて無知な奴なんだと思われるかもしれないが、私とりあえず読めなかったです、はい。ちなみに「もじこうえき」と読むらしい。
最近まで改修工事をしていたようで2019年3月10日にリニューアルグランドオープンしたようで、「限定記念SUGOCA」を販売していたらしい。「SUGOCA」って何? と思ったら、要するに「TOICA」と同じICカードらしい。って九州の方からしたら常識ともいえることをわざわざここに記すのは、このブログは私が学んだことの備忘録も兼ねているのでどうかご容赦いただきたい。
私にとって、九州は未開の地である。どうにかして開拓したいものである。一度でも訪れれば自ずと独特の地名も読めるようになってくるのが、北海道メダル探訪の旅でよくわかった。旅とは学びなのである。これぞ21世紀型学習として巷で騒がれている「アクティブ・ラーニング」だ!(いや、細かいことは知りませんが)。
九州を巡った際には、たとえもうメダルはないとはいえ、ぜひこの【門司港駅】を訪れ、読み方を永遠に忘れないようにしたい。
門司港駅はもともと本州からの貨物列車を船便で運んできてまた列車で運ぶための駅だったそうで、そういう意味では【青函連絡船】の発着駅みたいな感じだったのかな?
「本州への接続」というのは、過去の日本における国としての一大テーマだったように感じる。そして接続の場所には、必ずといって良いほど記念メダルが存在した(青函連絡船、瀬戸大橋、門司港、etc……)。
記念メダルは日本という国そのものの生き証人なんですよ奥さん(何が?)。
ということで、行ってきました! 門司港駅!
行ってきましたよ! 北九州市【門司港駅】。こんな荘厳な見た目だが、JR線のれっきとした現役の駅である。この外観は全然鉄道マニアではない私でもテンションが上がった。というか、記念メダルのおもて面がこの上ないほど忠実に描かれたものであることがわかり記念メダラー的テンションがMAXであった。
どうやら駅周辺一帯を「門司レトロ」と呼んでるようで、これは横浜港一帯を「みなとみらい」と呼んでるようなものなのかな? とにかくデートにぴったりなシャレオツな街並みで、おっさんが一人で闊歩するのは何らかの罪に問われるんじゃないかと心配になるくらいに良い雰囲気に満ちていた。久々に「いるだけでテンション上がる!」という素敵な場所であった。私の好みからいって恐らく、「ただの観光地ではなく、きちんと日常使いがされている」という点がポイント高かったのだと思われる。
さて、以前記念メダルが販売されていたのは実は駅ではなく、「港ハウス」という土産屋である。それがどこかと見渡せどどこにもそれらしき店はなく、グーグル様にお聞きしたら、歩いて5分くらい離れた場所にあるとのことで、記念メダルはもうあるはずがないとは思いつつも一応行ってみることにした。
残念ながら記念メダルはやはり無かったが、行ってみてなかなか良かったと感じる場所であった。記念メダルスポット以外は基本的に興味がない私がそう感じるのはなかなか珍しいことなので、オススメだぞ!(何様?) ただ、もちろん過剰な期待をしてはいけない。あくまでJRの駅である。インスタ女子的な楽しみ方ができる人なら映える場所がたくさんあって良いな〜と思うだろうが、「電車しか来ないやんけ!」と真っ当なことを言う人には向いていない場所かもしれない。くどいようだが記念メダルの販売はもうないので、記念メダラーが旅の途中で立ち寄るならば、くれぐれもそのつもりで。
記念メダルについて
門司港駅を忠実に描いた図柄、かつ、建物自体が非常に映える外観なので、記念メダルの王道を突き進むかのような一枚である。個人的には例えば最近の【横浜ランドマークタワー】のようなひと工夫があるとなお好みなので最高ランクで好きなわけではないのだが、昨今のインクジェットプリンターによるカラーメダルを見ていると、一周回ってこういった「基本に忠実」なメダルがやっぱりいいな~と思うのは、古参の記念メダラー達の共通の想いなのではなかろうか。「キャラクターメダル」と「記念メダル」の境界線が曖昧になってきた現在、メダルの売り上げはきっと上がっていて、それこそ時代の流れに合わせた商品戦略であるとは理解する一方で、少しずつこのようなメダルが失われていくのではないかという不安感がある。願わくば、金型から丁寧におこした記念メダルがこれからも製作され続けるを祈らずにはいられない。
駅が図柄に描かれた記念メダルといえば、私が真っ先に思い浮かぶのは【東京駅100周年】の記念メダルである。
外観の映える駅は、記念メダルにもよく映えますな!
全国の「我こそは!」と思う駅関係者のみなさんは、ぜひ記念メダルの製作をどうですかね。意外と売れると思うのだが。記念メダラーだけでなく、記念メダラーなんぞものの数にも入らない最強マニア集団「てっちゃん」達も購入してくれると思うので。
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