邪道【ワンピース ヒストリー オブ GOLD】 記念メダル

ワンピース ヒストリー オブ GOLD記念メダルルフィ
ワンピース ヒストリー オブ GOLD記念メダルエース
ワンピース ヒストリー オブ GOLD記念メダルサボ

悟空化していくルフィさん

 【ワンピース ヒストリー オブ GOLD】は、映画『ワンピース FILM GOLD』に関するPRイベントで、お台場の「ダイバーシティ東京プラザ」で2016年6月〜8月にかけて開催された。「ダイバーシティ東京プラザ」はお台場【フジテレビ】のすぐ近くで、後述するが【フジテレビ】では上記メダルの着色なしver.が現在でも販売されている。

 映画のPRイベントであったということで、映画ブロガーとして別に名を馳せてはいなかったがかつて頑張って更新していたブロガーの一人として、amazonプライムの無料ラインナップにあったこともあり、全然興味がなかったけど頑張って観てみた。もちろん私も昔は『ワンピース』のことが大好きであったが、ルフィは2歳だかしか歳を取ってないのに、私は20歳以上も歳を取ってしまったということである。『週間少年ジャンプ』での連載第1回目から、たぶんフランキーが出てくるくらいまでは毎週読んでいたのだが、大学を卒業したと同時にジャンプに触れる機会が全くなくなったのよね〜。

 で。

 2時間に渡る映画を仕事終わりの半分寝ている頭で寝転がりながら観て(寝オチする鉄板パターン!)まず思ったのが、「ルフィってこんなにバカだったっけ?」ということである。いや、ジャンプで連載中の現在のルフィや他の映画オリジナル作品のことはまったく知らないのだが、少なくても本作でのルフィは、問題が起こるととりあえず何かと「うぉぉぉぉおれはぁ海賊王になる男だぁぁぁぁ」と叫びながら真正面から突っ込みがちである。それで、真正面から殴って物事を解決しようとする。ピンチになればとりあえず「うぉぉぉぉぉぉ」である。判断・決断そして行動は鬼のように早いのだが、「叫びながら真正面から突っ込んで殴る」というテンプレートに従っているだけだからそのように迅速に行動できているともとれる。とにかく、思慮が足りない印象である。閉じ込められたら殴る、通れなかったら殴る、ムカついたら殴る、敵が巨大化したら腕を大きくして殴る——殴って解決といういわばジャイアン的手段のオンパレードで、時代は昭和に戻ってしまったのかと大変嘆かわしい気持ちとなった。

 こんな気持ちになったこと、最近でもあったなぁ〜と思ったら、それは「悟空」であった。ひょんなことから『ドラゴンボール超』を少し観る機会があったのだが、悟空は天然を通り越してすっかりただのおバカさんと成り果てていた。そのおバカ具合は、日常生活でも支障をきたすだろうレベルで、「激しい戦いを繰り返して頭打ちすぎちゃったからなぁ……吹っ飛ばされた拍子によく岩とか突き抜けるし……」となんだかしんみんりとあきらめムードにも似た気持ちになってしまう。幼かった頃はそれでも問題なかったのだが、いまや悟空も二児の父であり、長男は成人して結婚もしている。「天然」と見られてある種愛される要素でもあった特徴は、結婚して家庭をもち、さらには子育てをするに至って、大きな問題となる——それに苦労している奥さんの「チチ」は、いつしか「悟空さ!」と怒鳴ってばかりの疲れたお母さんと成り果ててしまった。打っても響かないことに途方にくれるような怒りを感じ、余計に無駄に打ってしまう悪循環である。

 主人公ルフィの短絡的な思考は、いつも結果に結びついていたために、周りをも動かす信頼へと繋がっていた。そこもまた悟空と同じ点である(悟空はセル戦で信頼を失いかけたが)。しかし、それは「マンガだから」というミもフタもないことを言ってしまう私である。職場の上司になんでもかんでもこのような感じで動かれたら、とても迷惑しそうだと考える。自らが動くよりも、まず適切な指示を出して欲しい——そんなことを思う会社人間なのであった。

 ルフィの短絡的な行動を周りが諌めるもののルフィは構わず突っ込み、結局それが問題解決へとつながる——というのが、本作の主要な構成であった(まあオチとしては「仲間がそんなルフィを利用して相手をハメた」というものだったが)。ジャンプっぽいといえばジャンプっぽいのだが、個人的にはもっと頭脳戦がある展開の方が好みだったな〜というのは私が歳をとった証拠ですかね⁉︎ 夏休み映画に文句を垂れるのは頭の固いおっさんになった証拠ですな!

 あと、記念メダルに描かれている「エース」と「ロー」は出てこないっす。

記念メダルについて

 「ダイバーシティ」のお隣【フジテレビ】では、ノンカラーバージョンのメダルが現在も販売されている。

 これらのメダルの上にインクジェットプリンターによる着色が施されていると思われるのだが、珍しく評判の良かったプリンターによる着色であったことを記憶している。オーク製以外でプリンター着色が評判を得るのは割と珍しい。「単純なプリントではなく、しっかりとした下地がある」という以外にも、このSD化されたキャラの評判が良かったのではないかと予想する。何事も、最終的に重要なのは「センス」である。このときは本気出したか【フジテレビ】。カラーバージョンを【フジテレビ】で再販したら結構売れそうな気がするのだが。

 ただ私、「サボ」とか「ロー」とか、よくわからないのよね……




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